2022年09月11日
戦争で日本は何をしたのか?
一般的に第1次世界大戦と言われている第1次ヨーロッパ戦争と、1939年にドイツから始まった第2次世界大戦と言われている第2次ヨーロッパ戦争とは深い関係があり、一つのつながったものです。一方、1941年に始まったアジア地区の戦争は、全然別物ですし、ドイツと日本が共同で行動したということもありません。戦争で一緒に行動したことがありませんので、これは第2次世界大戦とひとくくりにせず、アジア独立戦争と呼ぶべきだと思います。この戦争で日本は何をしたのかということについて、歴史の先生を批判する訳ではないですが、できればこのブログをお読みになって、子供たちに何を教えるべきか、よく考えてほしいです。この日本の戦争の前後で、世界がどうなったか。アジア独立戦争で、何が起こったかを。
ヨーロッパのイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガルといった6か国とか8か国とかが、世界中を植民地にしました。植民地を保有した国は、ヨーロッパの片隅の、わずかな国です。そしてそれ以外のところが、その植民地となった国です。ちょっと曖昧なところがアメリカとかカナダとか、ロシアのシベリア地方なんかです。なんと言っていいか分からないところです。いずれにしても、白人が世界中を占拠した時代なんです。
これはだいたい200年ぐらい続きました。長く言えば1500年から1950年までなんですが、実質的には1750年ぐらいから1950年ぐらいの200年間ぐらい、有色人種の国はほとんど白色人種の下で呻吟した時代だったわけです。わずかに、実質的に独立していたのは、日本だけです。中国は白人側に寝返ったので、白い中国人と言ってもいいし、国の力も弱かったので、切り売りしながら生き延びてきたという感じです。ですから南アメリカも含めまして、世界中、日本以外は全部白人の国だった、ということなんです。よく、日本がアジアを侵略したなんていう、変な歴史の先生がおられますが、子供たちにそんな嘘を教えてはいけません。その頃アジアって、国がなかったわけですから。フィリピンはアメリカ。インドネシアはインドネシアと国名で呼んでいませんでした。オランダ領東インドというのが今のインドネシアの国名です。それからベトナム、ラオス、カンボジアなんかは、フランス領インドシナです。そういうふうに、国の名前も違うわけです。
日本軍が現実に戦ったのは、白人の軍隊とでした。白人に駆り出されたインド兵とか、そういう可哀想な人たちもいたんですが、まあその人たちは若干サボタージュしたり、密かに日本の方に応援してくれたりしたところもあるわけです。インドネシアなんかは戦争が終わった後に、日本兵が少し残ってインドネシア軍を組織して、インドネシア独立に結びつけたということもあります。
1860年ぐらいから1950年もしくは1960年ぐらいまでの、この独立戦争の時代というのを明記しなければいけないですね。今では第2次世界大戦に入っておりませんけども、インド独立戦争とかインドネシア独立戦争とか、1960年代に起こったアフリカの独立の流れ、これは全て一緒のものです。アジアを中心に考えれば、1860年ぐらいから、1970年ぐらいまでの期間ととってもいいと思いますね。おおよそ100年、これは有色人種独立の戦争の時代というふうにくくるべきであり、第1次世界大戦、第2次世界大戦といった、ヨーロッパ流の歴史区分とか名称区分は、ぜひ捨てるべきです。コロンブスのアメリカ大陸みたいにですね。アメリカ大陸には、いくらでも人が住んでたわけですが、たまたまヨーロッパ人が知ったっていうだけで、大げさに世界史で、コロンブスのアメリカ大陸発見なんていうものの年号を生徒に覚えさせるのは、もうとんでもないことですよ。
