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2023年02月21日

男女共同参画が女性の地位を下げることになる理由

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私はですね、実は反論を聞くのが好きなんですね。好きってことないけども、私、昔、頭の中が自分の考えでいっぱいだった時は、何か人から聞きますと、それ違うよと言ったりして反論したんですけどね。考えてみたら自分の考えてることは、ずいぶん間違っていたして。それから原理的にも間違ってますよね。

我々の脳の真ん中の方にある古い脳は、5億5千万年の多細胞生物の歴史から、我々生物が学んだいろんなものが入ってますね、知識として。これ一般的に本能とか言ったりしますけど、ちょっと言葉が狭くて、もう少し広いですね。
利他的な考えて言ってもいいですし、群れを維持する知識と言ってももいいですし、自分と群れが共に幸福に生きるための知識って言ってもいいんですけど、そういうのは真ん中の方にある古い脳にあるんですね。新しい脳っていうのは大脳がこう被りましてね、それでこれが、人間が700万年前に出来た時はまだ少し小さくて、後ろの方かなんかに、ちょこっとあってですね。自分でものを考えることもできるけれども、それまでの知識を抑圧しないようになってたんですね。ところがだんだんだんだん増えてきまして、今から200万年前に男性の脳の容積が1,000ccを超えるようになりますと、頭をずっと大脳が覆うようになるもんですから、下の脳で考えることを無視するようになりましたね。これがまあ典型的に私の考えではですよ、火を使うようになったっていうのが非常に大きな変化だと思います。

人類の発展史というのを勉強しますと、人類が火を使えるようになったのは200万年前なんですね。この火を使うっていうのは、動物で火から逃げない動物なんてのは、人間だけなんですよね。これは火というものは恐ろしいんだという、今までのこの古い脳にある知識を、表面の新しい脳が抑圧してしまったってこと言ってるわけですね。

まあそういうことで、いろんなことが起こりまして、180万年前には、人間の男性の性欲が失われるって事になります。
今、誘導型性欲という形で残っておりますが、これについては本当にいろいろ知識がなかったり勉強しなかったり、よく考えなかったりする人たちがすぐ反論してくるんで、ややこしいんですけど。で、この大脳ができましてね。今1,400ccぐらいで、すっかり覆ってしまってるんですね。

で、この大脳っていうのは生まれた時はほとんど何も知識が入ってないわけですね。まあ部分的にミラーニューロンのような類似構造って言いますか、そういったものがあるんですけども、知識自身は入ってないですね。知識の情報自身は。
従って、自分がだいたい5歳ぐらい、まあ3歳でもいいですね。三つ子の魂100までも、って言いますから、まあ3歳としますと、3歳から25歳までの22年間で、自分が得た知識とか経験、対人関係、環境そういったものでですね、自分の脳は埋まってるわけです。

だから一人一人はですね、その脳が考えることは違うんですね。ですからもちろん日本人の考えること、それからヨーロッパ人の考えること、そういうのも全部違う。男の考え、女の考え、全部違うわけですね。
もちろん女性と男性と少し脳の構造も違いますから、同じ情報を得ても、変わってしまうわけですね。
ですから一卵性双生児なんかの研究で、全く脳の構造は同じである、ほとんど近いという人がどういう風に違いがあるかなんていうのは、研究対象になるわけですね。

で、したがって私も昔はそうだったんですけども、40ぐらいから少しずつ少しずつ、自分の頭の中に、大脳の中に空白を作っておきまして、そこのところに新しい情報を入れる。そうすると情報が素直に入りますね。
自分の考えで反発する前に、まず自分の頭の中に入ってない情報が入ってきたら、それに入れるわけですね。

このことを私、易しく言うために、1,000年前の紫式部を飛行場に連れてって、飛行機が離陸するところ見せて、あれなんですか?紫式部さんって言ったら、紫式部は飛行機と答えないわけです。その時の頭に入ってないからね。平安時代は飛行機がなかったですから。それと同じ状態が我々の頭の状態だって言ってるわけですね。

頭の状態っていうのは、自分が知ってること、世の中にあること。それしかないんで、1万年前の武田邦彦は、1万年後の武田邦彦は、絶対今の私と違う考えを持っていると思ってるんです。
ですから同じ人格でも違う考えを持つということはどういうことかって言ったら、今の自分の考えは浅はかだってことですね。
したがってヒバリクラブのコメントも、一所懸命見てるんですけども、そこには批判的な言葉がずいぶんあるんですね。で、批判的なことを言う方もだいたい決まっております。ハンドルネームみたいの使っておられますけどね、だいたいこの方はこういう考え方だっていう事、よく分かっておりますね。それも楽しみにして読んでるんですが、この前ちょっと気になることを書いてありましてね。
男系男子相続、相続は男子だけに相続されて、女性は相続されない。従って親と子の関係っていうのは、男性に男系相続が行くわけで、女性は一人一人独立である。女性の方が男性よりか大切なんで、女性は血筋ってのを重んじないで一人一人を完全に人間として完成しようというのが両親の願いである、という説明をしましたら、そんなのが、日本の古代で分かったはずはないと。18世紀に作った後付の話だという風に鋭い、鋭いていうか、ボケたんですけど、そういう批判がありました。

もうちょっと日本の文化を勉強してほしいなあと思うんですね。多分私もそうなんですけども、日本の学校は日本の文化を教えてくれないんですよ。だからヨーロッパの文化ばっか、こう習うんですね。ヨーロッパの文化の方が上だと思ってる。そういう、特に科学なんかは日本の科学はもう全然ダメだと思ってるんです。日本の方が科学がはるかに進んでたのは、1に生物学ですね。2番目が数学ですね。

こういったものは日本の方が、ヨーロッパよりか優れていた、もしくは優れてる部分があったものの一つなんですね。
生物学は明らかにそうで、私は古事記を読んでですね、古事記を読んだって古事記は非常に難しいんで、古事記の解説本を読んだだけなんですけども、古事記の解説本って、すごい厚い奴がいっぱいありますから、それ読むとですね、非常に分かるんですけども、日本人がだいたい古事記ですから紀元0年から2世紀か3世紀ぐらいの知識でしょうね。そこら辺にできた知識。書かれたのはもう少し後ですけども、その知識を見ますとね、驚くべきほど自然の観察力が高いんですね。

ですから全く違うんです。ここはちょっとネットなんで、あまり露骨な男女の関係の話ができないんですけども、古事記の時代は、そういうその社会的にこんなこと言ったら不都合であるなんてことなくて、もう少し人間の心は素直で、事実なら何でも言えるという時代でしたから、古事記の中には、男女の関係とか子供のでき方とか、そういうのに対して非常に高い洞察があります。

それを見ますとね、明らかに血筋は男系で繋がっている。女性は、独立して、今の言葉で言えば非常に簡単で、遺伝子の中身も分かっております。Y遺伝子とかですね、そういうのが分かっておりますし、男の子に劣性遺伝子が行って、劣勢遺伝子の発現が行われるなんていうのも、今のその遺伝学で分かっておりますが、遺伝学がなければそういうことが分からないという考え方がこれ、ヨーロッパの少し曲がった科学の考え方なんですね。

人間というのはそんなもんじゃなくて、総合的にも物を見ることができるわけです。従ってもちろん、古代ギリシャなんかもちょっとそういう傾向があるんですが、必ずしも一つ一つを近代科学の手法で分かってるわけじゃないんだけれど、人間の総合的思考で考える。これはお釈迦様もそうですね。紀元前600年。ですから、まあ形になって残ってる分では、古代ギリシャもお釈迦様もだいたい同時期ですけども、あそこら辺で人間は総合的に物を考えられるようになってきたっていう感じなんですね。
そういう点では日本文化もおそらくその頃、生物というものはどういうものか、親子ってどういうもの、男女の生殖活動っていうか、子供を生む活動はどうか、遺伝はどうなるかというのも、非常に細かく分かっております。夫婦生活におけるセックスにおいて、何が禁じられるか、なんてことは、本当に近代生物学でやっと分かってきたようなことが、古事記に書いてあります。

そういう点ではですね、まあ私のコメントに批判が少なくなるのは残念なんですが、やっぱりあんまり間違ったコメントはちょっと僕で修正しておく必要があると思ったんですね。

その方はヨーロッパの学問は、うんと知っておられる感じがあるんですけども、日本の文化についてはほとんどご存じないんですね。勉強されたことがないんだと思います。学校の成績が良い方こそ、そういう人多いんですね。

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ここに天照大神の想像図っていうのが描いてありますけれども、これも非常に天照大神の想像図の、これをじっくり見ますとね、女の神様が神様のトップであるっていうのも日本だけなんですけども、それ以外も非常に学ぶところが多いですね。

例えば軍隊が天照大神の脇にひざまずいて、整列しておりますけれども、こういった力ですね。軍隊というのは力を示しますが、力が女性よりか下だというような概念も、日本だけであります。
いろんなことがですね、この絵には詰まっておりまして、これ画家の方が最近、というか近代に描いたものですけれども、こういうことが古事記には書いてあるわけですね。
したがって日本の文化っていうのが、いつ頃できて、それを詳しく知ってる。
少なくとも僕の考えは、日本人は、ヨーロッパの文化よりも、日本の文化を詳しく知ってる人しか人の上には立ってはいけないし、意見も言ってはいけないと思います、僕は。間違えますからね。

この頃ジェンダーフリーなんて言って、ジェンダーフリーの人はこの天照大神の絵を見てどう思うんですかね。ジェンダーフリーの人は、このことよりか女性の地位を下げろ、下げろと言ってるんですよ。女性は男性と同じことをしよう。これはね、ヨーロッパは女性の方が下だと。日本は女性の方が上なんです。だから女性と男性と男女共同参画っていうのは、日本の女性の地位をいかに下げるかということです。
そこのところもお気を付けになった方がいいんじゃないかと思います。

武田邦彦 ヒバリクラブ
日本人の正体「日本の文化を知っているか?」令和5年2月13日
https://youtu.be/6sQVZ_ua3YM

画像 「斎庭の稲穂」今野可啓


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