2023年02月09日
女性の生き方
我々人生って考えてるんでしょうかね。考えてるって言やあ、考えてるんですが。
毎日の煩わしさにとらわれますしね。それから、だいたい自分でぼやっと、人生というのを考えてるような気がしておりますが、それはいわば我々が小説とか物語とか、おばあさん、おじいさん、そういう人たちを見て、なんとなく感じている人生っていうのを、そのままぼーっとして送ってると言えないこともないんですね。
それから人生ってやっぱり自分の人生だけじゃなくて、他人の人生も一緒に考えるって事が非常に大切ですね。
お母さん、もちろん子供の人生って考えながら育てるんですが、若い男性だったらわがままでね。自分の人生しか考えてないよ、なんていうのがいるわけですが。
まず第1回は人生ですが。女性の人生は、大きく家庭電化製品によって変わったんです。特に洗濯機ですね。もちろん冷蔵庫もそうで、冷蔵庫がない時代っていうのは、買い物に買い物かごで行かなきゃいけないんですよ。1日2回ぐらい行かなきゃなんないですね。
だって魚とかそういうものを食べようと思ったら、金持ちは魚とかそういうのは魚屋さんが持ってくるってことありますが、庶民は魚屋さんまで買いに行くということが普通でしたね。
魚屋さんでも冷蔵庫に入っておりませんから、氷の中につけてありましたね。
だから赤痢とかチフスなんか多かったんですけどね。
一番、だけど大きいのはやっぱり洗濯機ですよ。
たらいと洗濯板で洗濯して。これがまあ普通ですね。固形石鹸でゴシゴシやるんですよ。こんな力仕事、男がやったらいいじゃないかって、そうはいかないんです。その当時男は、つるはしを振るってたんですよ。つるはしを振るうのはやっぱり男しかできないんですよ、筋肉上。で、つるはしを朝から晩まで男は振るわないと生活ができなかったんですね。生産性が低かったから。
だからどうしても洗濯くらいになると、女性になるんですね。
だけど女性がやると肌がね、あの皮膚が柔らかいので、もうあかぎれで大変でしたね。ガチガチでゴソゴソしてましたね。
中学校ぐらいの女の子でも、洗濯の手伝いさせられましたから、私の記憶では、私の中学校の時の同級生の女の子なんか、冬になると、もう、ひび、あかぎれで手が真っ赤に切れ傷が、あかぎれのね、手だったですね。
それが一気にまあ楽になりました。ですから僕は、この頃男女って言うのはなんか、いがみ合うことがいいように思ってる人が多いんですけど、やっぱり助け合って、褒め合っていくのが本当ですからね。女性の方も少し軟化して、技術者の方ありがとうございました。洗濯機を発明していただいて、我々女性は本当に助かりましたという風に言ってもらいたいですね。
つるはしもそうですね。アクチュエーターとか動力源ができて、男も非常な筋肉労働から解放されたわけですが、まあやっぱり女性が解放された一番大きいのは洗濯機でしょうね。
あんな簡単な、ドラムに衣服を入れて、洗剤を入れて、ガサガサと回すっていうことも、なんでそれまでできなかったのっていったら、やっぱりモーターもなかった、制御もできない、衣服が少し偏った時の修正もできない。いい洗剤もないっていう状態だったんですよ。
技術っていうのは総合的に作るのが非常に大変なですね。
まあとにかく洗濯機というものは、女性の人生にとって、ものすごく神様みたいなもんですよ。ぜひ女性の方で、心ある方は、神棚に洗濯機のおもちゃかなんか乗せて拝んで欲しいですね。
技術者としての私はそう思います。そしたら技術者もやりがいがありますよ。
家電製品を作ったら女性が職場に出てきて、男を怒鳴りつけるということになっちゃったもんですからね。やっぱり男性としても、ちょっとこう、胸に一物あるんですよね。
それがやっぱり悪い結果になりますから。お互いに褒め合うということが大切ですね。
とにかく私の今日言いたいことは、家電後って書きましたけど、本当は電気洗濯機後と書いてもいいぐらいなんですが、女性の生き方が3つになりました。
お母さん、それから職業婦人。ここで職業婦人という少し古い言い方をしたのは、ちょっと理由があります。それから独身女性。いずれも成立するようになったんですね。
それまでは、まず独身女性はいません。なんでいないかったら、やっていけないんですよ。暮らしていけないんですね。男もそらそうなんですが、男もつるはしを振るいながら洗濯するってわけにいかないんでね。男女相協力して人生を送らざるを得ない。
だからお母さんか女中さんか、ちょっと言いにくいんですけれども、まあなんかいかがわしい職業。この3つぐらいしか女性の選択権ってなかったんですね。
家電製品後は、女性はお母さんを選ぶか、職業婦人を選ぶか、それとも独身女性になるか、ですね。
独身女性って、考え方として、非常にいいんですね。それまでは女性は、結婚して、っていうのは当たり前だったんですが、独身でも人生を送ることができる。幸福な人生を、あるいは送ることができる。難しいですけどね。物理的には絶対できますが、寂しいとか、家族がいないとかいうのは、かなり女性にとっては精神的に辛いこともありますんでね。人間は精神の、心の動物だという点では、独身女性、若干の問題は今でもあります。
