2023年01月26日
日本の国防と中国
今日は日本の国防の2ですね。
日本の国防はまず最初に、日本の周りの国の脅威について、十分に整理した後、さらに整理をして、そして最終的には日本がどういう国防をするべきかという話をしなきゃいけません。
単に国防費を上げるというだけではですね、物事はうまくいかないわけで、何をするかっていう具体的なことがなければいけませんので、今日は第2回ですね。
日本が国防を考える上で、仮想敵国というか日本に攻めてくる可能性があるのは第1に中国です。第2にロシアですね。第3に北朝鮮、それ以外の国は、まあ韓国はありえますよ。しかし非常に少ない。それからフィリピンとかインドネシアとかベトナムっていう国は、日本とも親交が深いし、元々侵略国家ではないんですね。まず第一に侵略国家じゃなくちゃいけないってことで、その点では日本の周りの侵略国家は、第1に中国、第2にロシア、第3にアメリカですね。しかしアメリカとは日米安保条約ありますし、もうアメリカに侵略されてるようなもんで、アメリカの第一軍がですね、日本に駐留してますから、中国、ロシア、北朝鮮というこの3国を、仮想敵国として日本の国防を考える必要があると思います。
日本の国防は必ず考えなきゃいけないわけで、それにはやっぱり順序があるってことですね。
仮想敵国だから、何かその国と関係が悪くなるって事ではありません。
それで今日は中国の2番目ですね。中国に対して何を防ぐかっていうことですね。ミサイルが飛んでくるのを防ぐのか、それともジェット機同士の空軍の戦いになるのか、それとも中国の上陸艇が日本に上陸してくるのか。これによって防衛はすごく変わりますからね。
現在国民でそういういう議論がないので、中国に攻められたらあっという間にダメになってしまうと思いますね。その点で中国をまず取り上げざるを得ないわけですが、これは中国が憎らしいとかそういうんじゃありませんよ。中国も常に日本の悪口ずっと言ってますからね。だからまあそれによって関係が悪くなるっていうような国の間柄じゃダメなんで、中国に対してちゃんと備えをすると。
1回目は中国は基本的に侵略国家かということについて整理をしました。これは侵略国家であるということが明白ですね。
第2次世界大戦が終わって、他国を占領した数は、中国が一番多い。それが日本の隣にあるというのは日本の不運ですね。中国が隣になくてもうちょっと遠いところにあれば良かったんですけどね。まあとにかくそれはそうで、中国は侵略国家である。これはまず事実として合意しなきゃならない。それから次には中国が核ミサイルをどういう風に使おうと思ってるかっていうことですね。
この図が一番いいと思うんですが、これはある出版社が整理した本の中にある図なんですね。中国に、この図ですと4つ核ミサイルサイロがありまして、その他にもいっぱい持ってると思うんですね。それがまあ北は青森から仙台、茨城、東京あたり。それから能登半島とか、まあ静岡あたりとか近畿、島根、佐世保と、狙ってるわけですね。
ある程度軍事基地っていうのを予想はして狙ってるわけですが、なにしろ核ミサイルですからね。一発飛んできたら、今の核ミサイルですから、広島型原爆よりか少し大きいと考えますと、30万ぐらいが命を落とすでしょうね。もちろん東京とかそういうところに飛んできたら、もっとひどいですけどね。
毎日毎日一所懸命お母さんがですね、子供の細かいことまで世話をして、それがね、こういうミサイルで中国の気まぐれミサイルで、あるいはボタンを押し間違ったなんてことでですね、子供が焼け死んだら本当にかわいそうですよ。で、これについてやっぱり防御策を取らなきゃいけませんね。まあこの防御策は常に日本が核武装するかという話になっちゃうんですけど、そうじゃなくて、まず第一に中国は、核の戦勝国にはならないといつも言っております。これを毎度日本も確認するべきですね。中国がそう、時々言ってますんでね。なんか問題が起きると、国連の問題だとか色々アメリカの核の問題だとかですね、そういう問題が起きた時に中国は、我々は核を先には使いませんと、絶対言ってますからね。ですから一番いい手は、日本からアメリカ軍が撤退してもらうということですね。自分の国で日本で日本を守るということで、日本が核を持ってなければ中国はどういう口実でも日本に核を発射することはできません。ですから、これは外交上の努力ですね。
今はですね、昔と違いましてね、なにしろ力の強い方が戦争を起こしていいとか、核爆弾を落としていいという社会じゃありません。もうね。ですから国際的な非難というのは非常に厳しいんで。常に中国から言ってますからね、中国が。我々は核の戦勝国にならないと言ってますから。
本当ですねと、その度ごとに確認するというのがまず第1だと思います。
第2に、中国は国連の安全保障理事会の常任理事国なんですね。
