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★【ネタバレ含】文スト:第117話@ヤングエース2024年9月号

投稿日時 2024年08月04日 02:38:11

タグ:文スト 漫画 BSD マンガ comic 本誌 Magazine 雑誌
のなクロです。

本日、しれっとカテゴリー設定を変更しまして、文豪ストレイドッグス(略称:文スト)を新しくカテゴリーに追加しました。

おたどんでは時々投稿してたんですけど、BS松竹東急でのアニメ版文スト再放送を見始めて、1期第2話あたりから原作漫画と関連小説を読み始めたらすっかりハマりまして。

作画担当の春河35さんのイラスト本『楽描手帖』を買ったあたりから一気にコレクター気質に拍車がかかり、原作漫画コミックスをまとめ買いし、そのままヤングエース紙版本誌を買って連載を追いかけるようになりました。
なんなら、最近は、「太宰、中也、十五歳」コミカライズ版連載も月刊少年エース紙版本誌を買って読んでます。







関連小説も最初は図書館で借りて読んでたんですけど、やっぱり手元に置いて好きな時に読めるようにしたくなったので、小説や劇場版のコミカライズ版と合わせて徐々に買い集めています。
新品を買う場合は、できれば帯付きが欲しいなというコレクター気質がおさえられず、実際に本屋で実物見てから買うようにしてるので、全部そろえるまでには時間かかりそうです。
(最近は書店があるエリアまでなかなか出かけられないので……。)

あと、これは余談ですが、文ストきっかけでスマホゲームデビューしました顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)
文ストファンの方々が使ってる略称の「文マヨ」が何なのかずっと不思議だったんですけど。
(「マヨ」って何? 「マヨネーズ」じゃないよね?……と、めっちゃアホなこと考えてましたあせあせ(飛び散る汗)

スマホゲームの名称「文豪ストレイドッグス 迷ヰ犬怪奇譚」の略称か!と気づいて、試しにサブ機にインストールしてみたら、超初心者の自分でもなんとなくレベルアップできて楽しめたので、今も毎日1回は遊んでます。



私が遊び始めた頃、たまたまキャンペーン期間中だったのか、異能玉をやたらともらえて、なんだか訳わからないうちに何回か11連スカウトすることができて、SRやSSRキャラをちょこちょこ入手できたので、なんだか楽しくなっちゃったことも大きかったと思います。
本当にラッキーでした。
ちなみに、私のお気に入りは死神の仮装してる太宰です。



というわけで、ここまでが(長い)前振り。
ここからが本題です。

一昨日8/2にヤングエース2024年9月号が届いて、文スト最新話(第117話)を読んだんですけど。

(以下、ネタバレありなので、携帯向けに40行ぐらい改行いれておきます。)

※単行本派の方でネタバレ回避したい方は、とりあえずここまでで。あとは、単行本で読んでからまた見に来ていただければ幸いです。








































(このぐらいで大丈夫でしょうか?)

最新話第117話「承った」。

あのー……実は、昨夜、ヤングエースを読み始める前に、アニメ版「NieR Automata Ver.1.1a」のChapter.17をリアルタイムで視聴してダメージを受けまくりまして……。
(↓こちらもネタバレありなので、NieR Automata Ver.1.1aのChapter.17をまだ視聴してない方は「もっと見る」はクリックせずにスルーすることを推奨。)



そんな中、お酒飲みながらヤングエースを読んだんですけど。
文スト最新話でもダメージを食らいまくりました……orz

ゲームのNier Automataをすでにやってる方々のアニメ版感想見てたら、ある種の褒め言葉(?)で「人の心がない」ってフレーズがよく出てきてて、なんとなく分かるなぁと思ってはいたんですが、今回の文スト読み終わった直後、まじでこのフレーズが頭の中に浮かびました。

ほんと、これ、どうすれば逆転できるの……。空港にいる探偵社全滅モードまっしぐらにしか見えないんですが。


順を追って感想書いていきますけど、今回は前半(ブラムと文ちゃん(&芥川))と後半(福地隊長から化身した神人vs.国木田+谷崎+敦)で、それぞれ胸がえぐられるような展開があって……寝る前に読むものじゃなかった……。


まずは前半。
前回のお話のラストで、死んだ(ドストエフスキーに肉体を乗っ取られた)はずのブラちゃんことブラムが文の前に出てきてびっくりしたんですが。

ブラムの説明によると、ブラムは肉体を乗っ取られて消滅する寸前に、自身の精神の残滓を芥川に「書き込んだ」と。

まずそんなこと可能なん!?とびっくりしたんですけど、そういう状態も長くはもたず、まもなくこの意識も消えると文に説明するブラム。

で、ここからの文とブラムのやり取りと、ブラムの過去回想話(娘を背負って走っていた時に交わした約束)、からのブラム消滅。

もうこの10ページだけで胸がえぐられたんですけど(泣)。
読み始める前にお酒飲んでたということもあるんですけど、これはつらい。

「お父(てて)さま」って呼ぶ(ブラムの記憶の中の)ブラムのお嬢さん、ほんと可愛らしくて。
ブラムは本当に娘のこと愛してたんだろうなぁとめちゃくちゃ切なくなりました。

「ならいつか
私がお父(てて)さまを
背負って
駆けるわ!」

……と、ブラムに背負われているときに無邪気に話すブラムのお嬢さんのセリフが、文との逃避行の場面と重なるのはずるい。泣く。

文ちゃんは当然、そんな約束は知らないけど、ブラムに背を向けたまま泣いてるし。(←このコマ見て私も泣く。)

