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2018年03月07日
メルセデス-AMG GT 4ドア・クーペ 3モデル展開
メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスカー部門のAMGは最新作となるGT 4ドア・クーペをジュネーブモーターショーで公開しました。今回発表されたGT 4ドア・クーペは、2種類のガソリンエンジンで販売を開始する模様で、GT53 4マティック+、GT63 4マティック+そしてGT63 S 4マティック+の3モデルです。メルセデス-AMG GT 4ドア・クーペはライバルにポルシェ・パナメーラを見据えており、このモデルは全てAWD車になり、トランスミッションは9速オートマティックを介して駆動するようです。
GT 4ドア・クーペは、SLSクーペとロードスター、GTクーペとロードスターに続いて、メルセデス-AMGが送り出す第5のモデルとなる。
GT53 4マティック+には、メルセデス-AMG製の新設計3リッター直列6気筒エンジンにマイルドハイブリッド・システムが組み合わされます。次に真ん中のグレードとなるGT63 4マティック+と最上級グレードのGT63 S 4マティック+には、他のAMGモデル同様にそれぞれ異なるチューニングを施したメルセデス-AMG製の4リッターV8エンジンを搭載します。
シリーズのエントリーモデルはGT53 4マティック+で、このモデルにはCLS53 4マティックと同じマイルドハイブリッドのシステムが搭載され、435馬力を発揮する3リッター直列6気筒ターボエンジンは1800rpmの低回転から70.9kg-mというトルクを発揮します。さらに電気モーターにより22馬力の出力と25.4kg-mのトルクが追加されます。GT53 4マティック+は0-100km/hの加速は4.5秒、最高速度は285km/hと発表されています。
GT53 4マティック+の上級モデルとなるのが、GT63 4マティック+で、メルセデス-AMG製の4リッターV8ターボエンジンを搭載し585馬力と発揮し、0-100km/hの加速は3.4秒、最高速度は311km/hと発表されています。
そして、トップモデルとなるGT63 S 4マティック+には、GT63 4マティック+と同じ4リッターV8ターボエンジンが積まれ、639馬力を発生し、0-100km/hの加速は3.2秒、最高速度は315km/hと発表されています。いずれもAWD車で、トランスミッションは9速オートマティックを採用しています。
GT 4ドア・クーペの名の通り、このモデルは現行GTクーペのサルーンモデルになり、ファストバック・スタイルのテールゲートなどを受け継いでいます。こうしたデザインは新たなAMGモデルに実用性を与えるためには不可欠な要素であり、AMG最高経営責任者のトビアス・ムアース氏は「高いレベルでの日常的な使い勝手」を確保することができたと語っています。
AMG初のGT 4ドア・クーぺに使用されているシャーシは、メルセデス・ベンツのMRAプラットフォームで、シャシーや電気システムなどを含めた多くのコンポーネントが、最近発表されたばかりの3代目CLSと最新Eクラスと共通になっています。しかし、機械的にはCLSとEクラスと似た点の多いGT 4ドア・クーペですが、AMG独自の設計も盛り込まれていて、GT 4ドア・クーぺのフロントエンドはAMG製のV8ガソリンユニットなど、異なるパワープラントを収納するため大きくなっていて、それに合わせてエンジンルームも長くなっており、AMGのエンジニアによれば、パッケージングの制限により、このAMG製V8エンジンをCLSに積むことはできないということです。
そして、GT53 4マティック+に搭載されている電気システムは48V仕様で、EQブーストと呼ばれるシステムの一部として、ブレーキングやスロットル・オフでのコースティング時に運動エネルギーを回収するためのモーター制御に用いられています。このシステムはCLS53 4マティック同様に回収されたエネルギーをリチウムイオン・バッテリーに貯めで電気ブースト機能によりパフォーマンス向上のために使用されます。
最新のSクラスのS560eに搭載されたEQパワーシステムとは異なり、GT 4ドア・クーぺに搭載されているハオブリッドシステムは電気モーター単独で走行することはできないようになっています。
昨年ジュネーブで公開され好評だったGT 4ドア・コンセプトのスタイリングを若干の変更したのみで、そのままGT 4ドア・クーペの量産モデルにも適用されているGT 4ドア・クーペですが、このデザイン責任者のゴードン・ワグナー氏によれば、「GT 4ドア・クーペは、われわれのデザイン言語を最もハッキリとしたかたちで表すとともに、パフォーマンス・ブランドとしてのAMGの独立した存在感を強調するものです」と話しています。
インテリアではメルセデスの主流のワイドスクリーンコックピットで、よりディスプレイの解析度が高められています。
GT 4ドア・クーペは、SLSクーペとロードスター、GTクーペとロードスターに続いて、メルセデス-AMGが送り出す第5のモデルとなる。
GT53 4マティック+には、メルセデス-AMG製の新設計3リッター直列6気筒エンジンにマイルドハイブリッド・システムが組み合わされます。次に真ん中のグレードとなるGT63 4マティック+と最上級グレードのGT63 S 4マティック+には、他のAMGモデル同様にそれぞれ異なるチューニングを施したメルセデス-AMG製の4リッターV8エンジンを搭載します。
シリーズのエントリーモデルはGT53 4マティック+で、このモデルにはCLS53 4マティックと同じマイルドハイブリッドのシステムが搭載され、435馬力を発揮する3リッター直列6気筒ターボエンジンは1800rpmの低回転から70.9kg-mというトルクを発揮します。さらに電気モーターにより22馬力の出力と25.4kg-mのトルクが追加されます。GT53 4マティック+は0-100km/hの加速は4.5秒、最高速度は285km/hと発表されています。