これは独身女性で幸福であるという状態はどういう状態かっていうことを、かなりよく研究しなきゃいけないと思いますね。
いずれにしても、お母さんと職業婦人と、どっちがいいか。これは難しいんですね。職業男性となぜ言わないのか。これは現在の職業が、男性の職業としてできてるからなんですよ、単に。別に女性と男性と分けてるわけじゃない。区別してるわけじゃないんですね。 現在の職業が、男性でできて、そこ女性が入ってきたということで、女性としては職業するのに具合が悪いわけですね。現在でも、この家電製品が完成し、女性が外で働けるようになった以降も、女性の時給、賃金です、時給が男性の1/2であるということは、何を意味してるかっていうと、それは一つには男性の職場に女性が入ってきたということと、それから子供を産んだり育てたりするハンディがあるって、この2つでですね、1/2になっちゃうわけです。
これは元から悪辣な人がいて、計画的にやったことですから。これよく分かってなきゃいけませんね、女性が。
洗濯機を作った人は純粋に洗濯機作ったんですが、洗濯機を作って女性が職場に入ってきたら、まず男性の職場に入ってくるんだし、だから補助的な仕事しかできないってことですね。
それからハンディがあるから、やっぱりバッテンがつくということで、安い労働力を取るということで、作戦的にやったって意味があるんですね。
ですから政府の女性で、働く女性のことを輝ける女性なんて言ってる人は、胸に一物あるんですよ。こう言って、同じ女だけど騙してやろうっていう気持ちがあるんですね。
それに引っかかった人、ずいぶんいます。
それはね、お母さんで子供を育てるのと、それから職場で補助的な仕事をさせられてね、受付嬢とか、経理のつまらない帳面をつけるとか、記録をするとか、まあそういうもの。
お茶出しっていうのは最初あったんですけど、ペットボトルの普及によって、なくなりましたね。ペットボトルが出てきた時に、なんだこんなもの環境に悪いじゃないかっていうのは、裕福な男性に限ったんですね。
女性としてはペットボトルの出現というのは、非常に良かったです。
私その頃、1990年頃かその頃、ペットボトルの排斥運動が起きた時に、女性の労働を考えれば、お茶のペットボトルなんか、非常にいいもんだって言ったんですけど、皆さん受け入れられなかったですね。
それから缶ビールなんかもそうですね。あの頃缶ビールも排斥しようって運動があったんです。
女性が自由にビールを飲むためには、やっぱりスーパーで缶ビールを買ってきて、それで独身女性がマンションで飲むということができるようになるのが大切で、それまでは重たいビール瓶のケースを酒屋に頼んで、酒屋がその自宅の前に、玄関の前に置いときましたからね。そんなの女性がしたら、あの頃後ろ指を刺される時代でした。
今でも危ないですね。危ないっていうのは、女性のマンションの玄関の前に、毎週毎週、20ケースのビールの瓶なんかが置いてあったら、やっぱり色々言われます。
そういう点では、技術の進歩というのが、自由な女性の職業だとか、それからビールを飲むとか、そういうことを自由にしたということで、本当に立派だと思います。
技術の進歩を評価してください。女性の皆様は。技術はほとんど男性がやりますが、女性のためにも、骨身を惜しまず、女性のための技術をやっておりますからね。そこは理解していただきたいと思います。
いずれにしても今日は第1回なんですが、それではお母さんと職業婦人と独身女性と、一体幸福度はどうなるのか。女性の今後はどういう仕事、どういう人生を送るべきか、3回ぐらいに分けて。年齢もありますからね。お話をして、まあいろいろ女性の方と考えていきたいというふうに思います。
お母さんが女の子、子供を抱いてる。本当に微笑ましいですね。お母さんも女の子供も2人とも、幸福になってほしいと思うんですね。 それには社会、技術、考え方、どういう風にしたらいいか。
輝く女性って嘘をついて、女性を騙して、辛い人生を送らせるっていう現在のやり方。
金だけという現在のやり方。これを排斥したいですね。
幕末にフランス人で、日本にはいろいろな欠点があるが、この民族だけは地上からなくならないでほしい。なぜならば高貴だからだ。貧乏だけど高貴だからだと言ってるんですね。
人間は金ではありません。したがってそういう道をちゃんと示す必要があると思います。
武田邦彦 ヒバリクラブ
人生(1)「女性の人生 家電後」令和5年1月28日
https://youtu.be/pqcFiN5BsWI
◆PR◆春のギフトに、本格的な麺料理はいかがですか?
春はギフトを贈ることが多い季節ですね。
ちょっと意外で、もらうとうれしい。
麺好きのあの方に。
「本格冷凍麺工房武蔵野」の麺はいかがでしょうか。
国産素材を使った八割生蕎麦、うどん、ラーメンなどから、先方様のお好みに合わせて選ぶことができます。
ぜひ、ご覧ください。
本格冷凍麺工房武蔵野 冬ギフト特集
本格冷凍麺工房武蔵野
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11856740
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック