アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2023年05月06日

少子化対策は役人、政治家の新たな利権か。外国の例から少子化について考える。

IMG_5035_2.JPG

今日は人間はみんな正しいんだ、価値があるんだと。能力によってとか仕事ができるからとかそういうことじゃないんだっていうことを前提に、より具体的なことを考えていきたいと思うんです。

その国の人口は増えたら減ったりするんですね。それも結構急激なんですよ。去年、出生数が80万人になったって大騒ぎしてるんですが、実はあれ、税金を使って天下りの元かなんか探してんじゃないかと思うんですけど。

france.png

今まで世界的な大きな話題になった国って2つあるんです。一つはフランスです。ここにグラフを示しましたが、このグラフはフランスの全人口じゃなくて、全人口でもいいんですけど、全人口はこの時増えてるんですね。ですから全人口が増えてる時に何で問題になったの? 少子化がすごい問題になったんですね。ちょっと昔の人はよく知っております。フランスの少子化。女性が子供が生まなくなった。

確かにですね、戦争が終わった後は子供がぐっと増えるんですよ。兵隊になってた男性が帰ってくるんで、子供を作るチャンスも増えて、増える。ですからこれ1970年ぐらいまでは、だいたいこれは年少者の人口なんですね。
まあ1,200万人ぐらいだったのが、もう急激に落ち始めましてね。1970年代に急激に本当に落ち始めまして、一時はもう何ですか1,000万人ぐらいになっちゃったんですね。ですからこれはもう大変だ、このグラフの書き方がまたセンセーショナルで、あまり良くないんですけども、200万人ぐらいダーッと減った。これは大変だって言うんで、今の日本みたいに税金を出したり、産ませようと思って必死になったけど全然何の効果もなかったんですよ。

ところが2000年ぐらいになりまして、自然に増えてきました。それでまあそれも結構ピークまで行って、また少し今落ちてるんですけども、いずれにしても女の人が産む数っていうのは、そんなに単純じゃないんですよ。女性が子供を産む時にはその子供が、生産に寄与するからといって産む時期もあるんですよ。子供に養ってもらおうと思って子供を産むという経済段階っていうのもないじゃないんですが、普通はもう少し深遠で、子供の幸福のために子供が生まれてきたら幸福になるなと思うと女性は子供の数を結構産むんですね。

女性の産む子供の数って非常に微妙で、非常に神秘的なんですよ。ですから例えば有名なデータとして、女性と女性の平均距離ですね、近くなるとひとりあたりの女性が産む、子供の数は減るんです。これは他の生物でもそうで、集団の大きさとその密度によって、生まれる子供の数が違うっていうのは、生物界全体に見られることで、人間もそうなんですね。
女の子を1,000人産むと、男の子は1,054人もいるんですね。で、男の子54人余計に産んでいるのはなぜかって言いますと、0歳児から20歳までで、男の子の方が女の子1,000人に対して54人多く死ぬんですね。ですから結婚年齢になる前には、男の子と女の子の数を同じくしとかなきゃかわいそうだということで、自然にそうなるんですね。
これは今、一所懸命研究してますから、もう少し経ったらその原因がわかってくると思いますけど、今のところ分からないですね。

女性の人が子供を産むというのは、1ヶ月に6万円出したからとか、なんか結婚しやすい環境を作ったとか、そういうこと全然関係ないんですよ。それはもっとね、もっと高邁な考えになるんですね。特に経済的になんかどうのこうのなんてことは、それはやっぱりお母さん考えませんからね。お母さんもっと深い愛情で子供を見ますから。だからこのフランスの状態は、一時フランスの女性の教養が高くなったからとか、生活が楽になったからとか、いろんなこと言われましたけど、全部間違ってました。そんな軽薄な理由じゃないんですよ。もう少しね、そういう社会学の人も、もう少し生物学とかそういうのも勉強されてね、この頃よく言うように、理系っていうかな、そういうその科学的なデータも参考にして、やっぱり話をされないと。自分の勘だけでね、話をするっていうのはあまり適当じゃないと思います。

china.png

もう一つは、中国ですね。これ中国が非常にあの、このグラフは尺度が長くてですね。1950年から2010年まで150年も書いてますから、それ注意してくださいね。とにかく戦後どんどん5億人ぐらいの人数が、あっという間に15億人になったわけですよ。その間わずか70年ぐらいですよね。ちょっと人口の増加が急激だったんで、一人っ子政策っていうのはあって、もう本当にかわいそうでしたね。一人子供を産んだらもう、2人目は絶対産んじゃいけないと。まあ人の人生っていうのはね、これ共産主義だからでしょうね。人の人生っていうのは、国っていうのは、その国に住んでる人が幸福になるようにやるのが国であって、国が権力を持って、子供の数を制限するってね、やっぱり人間は2人子供を持ちたいとか、子沢山がいいとかいう、夢がありますからね。一方では私は子供を産みたくないっていうのも自由ですしね。その中で国がベストを尽くすのが政治というものだと私は思いますが、中国の場合は共産主義ですから。なんたってスターリンが自国民を2,400万人殺したり、毛沢東は一応6,000万人ということになってんですよ。この6,000万人は、まだ学問的にははっきりしておりませんが、そういうことになってるんですね。そういう思想の国ですから、まあこの一人っ子政策の時もひどいことが行われたんですが、しかし全く人口の増加を止めることはできませんでした。