ところで、この戦争で日本は何をしたか。日本は頑張りました。これが1000年ぐらい後になりますと、このことがが大記されますよ。日本が戦争する前は、植民地ばかりの世界でした。植民地はもう本当に呻吟しまして、有望な若者は殺される、女性はレイプされる、産業の成果は全部取られていく、そういう時代だったわけです。ですからヨーロッパが、文学だとか音楽だとか学問で栄えたわけです。もちろんヨーロッパが文学、音楽、技術、科学、哲学、社会経済が進んだのは、別に私は評価してないわけではないです。だけどそれは、植民地となったアジア、アフリカの人たちの血と汗で贖われたということは、同時に認めなきゃいけないわけですね。それは資金が潤沢であれば、やはり音楽もできるし芸術も発達します。科学も発達しますから、それは世界でアジア、アフリカの人たちがうんと働いて、その貢いだもので、ヨーロッパ人がそういう学問とか音楽、芸術を盛んにしたという風に捉えても、別にいいと思うんです。それはアジア人がかわいそうで、ヨーロッパ人は得をしてますけど。まあ人類全体としての見方は、そういう見方もできますが、しかし事実は事実で、やはりちゃんと認識しなきゃいけないと思います。1940年ぐらいの世界と、1980年ぐらい、現在の世界の差ですね。みんな独立しました。このアジア独立戦争、つまり日本が主体となって戦った戦争で死んだ人たち、310万人の犠牲を払いましたが、これは決して単なる犠牲じゃありませんでした。これだけ日本が頑張ったので、結局、戦勝国のアメリカですら、フィリピンを手放さざるを得なかった。もちろんフランスとかイギリスとかオランダは、日本にかなりやられましたし、そういう植民地を抱えて頑張るような国の力はなくなっていました。それで結局次々と独立をして、現在のこういう素晴らしい世界に変わったわけです。この世界からこの世界に変えた力、これが日本が戦地で命を落とした証拠、兵士の犠牲の元なんです。これはもう本当に、金字塔です。だからこれを、日本人自身が認めてないというのがまずおかしい。まず日本人が認めて、そしてそれを、今度は世界に訴える。世界もその筋でいく。
そしてこの更新は、必ずしも偶然に戦ってみたらそうなったっていうんじゃない。第1次世界大戦に日本が勝って、パリ講和会議に出たその時に、日本はもうすでにそこで、人種差別撤廃条項を主張している。偉かったですね、あの頃の日本人は。今の日本人と来たら、なんだか白人がやるグレートリセットとかいうのに率先して協力してますね。これは金をもらったとか、俺は命が危ないからとか言ってそういうことで、日本を売ってるわけですが。当時の日本人、あの時西園寺公望と牧野伸顕元外務大臣が出たんですが、立派だったですね。周りが白人で白い目で見られる中を、敢然と人種差別撤廃条項を主張した。今人種差別運動なんてのが、アメリカとかなんかで行われてますけども、今頃何やってんだって感じですね。僕はそう思います。
それから戦争に入ってからも、大東亜会議というのを1943年に行っています。これも立派ですね。第1回目の有色人種の国際会議です。第2回目が1955年のバンドン会議です。この日本がやった会議にも、悪口を言う日本人がいるんですよ。なんと日本人はひねくれましたかね。本当にひねくれちゃったんですよ。正しいこととか、職業的に学ばなきゃ、守らなきゃいけないような基本的な道徳とか、人間のプライドとかそういうものを、今の日本人はなぜか失ったんですね。なぜそういうものを失ったんでしょうかね。今、日本は豊かで別段そういう風な自分の魂を捨てなくても、生きていけるようになったのに。せっかくそうなったのに。我々の曾じいさん、曾ばあさん、おじいちゃんおばあちゃんの努力によって日本人が誇り高き豊かな民族として、生活できるようになったのに、なった途端にそれを捨てていくということになったわけですからね。それは本当に悲しいことだというふうに私は思います。