これは拒否権という非常に強大な権利を与えられて、他の国よりか優遇されてるわけです。
優遇されてるということはどういうことかっていうと、それだけの責任があるってことですね。
国連の安保理というのは何でできてるかって、世界の平和を守るためにできてるわけですね。ですから、実際がどうであるにせよ、この時は実際はどうであるにせよ、きちっと毎回言う必要があるのは、何かの度に、国連安保理の常任理事国は世界の平和を守ってくれる。まして、自分から戦争をするとか自分の国が戦争するってことはやめてくれと。そんなことは安保理事会の常任理事国がするべきじゃないと、いつも言うっていうことですね。そうすると台湾進出も難しいかもしれません。台湾は中国の領土だと中国が主張してますからそれでもいいけど、台湾の選挙をやったらどうだ。台湾の人がどう思ってるかが問題なんであって、あなたの領土であるというのはあなたの主張であって、台湾の人はどう思うか分かりませんよと。これをまずですね、平和裏にやったらどうですかと。選挙をやって選挙の結果台湾の人が中国と一緒になりたいというんだったら、それはいいんじゃないですかと。そういうことをまずきちっと言うってことですね。
ですから三段構えですね。
まず第1に、中国は核を使えませんねってことですね。あなたが自分で言ってることでしょ。それから第2は、国連の安保理の常任理事国なんだから、戦争しちゃいけませんよっての第2。それから、台湾の併合については、やはり平和的にやるということを示して、中国の評判を上げてくださいと、こう言う。第4に、このブログでも何回も言ってますけども、この前ヘイヘさんが人を1,000人も殺したのになんで英雄なのか。これは戦争と虐殺は違うわけですね。つまり一般市民を巻き込むことはもうやめようと。第2次世界大戦、太平洋戦争、まあ大東亜戦争で日本は大きな被害を受けて、原爆2つ、東京大空襲なんかありました。それについて日本人は、今更それを文句は言いません。しかし日本人が犠牲になったんだ。全世界の皆さん、これからは戦争、もしどうしてもしなきゃならないとしても、軍隊と軍隊の戦いにして、降伏もできるというちゃんとした約束を守ってくださいということですね。
この4つをまず常に主張するということが大切で、それによってですね、この核ミサイルの投下について問題がなくなります。
それから中国が台湾に攻め入る時には必ずその事前にですね、もしも日本が中国と台湾の戦いにちょっかいを出したら、介入したとしたら、核ミサイルを落とすぞと言ってきますから、その時の対策を全部話しておくということですね。アメリカ軍はすぐ撤退すると思います。というのは中国が核ミサイルを日本に落とすような気配があったら、アメリカ軍当然死にますから。そうするとアメリカでは大変な世論が湧き上がって、さあ中国に原爆を受けてしまってアメリカの原子力潜水艦から中国で撃ちます。そうすると中国人が100万人死にますね。そうすると中国が今度はアメリカに報復せざるを得なくなるということになるので、アメリカはそれを絶対に嫌いますから、それだったら日本からアメリカ軍が撤退しようということで、日本に中国が攻撃を仕掛けるような様子になったらアメリカ軍は撤退しますから。日本はその時に自分でどう身を守るのか。軍備をしとかなかったから節を曲げるっていうのは非常に良くないので、日本は常に平和を求める。だから台湾問題にしても軍事進行ではなくて、平和的に台湾と話し合いをしてください。台湾が中国と一緒になるのを望ましいというならね。台湾と中国が一緒になることについて、日本は干渉しません。内政でありますから干渉しません。しかし歴史的に言っても、台湾が中国の領土であったと、正式な領土であったということは一度もないんだから、やはりあんまりあなたも強引なことをしてはいけません。きちっと態度を決めることですね。国際的な信用っていうのはそういうしっかりした論理に基づいてきちっとやるってことですね。
今日は2回目なので、中国のミサイルに対して我々はどうするか。安易に日本が核武装したら抑止力が効くからというふうに単純に考えるのではなくて、やっぱりきちっと考えて頭脳の知識でちゃんと論理を立ててた方が戦争には勝てますから。戦争というのは力勝負ですからね。力の中には武力もあるし、色々ありますが、外交力もあるし、知力もあります。だから従って日本はですね、むしろ武力よりか外交力とか知力とか知恵の力ですね。論理力こういったものを駆使して中国を抑えて、無謀なことはするなということの路線を取っていくのが正しいと私は思います。
武田邦彦 ヒバリクラブ
日本と科学(19)「日本の国防A:中国のミサイルは?」令和5年1月19日
https://youtu.be/7bamhmvwy2Q
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