これはやっぱりそれはそうなんです。それで、ところがもう人口はもうしょうがない15億人になったからと思ってたら、もうそこで頭を打ちましてね。去年は中国の人口は久しぶりにマイナスに転じました。これからどんどんどんどん減っていって、また昔の7億人ぐらいまでには下がっていくんじゃないかとこう言われております。

インドが今ずっと伸びておりますけど、インドもだいたい17億人ぐらいで止まるんじゃないか。それからナイジェリアのように、まだまだすごく陸地が大きくてですね、そしてまだまだ成長する余地があると。荒野がすごくある、石油を取れますからね。まあそういうようなところは、まだ伸びる可能性がある。
だいたいですね、やはり生物の大原則、女性と女性の距離によって、産む数が決まるということが貫かれておりますね。

その意味では日本はですね、人口密度がすごく高いんです。しかも山林ですね。日本は山林の比率が、少なく言っても6割あります。まあ川とかそういうの全部入れますと、可住面積はまあ、3割行けばいい方ですね。もちろん畑もありますからね。そういう意味では女性と女性の間の間隔はですね、まあ日本がすごく高いんですよ。ですからそれを調整する力っていうのは、生物学的にも進むし、それから日本はね、だいたいよく皆さん知らないんですけども、今の1億2,000万以上っていうのはもう稀なんですね。

明治の始めの時には4,000万人で、戦争に入る時、この前大東亜戦争に入る時ですら8,000万人ですから。だから8,000万人ってことはみんなが危機的だって言ってる1年に80万人で100歳ですから8,000万人ですね。ですから去年のような状態が、戦争に入る前、昭和16年とかその時なんですよ。つい最近なんですね。ですからあんまりこうなんて言うんですか、短期的にだけもの言って、この場合女性のこの人口の専門家が全く他国のことも考慮せず、今までのこういった人口問題の、国がどういう対策をしてどうだったかの勉強せず、ただ単にとにかく金を出せと。
乞食って言葉今使っていいのかどうか分かりませんが、金を出せと政府に言った。お金をもらうわけでしょ。お金をもらうのが当然の国になったらね、もう日本は壊滅しますよ。乞食ですからね。もうこれ最近では全く感覚が麻痺してますけども、やはり自分で働いて自分で得たお金で子供も育っていくと。家庭も持っていくと。そういう気持ちがないとですね、政府から、お隣からって言った方がいいんですよ。政府からって言うと分かんなくなりますから。お隣からお金をもらって子供を産むと。そんな事って一体日本人の心ですかね。私はもう全然そう思いませんね。

したがってこういうことを考えますと、あまり無理して政策的にやらない方がいいってことと、日本が現在人口が減りつつあるのは、至極当然のことで、やはり明治時代の中期って言ったら少しやりすぎだっていう人もいるでしょうから、とりあえずはこの前の戦争に入る前、戦争に入る前っていうのはもう立派な日本なんですよ。生産力もあるしね。アメリカ、イギリス、オランダに互角に戦った国ですからね。そういう意味でもまあ8,000万人ぐらいを第一目標にして、人口を考えていくっていうのが適切じゃないかということがこの2つのグラフからも、それから人類が取り組んだ人口調整という意味でもですね、正しいかもしれませんね。
何か病気が流行って無理やり減るとかね、なんかそういうことよりかむしろ自然減によって適切な人口密度に近づけるという方が、私はよりよく考えられた政策になると思います。

武田邦彦 ヒバリクラブ
これも当たり前「少子高齢化はどうする?(5)これまで問題となった国の人口」 令和5年3月18日
https://youtu.be/NGRDA0F5zwY

フランスの人口推移グラフ
GraphToChart
https://graphtochart.com/population/france-age00to14.php

中国のグラフ
日本経済新聞


◆AD◆映画館が1,000円。コンビニやカフェのポイント還元最大5%。毎日をおとくに!

セゾンカード「セゾンゴールドプレミアム」なら
・映画料金が1,000円で利用できる
・コンビニやカフェの利用額の最大5%ポイント還元(通常のカードの10倍)
・有料の空港ラウンジが無料で利用できる(フリードリンク、おつまみ食べ放題、Wi-Fi、コンセント利用可能)
・旅行傷害保険が最高1,000万円

ゴールドカードというと年会費が高額というイメージはありませんか?
年間100万円のご利用で、翌年以降の年会費がずっと無料に!
公共料金などのお支払いや、スーパーやコンビニでの毎日のお買い物のお支払いをまとめれば、難しい金額ではありません。

毎日の生活を、おとくにしませんか?

詳しくは公式ホームページへ!
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11973021
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
<< 2023年08月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
リンク集
最新記事
タグクラウド
プロフィール
武田邦彦先生の提言さんの画像
武田邦彦先生の提言
プロフィール
ファン
RSS取得
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。