まあこの際、戦争で日本人は何をしたのか。日本は何をしたのか。この灰色の世界からこの明るい世界に日本人が自分たちの血と汗で変えたんだと、世界の人が日本人に大きく感謝すべきだ。私は現役時代に随分世界各国に行きましたけど、本当に世界中の人が、日本人を尊敬し日本に感謝しているということは、非常に明白でした。ただ日本人を尊敬し日本人に感謝してないのは、日本人の中の反日グループだけであるということですね。
武田邦彦 ヒバリクラブ
戦争で日本は何をしたのか?〜シリーズ「日本」第3章 現代日本5
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ヨーロッパのイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガルといった6か国とか8か国とかが、世界中を植民地にしました。植民地を保有した国は、ヨーロッパの片隅の、わずかな国です。そしてそれ以外のところが、その植民地となった国です。ちょっと曖昧なところがアメリカとかカナダとか、ロシアのシベリア地方なんかです。なんと言っていいか分からないところです。いずれにしても、白人が世界中を占拠した時代なんです。
これはだいたい200年ぐらい続きました。長く言えば1500年から1950年までなんですが、実質的には1750年ぐらいから1950年ぐらいの200年間ぐらい、有色人種の国はほとんど白色人種の下で呻吟した時代だったわけです。わずかに、実質的に独立していたのは、日本だけです。中国は白人側に寝返ったので、白い中国人と言ってもいいし、国の力も弱かったので、切り売りしながら生き延びてきたという感じです。ですから南アメリカも含めまして、世界中、日本以外は全部白人の国だった、ということなんです。よく、日本がアジアを侵略したなんていう、変な歴史の先生がおられますが、子供たちにそんな嘘を教えてはいけません。その頃アジアって、国がなかったわけですから。フィリピンはアメリカ。インドネシアはインドネシアと国名で呼んでいませんでした。オランダ領東インドというのが今のインドネシアの国名です。それからベトナム、ラオス、カンボジアなんかは、フランス領インドシナです。そういうふうに、国の名前も違うわけです。
日本軍が現実に戦ったのは、白人の軍隊とでした。白人に駆り出されたインド兵とか、そういう可哀想な人たちもいたんですが、まあその人たちは若干サボタージュしたり、密かに日本の方に応援してくれたりしたところもあるわけです。インドネシアなんかは戦争が終わった後に、日本兵が少し残ってインドネシア軍を組織して、インドネシア独立に結びつけたということもあります。
1860年ぐらいから1950年もしくは1960年ぐらいまでの、この独立戦争の時代というのを明記しなければいけないですね。今では第2次世界大戦に入っておりませんけども、インド独立戦争とかインドネシア独立戦争とか、1960年代に起こったアフリカの独立の流れ、これは全て一緒のものです。アジアを中心に考えれば、1860年ぐらいから、1970年ぐらいまでの期間ととってもいいと思いますね。おおよそ100年、これは有色人種独立の戦争の時代というふうにくくるべきであり、第1次世界大戦、第2次世界大戦といった、ヨーロッパ流の歴史区分とか名称区分は、ぜひ捨てるべきです。コロンブスのアメリカ大陸みたいにですね。アメリカ大陸には、いくらでも人が住んでたわけですが、たまたまヨーロッパ人が知ったっていうだけで、大げさに世界史で、コロンブスのアメリカ大陸発見なんていうものの年号を生徒に覚えさせるのは、もうとんでもないことですよ。
戦争で日本は何をしたのか
