2022年09月28日
恐怖心を煽るだけの報道はウソ!
まとめ
技術のウソを見破る方法
ホントの場合 解決策が報道される
ウソの場合 恐怖心を煽るだけ
温暖化対策 1.エアコンの使用
2.海をかき混ぜる
3.排気ガスを海に投入
今日の科学教室は、ちょっと一風変わっておりますが、非常に役に立つと思うんですね。
私が講演をしましてよく聞かれるのに、「武田先生、テレビなんかのウソはどうやって見破ればいいんでしょうか」っていうのがあるんですね。これは基本的には、やっぱり勉強しなきゃいけない。
渡辺正先生の『14のウソ』
これは温暖化についてのウソですね。こういった本をお買いになって、じっくりと読んで、科学的知識を使えば、分からないことはないんですけど、温暖化のウソなんかは難しいんですよ。
それで、人の態度を見てウソを見抜くっていうことができればいいなと思って考えておりまして。この前、参政党の幕張の大会の時ですね、ちょっと話してみました。それを今日はもう1回、お話をしたいと思うんです。
科学的なウソですね。これは社会に出ますと、特徴があるんですよ。本来ウソをつかなくていいのにウソをつく、っていうのは理由があるんですね。
どうしてもそれで人を怖がらせて、カネを巻き上げようとかですね、自分が有名になろうとか、そういう時にウソをつくんですね。まあそりゃそうですね、人間だから。ですからちょっとここに書きましたけども、技術のウソを見破る方法は、これは温暖化ですね。エネルギーもウソが多いんでね。あんまり理屈をこねないで、ウソを見破るということが大切かと思いますよ。これ本当の場合はですね、解決策が出てくるんですよ。必ず解説者とかね、学者が解決策を言うんですよ、本当の場合は。っていうのは、学者とか解説者といったら、どちらかっていったら解決するために存在してるんですよね。質(タチ)の悪い評論家だったら、危険ばかり煽る人がいますけれども、基本的には僕なんか純粋な科学技術ですからね。だから何か聞くと、ああこれはこういうに解決するんじゃないですかと、言っちゃうんですよね。だからそこがあるんです。ところがね、ウソの場合はね、恐怖心を煽るだけ、っていうのが多いんですよ。っていうのは、本当はそこは起こってないんだけども無理やり恐怖心を煽ってなんとかしようっていうことになるんですね。
ですからそれのウソは恐怖心を煽るだけと、この頃すごく多いんですよ。気候だったら線状降水帯とかね、最高気温が出るとかね、少しは気温を減らす方をやってくれよ、って感じなんですけどね。もちろん科学技術を知らない人は、なかなかそうい科学技術的な問題でね、問題を解決するってことはなかなか難しいんですけど。まぁ言うなら、技術者なんていうのは、世の中に何で存在するかっていったら、解決策を見出すためにいるんですからね。お母さんが赤ちゃんのおしめを替えるようなもんですよ。おしめの替え方知りませんなんて言ったら、お母さんじゃないんですよ。
技術者が解決策を言えなかったら、技術者じゃないんですよ。温暖化についてはね、私が今から20年くらい前ですかね、言ったのは何かっていうと、まずですね、エアコンをね、整備してくれって言ったんですよ。その頃、みんなエアコンなんて頭に浮かばないで、みんながカッカカッカなってね、電力を節約しなきゃ温暖化するとかね言ってましたよ。ですから僕はエアコンをつけたらいいよって言ったら、ものすごいバッシングでした。あの頃私にものすごく感情的にバッシングしてきた人が、今エアコンをつけてるかどうか聞きたいですね。
私がその時言った趣旨はどういうことだったかというと、いくら日本人が一所懸命温暖化ガスの削減に努力しても、温暖化の流れは止まらないんですよ。もちろん、やることに反対してるんじゃないんですよ。私がやることに反対していると、温暖化なんかどうでもいいのかってみんな来た訳ですよ。エアコンなんかつけて、って。いやそうじゃないんだ、日本人がひっくり返っても温暖化は進むと。そうすると36度、38度っていう時が来る。その時はなかったですよ。なかったんでそういう36度、38度が来る、とりあえずそれに準備しとかなきゃいけないって言ったんですよ。