で、ページめくったら、天から降りてくるブラムのお嬢さんと、顔を描かれてないけど早逝したブラムの妻かな?と思われる女性の絵が。

「お父(てて)さま」

とひと言だけ書いてあるんですけど、うわーーーーん、ってさらに胸が締め付けられました。
ブラム、大好きな人たちに迎えにきてもらえてよかったね、って思いと、ブラム、本当に逝っちゃったのか……って思いが交錯してつらかった……。

ちなみに、ここまででわずか12ページです。

前々回の第115話でも、わずか数ページで副長のY子嬢の過去話を描写、からの現在に戻って福地隊長(の幻影?)を見たY子嬢が笑顔を見せるところを描いてたんですけど、たったあれだけのページでもY子嬢がどれだけ隊長のことを慕っていたのかが如実に分かったので、ほんとすごいなと。(あと、その直後の鬼畜すぎる展開も含めて……。)

そして、左隣のページでブラムが消滅したことを示唆するコマがあり。

芥川らしき人物の下半身と、(おそらく)うなだれてる文の頭
 ↓
芥川らしき人物の脚
 ↓
芥川らしき人物の髪と
「それまで
姫を頼むぞ」

芥川らしき人物の鼻から下の部分

と描かれていて、ページをめくってみると――。

度肝抜かれました。
右側のページまるごと1ページ、芥川!

「承った」と真剣な表情でひと言。

この表情がね……いいんですよ……。

芥川は短い間とはいえ、何百年も生きてきたブラムの精神(と記憶も?)に触れていたわけで、そこから少なからず、何かしらの影響を受けたのかなぁ、と、ちょっと妄想してしまいました。

手の位置や、右上からさす光と左下の影も含めて、このページ、ほんといい。

ちょっと語彙力なくて、言葉でうまく説明できないので、まずは見てみてほしいです。
ただ、単行本やデジタル版のサイズでも、この良さ伝わるのかなぁ。
今後新たに複製原画出るとしたら、ぜひともこのページ使ってほしいと思いました。

で!
ここまでで14ページ。
前半終了です。



芥川ソロページの左側のページからが後半になるんですけど……。

神人・雨御前と対峙する国木田さんと谷崎さん。

ちょっともうこの神人がとんでもなさすぎて。
前回も思ったけど、原作担当のカフカさん、どこから着想を得てこんなとんでもないの思いついたんですか!?と、お尋ねしたい。

神人が語る言葉の概念は、まあ、それなりに分かるんですけど、いや、もうこんなの、どんな異能を持ってたとしても普通の人間がかなうわけないでしょ!?って類いの敵です。

国木田さんが谷崎さんに「別れて逃げるぞ」と提案した直後、ページめくったら。

見開き2ページの上側3分の2を使って、国木田さんが神人に刀でがっつり突き刺されてて。

うぎゃーーーーー!

待ってーーー!
国木田さんーーーー!(悲鳴)

あの、内容は悲惨なんですけど、変な話ですが、ここの見開き2ページのコマ割りがすごくいいんですよね……。
まるで映像見てるような感覚。
ここはデジタル版でも、たて読みじゃなく横読みでぜひ見開きで見てもらいたいです。

……でも、紙版本誌サイズで見た方が、よりショックだと思います……。
(見開きページ見た瞬間に、あまりの衝撃に1回、本誌を閉じました、はい。)

で、国木田さんが刀を両手でつかんで押さえたまま、谷崎さんに逃げろって言うんですけど、谷崎さんは「で…… でも」と言うだけで動かない。
(そりゃ、そうだよね。国木田さんを置いて逃げられるわけない。)

そこに敦くんがやってきて谷崎さんをひっつかんで逃げる。

その後、国木田さんの肉体は前々回のY子嬢と同様に液体(泡)となり。

「俺が」
「死のうとも」
「俺の」
「理想は……」

という言葉を残して、国木田さん(だった液体)は神人に吸い込まれてしまうんですけど、国木田さんの手帳(表紙に「理想」)は地面に残されたまま。

あ゛あ゛、もう―――。国木田さん……。

で、地面に残された手帳が描かれたページの隣(左側)のページで、逃げた敦くんと谷崎さんの会話が描かれてるんですけど。
谷崎さん、完全にぶちギレてます。

「あの野郎」
「ブチ殺してやる」

ってセリフを、谷崎さん、白目状態で吐いているんですけど、ページをめくったら。

谷崎さんの頭上からまさに刀を垂直に突き刺そうとしている神人が!!!!!
刀の切っ先、谷崎さんの頭上すぐのとこにあるんですよ!

ちょ、やめて!
やーーめーーーてーーーーー!!

もう、心臓止まるかと思いました……。

ここで第117話は終了。
全34ページ。


無理……もう無理……これ以上のダメージ受け止めるの無理……。

地球の反対側にいる太宰と中原を、誰か、どこでもドア使って今すぐ連れてきて……と、訳のわからないことを考えてしまいました。

まさか、前回よりもさらに悲惨な展開になって、30数ページでここまで心理的ダメージ食らうとは思いませんでした。
お酒飲んでたから余計に感情の起伏が激しくなったんだと思うんですけど、ほんと、寝る直前に読むべきじゃなかった……。

初読から約1日たちましたけど、このブログ書くために本誌であれこれ確認するのもつらいぐらいです。
唯一の救いは、芥川が「承った」と言っている、あのページですかね……。

頼む、芥川。
敦くんと一緒に神人とドストエフスキーをどうにかしてくれ……。

とにかく次の話のしょっぱなで、谷崎さんが神人に殺されないことを祈ります。
そんなことになったら、ほんとに心折れるかも


なんか久しぶりにまじめにブログを書いたら、めっちゃ長くなってしまいました。
長々とすみません。

次は、一昨日届いたJUMP SQ.か、昨日届いた憂国Remains3巻について書きたいと思ってます。
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