ところで、この戦争で日本は何をしたか。日本は頑張りました。これが1000年ぐらい後になりますと、このことがが大記されますよ。日本が戦争する前は、植民地ばかりの世界でした。植民地はもう本当に呻吟しまして、有望な若者は殺される、女性はレイプされる、産業の成果は全部取られていく、そういう時代だったわけです。ですからヨーロッパが、文学だとか音楽だとか学問で栄えたわけです。もちろんヨーロッパが文学、音楽、技術、科学、哲学、社会経済が進んだのは、別に私は評価してないわけではないです。だけどそれは、植民地となったアジア、アフリカの人たちの血と汗で贖われたということは、同時に認めなきゃいけないわけですね。それは資金が潤沢であれば、やはり音楽もできるし芸術も発達します。科学も発達しますから、それは世界でアジア、アフリカの人たちがうんと働いて、その貢いだもので、ヨーロッパ人がそういう学問とか音楽、芸術を盛んにしたという風に捉えても、別にいいと思うんです。それはアジア人がかわいそうで、ヨーロッパ人は得をしてますけど。まあ人類全体としての見方は、そういう見方もできますが、しかし事実は事実で、やはりちゃんと認識しなきゃいけないと思います。1940年ぐらいの世界と、1980年ぐらい、現在の世界の差ですね。みんな独立しました。このアジア独立戦争、つまり日本が主体となって戦った戦争で死んだ人たち、310万人の犠牲を払いましたが、これは決して単なる犠牲じゃありませんでした。これだけ日本が頑張ったので、結局、戦勝国のアメリカですら、フィリピンを手放さざるを得なかった。もちろんフランスとかイギリスとかオランダは、日本にかなりやられましたし、そういう植民地を抱えて頑張るような国の力はなくなっていました。それで結局次々と独立をして、現在のこういう素晴らしい世界に変わったわけです。この世界からこの世界に変えた力、これが日本が戦地で命を落とした証拠、兵士の犠牲の元なんです。これはもう本当に、金字塔です。だからこれを、日本人自身が認めてないというのがまずおかしい。まず日本人が認めて、そしてそれを、今度は世界に訴える。世界もその筋でいく。
そしてこの更新は、必ずしも偶然に戦ってみたらそうなったっていうんじゃない。第1次世界大戦に日本が勝って、パリ講和会議に出たその時に、日本はもうすでにそこで、人種差別撤廃条項を主張している。偉かったですね、あの頃の日本人は。今の日本人と来たら、なんだか白人がやるグレートリセットとかいうのに率先して協力してますね。これは金をもらったとか、俺は命が危ないからとか言ってそういうことで、日本を売ってるわけですが。当時の日本人、あの時西園寺公望と牧野伸顕元外務大臣が出たんですが、立派だったですね。周りが白人で白い目で見られる中を、敢然と人種差別撤廃条項を主張した。今人種差別運動なんてのが、アメリカとかなんかで行われてますけども、今頃何やってんだって感じですね。僕はそう思います。
それから戦争に入ってからも、大東亜会議というのを1943年に行っています。これも立派ですね。第1回目の有色人種の国際会議です。第2回目が1955年のバンドン会議です。この日本がやった会議にも、悪口を言う日本人がいるんですよ。なんと日本人はひねくれましたかね。本当にひねくれちゃったんですよ。正しいこととか、職業的に学ばなきゃ、守らなきゃいけないような基本的な道徳とか、人間のプライドとかそういうものを、今の日本人はなぜか失ったんですね。なぜそういうものを失ったんでしょうかね。今、日本は豊かで別段そういう風な自分の魂を捨てなくても、生きていけるようになったのに。せっかくそうなったのに。我々の曾じいさん、曾ばあさん、おじいちゃんおばあちゃんの努力によって日本人が誇り高き豊かな民族として、生活できるようになったのに、なった途端にそれを捨てていくということになったわけですからね。それは本当に悲しいことだというふうに私は思います。
まあこの際、戦争で日本人は何をしたのか。日本は何をしたのか。この灰色の世界からこの明るい世界に日本人が自分たちの血と汗で変えたんだと、世界の人が日本人に大きく感謝すべきだ。私は現役時代に随分世界各国に行きましたけど、本当に世界中の人が、日本人を尊敬し日本に感謝しているということは、非常に明白でした。ただ日本人を尊敬し日本人に感謝してないのは、日本人の中の反日グループだけであるということですね。
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