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トラリピを試してみます【2】

今回はトラリピの仕掛け方です。
トラリピ体験記のブログは最近急増していますが、仕掛けの実例を示したものは少ないようです。
確かに放置が前提のトラリピですから、有力ブロガーが軽い気持ちで実例を紹介して読者が鵜呑みにしてしまうと問題がありそうですね。

ここでは基本的な考え方を例示します。
私はトラリピ初心者ということを前提としてお読みください。

まずはドル円の買い指値を入れてみます。
下の表のように1円幅で5本の指値とリミットオーダーを入れます。

このオーダーだと指値取引が成立してリミットにタッチすると1万通貨あたり1万円の利益となります。
トラリピの場合、リミットにタッチして利確すると、自動的に元の指値が復活します。なので上のオーダーだとドル円レートが85円から90円の間をウロチョロしてくれれば自動的に何度でも1万円の利益が発生することになります。実際に半年前(2009年の9月頃)に上のようなオーダーを出した人は半年間の放置で何十本も利確していることになります。

M2Jの取引画面では「トラップ値幅」を設定すれば「0.2円刻みに10本」のようにワンタッチで最大20本のリピートイフダン注文を出すことが可能です。
デモ口座で1回注文すれば操作はすぐに慣れるでしょう。

上の表にはストップオーダーがありませんが、デモ口座ではとりあえずストップオーダーなしでやることをお勧めします。何故なら上記のオーダーでストップオーダーを1円、2円で設定してしまうと、ストップ売りと新規指値買いが同時に成立するロスが発生する他、トラリピの特長も怖さも体験できないからです。

因みに私のトラリピデモ成績ですが、1月に200万円スタートで現在ドル円がプラス50万円、ユーロ円がマイナス30万円となっています。結果論ですがここ半年のドル円の状況は、「トラリピプレーヤー」には絶好の稼ぎ場となっているのではないでしょうか。

次回はチャートと併せて具体的戦略を練るとともにリスクについても考えたいと思います。

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