火事が起こったらとりあえず水で消せって言ってるだけのことなんですよ。それにはエアコンを整備すること、それは政府が一所懸命やったらいいよと。安く、手頃なエアコンが使えるように。今はエアコンを昼間つけるのも当然だし、夜エアコンをつけて寝るのも当然なんですけども、20年位前は、結構我慢したんですよ。特にお年寄りが。だからその頃僕は、お年寄りが、そういう性格もあるし、お金が足りなかったりするから、市役所とか公共のところ、もしくは大きなデパートなんかで、お年寄りが避難できるところを整備したらいいと。それで、市のパンフレットなんかで、あそこに行けば暑くてたまらないときに熱中症になりませんよと、いうようなことをしたらいいと言ったら、これはものすごくバッシングされましたね。武田は何考えてんだ。
時間の感覚がないんですかね。どんなに早くても温暖化が治まるのは、今の気候を温暖化と言うならですよ、暑いとか雨が激しいとか温暖化が進んでいるというなら、これは50年間は止まりません。だってCO2は減りませんから。地球は大きいですからね、そんな簡単に減らないんですよ。それから一番多く出している中国とかアメリカが減らしてませんから。日本なんか世界の2.9%しか出してなくて、全然日本人がひっくり返ったって、温暖化を止めることはできないんですよ。だから温暖化を止めたいと言う人はいいですよ、CO2を出さないようにしたらいい、電気を節約してなんかしたらいい、だけども基本は自分が決めるもんじゃないですから。これは地球が決めるもんですからね。だからこの対策は取っておいた方がいいって言ってるんですよ。
対策は2つある訳ですよ。具体的に熱中症を防ぐという対策と、抜本的に地球の温暖化を止めるっていう対策。私は学者ですから、地球が温暖化する温暖化しないに対して、私は説がありますよ。温暖化しないという説ですけども。しかし学者というのはね、説に溺れちゃいけないんです。自分と違う説も考えなければいけないんですよ。これは特に大学教授なんかそうですね。そうしないと学生が特定の考えに染まっちゃいますからね。
第2番目に僕が出したのが、これも20年前、30年ぐらい前ですかね、沖縄の東の海でいかだを回せって言ったんです。
古い人は知ってますけどね、お風呂沸かすでしょ、昔のお風呂はねえ、撹拌なんかしませんから、沸かしている時は、上の方に熱いお湯があって下は水みたいな状態になるんです。手を突っ込みますと、もう熱くて手が入らないくらい熱い。それを、ちょちょちょちょちょっとこのくらいやりますとね、攪拌されて混ざって、それで下の冷たいのが上がって来て、もうすぐぬるくなって。少し手を入れてこうやったら、まったく水みたいになっちゃうんですよ。ということは何を言ってるかって言ったら、温度を上げるのはエネルギー的に大変なんです。撹拌するエネルギーは大して要らないんですよ。これを使ったら良いって言ったんですね。
水泳の得意な人は分かりますよね。平泳ぎなんかでこう、水面にピタッとして泳いでいればいいけども、ちょっとでも足が下がるとですね、下がった足の方がもう氷みたいに冷たくなりますよ。つまり海というのは表面があったかいんですけど、グーッと温度が下がるんですよ。ですからイカダにプロペラつけて、がっじゃっじゃっじゃって混ぜるんですよ。それをね、沖縄の海ぐらいのところに置いておいたら、東京あたりはもう、すぐ30度に下がりますよ。なんでやらないんですかね。やると、温暖化のカネを取れなくなるからなんですよ。ちょっとデータだけ示しますとね、だいたい地球というのは、緯度によって決まりますよね。赤道はあったかいし、北極とか南極は冷たい訳ですよ。緯度で決まりますね。で緯度の低い赤道あたりは暑いと。日本ですと本来は沖縄の那覇が温度が高くて、東京なんかはだいぶ緯度が高いから低いはずなのに、今は都市化の影響がありますからね。沖縄が32度の時に、ゆうゆうと東京は38度とかなるんですけども、まあそれはともかくとして。
アメリカのロサンゼルスこれは、緯度でいえば日本の高知県に相当するんですね。高知県のところが、アメリカではロスアンゼルスなんです。高知県が34度の時に、大体ロスアンゼルスは22度なんですよ。22度ですよ。それはなぜかったら、太平洋に海流がこう回るんですね。日本の海流は赤道から、フィリピン、沖縄を通って日本に来るんですよ。だから暑いんです。それがずっと上に行ってですね、それで千島列島、アリューシャン列島、もう少し南ですけど、そこを通って、アメリカ大陸にぶつかって下がりますからね、その頃冷たいんですよ。だからロサンゼルスが22度になるんですね。もちろんこういうことはもう皆さんよく知ってて、ヨーロッパが非常に北の方にあるのにあったかいのは、メキシコ暖流である、なんていうのは、中学、高校の時に習うんですね。それを提案してもね、誰も何とも言わないんですよ。だいたい、地球温暖化で、温度を下げる方向のことを提案した人っています?いないですよ。
3番目がこの前。これもう私20年くらい前から沖縄の人と協力して、今琉球大学なんかでも一所懸命やってますけど、火力発電所で石炭の火力を炊きますでしょ、そうすると煙が出ますよ、CO2。それをね、海にぶくぶくぶくってやるんですよ。そうするとね、太平洋はCO2が少ないんでね、魚の肉はCO2ですから、これをね言ったらね、早速このウソの方、煽る方のNHKが、恐怖を煽る人がね、特別番組を組んでましたよ。CO2を海に、ブクブク入れるなんて言う人がいるけれども、そうすると海が酸性になってね、そしてなんか貝かなんか、プランクトンかなんかの、骨格を持っているやつが溶けるとか溶けないとか、自然が破壊するとか、そのまた例としてね、海底の何か特殊なところを撮影してましたよ。NHKっていうのは本当にタチ悪いね。。NHKがタチが悪いんじゃなくて、NHKの中にタチの悪い女性がいるらしいんですよ1人。あなたねー、少しは科学の勉強もして、って言うんですよ。ものが反応して酸性物質ができたら、必ずアルカリができるんですよ。この世の中は中性なんですから。酸性物質だけできるなんて方法があるんですかね。もうノーベル賞なんかも取れますよ。
だから石炭を燃やしますとね、石炭は元々木材、樹木ですからね。もちろんいいんですよ、これ自然に。それを燃やしますね。だからこれは焚火みたいなものなんですよ。火力発電所の中で炊こうが、たき火をしようが同じですね。そうすると上から酸性のCO2ガスが、温暖化ガスが出るんですけど、下からアルカリ性の金属酸化物が出るんですよ。それをだから両方を海に入れればいいんです。なんでそのまま海に入れればいいかというと、それは燃えカスだからですよ。植物の燃えカスというのは、動物もいいし、自然にもいいんですよ。植物が燃えたら毒性が上がるなんてことないんです。植物が燃えたら植物の体の中にある、わずかな毒物が出てきますから、そういうのはありますよ。だけどもそれを全部合わせちゃったらいいんですよ。そしたら元の植物ですから。だから上から出るガスと下から出る灰。簡単に言えば、ガスと灰ですよ。それを混ぜて出せばいい訳ですよ。これが本当のリサイクルですよ。
NHKの人、間違えないでくださいね。あなたがたは何をやろうとしてるんですか。地球を破滅させようとしてるんでしょ。ああいう番組を組んじゃいけませんね。まず第一、子供に科学を間違えさせますよ。それからせっかく豊富にある石炭というものを使ってリサイクルですからね。石炭というのは元々CO2と金属酸化物を集めて植物が自分の体にして、それが石炭になったんで。それを元に返すんですから。NHKはリサイクル嫌いだったんですかね。NHKって言わなくても、テレビって言ってもいいんですけど。NHKが特に頑張っているのが分からないですね。NHKっていうのは、間違った科学を宣伝する場所として、私は受信料払ってるんですかねぇ。科学者として、それはできません。まあ皆さん覚えてほしいのはNHKの批判じゃなくて、技術がウソがある場合、恐怖心だけをやる場合、3番なんかは沖縄でまだ研究してるんですから今、一生懸命。まともな研究ですよ。石炭を燃やしたカスをもう1回海洋に入れて、それがどういう風になるかっていうのをまず研究で当たらなきゃいけないから。20年もやってるんですけどね。なにしろね、温暖化がウソなもんですから。だからウソについては解決策を言わないんです。
今度ね、温暖化の解決策を言う人がいたら、これはちゃんとその人は本当に環境を守ろうという気持ちがある人だということを、分かってください。
武田邦彦 ヒバリクラブ 2022年9月3日
メディアの嘘はどうやったら見抜ける?【武田邦彦の科学教室J】
https://youtu.be/0kWzCIpyPjc
■ウェブ制作者からコメント
恐怖心を煽るだけで解決策を言わないのはウソだ。日本の野党にも当てはまりそうですね。
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