GT53 4マティック+の上級モデルとなるのが、GT63 4マティック+で、メルセデス-AMG製の4リッターV8ターボエンジンを搭載し585馬力と発揮し、0-100km/hの加速は3.4秒、最高速度は311km/hと発表されています。
そして、トップモデルとなるGT63 S 4マティック+には、GT63 4マティック+と同じ4リッターV8ターボエンジンが積まれ、639馬力を発生し、0-100km/hの加速は3.2秒、最高速度は315km/hと発表されています。いずれもAWD車で、トランスミッションは9速オートマティックを採用しています。
GT 4ドア・クーペの名の通り、このモデルは現行GTクーペのサルーンモデルになり、ファストバック・スタイルのテールゲートなどを受け継いでいます。こうしたデザインは新たなAMGモデルに実用性を与えるためには不可欠な要素であり、AMG最高経営責任者のトビアス・ムアース氏は「高いレベルでの日常的な使い勝手」を確保することができたと語っています。
AMG初のGT 4ドア・クーぺに使用されているシャーシは、メルセデス・ベンツのMRAプラットフォームで、シャシーや電気システムなどを含めた多くのコンポーネントが、最近発表されたばかりの3代目CLSと最新Eクラスと共通になっています。しかし、機械的にはCLSとEクラスと似た点の多いGT 4ドア・クーペですが、AMG独自の設計も盛り込まれていて、GT 4ドア・クーぺのフロントエンドはAMG製のV8ガソリンユニットなど、異なるパワープラントを収納するため大きくなっていて、それに合わせてエンジンルームも長くなっており、AMGのエンジニアによれば、パッケージングの制限により、このAMG製V8エンジンをCLSに積むことはできないということです。
そして、GT53 4マティック+に搭載されている電気システムは48V仕様で、EQブーストと呼ばれるシステムの一部として、ブレーキングやスロットル・オフでのコースティング時に運動エネルギーを回収するためのモーター制御に用いられています。このシステムはCLS53 4マティック同様に回収されたエネルギーをリチウムイオン・バッテリーに貯めで電気ブースト機能によりパフォーマンス向上のために使用されます。
最新のSクラスのS560eに搭載されたEQパワーシステムとは異なり、GT 4ドア・クーぺに搭載されているハオブリッドシステムは電気モーター単独で走行することはできないようになっています。
昨年ジュネーブで公開され好評だったGT 4ドア・コンセプトのスタイリングを若干の変更したのみで、そのままGT 4ドア・クーペの量産モデルにも適用されているGT 4ドア・クーペですが、このデザイン責任者のゴードン・ワグナー氏によれば、「GT 4ドア・クーペは、われわれのデザイン言語を最もハッキリとしたかたちで表すとともに、パフォーマンス・ブランドとしてのAMGの独立した存在感を強調するものです」と話しています。
インテリアではメルセデスの主流のワイドスクリーンコックピットで、よりディスプレイの解析度が高められています。
DBA スピードバックGT シルバーストン・エディション
英国資本の少数生産メーカーであるデイビッド・ブラウン・オートモーティブ(DBA)が、ジュネーブモーターショーに特別なスピードバックGTを出店することを発表しました。この特別なスピードバックGTはシルバーストン・エディションと名付けられ、クラシックなデザインを身にまとい新しい客層を取り込もうとしています。
スピードバックGT シルバーストン・エディションは一台一台手作業で仕立てられ、高級な英国産の素材やトリムパーツをふんだんに使用しています。
ジャガーXKRクーペがベースになっていて、XKRクーペのアルミ製シャシーなど基本構造はそのまま流用しています。しかし、搭載されているエンジンの、ジャガーの5リッターV8スーパーチャージャーは、609馬力までパワーアップされています。サスペンションはシルバーストンの名前に相応しいようにスポーティなチューンが施されていて、装着されるアルミホイールは専用デザインの20インチで、タイヤはフロントが255/35、リヤが285/30です。
シルバーストン名前は、DBA本社の所在地と、その向かいにエントランスがあるF1サーキットにちなむもので、
元々、サーキットは英国空軍の基地だったことが由来になっています。スピードバックGTは一台一台アルミのボディパネルを叩き出しで成形され、インテリアの縫製などもすべて手作業により完成されます。
DBAの創設者であるデイビッド・ブラウン氏は、「シルバーストン・エディションで、新たな顧客の獲得を目指しています」と語り、「オリジナルは気楽で時代を超越したカタチですが、こちらはもっとパフォーマンス重視になっていて、より若い客層に向けたものです。ただし、ゆったりと走れて日々使えるクルマである点は慎重に残しました。これは、サーキットマシンではないのです」と続けています。
販売価格は£744,000(1億1200万円)と高額で、10台限定の生産になります。またベースモデルのスピードバックGTは517psで£120,000(1800万円)と高額ではありますが、数少ないクラシックなデザインなモデルとしては平均的な価格です。
スピードバックGT シルバーストン・エディションは一台一台手作業で仕立てられ、高級な英国産の素材やトリムパーツをふんだんに使用しています。
ジャガーXKRクーペがベースになっていて、XKRクーペのアルミ製シャシーなど基本構造はそのまま流用しています。しかし、搭載されているエンジンの、ジャガーの5リッターV8スーパーチャージャーは、609馬力までパワーアップされています。サスペンションはシルバーストンの名前に相応しいようにスポーティなチューンが施されていて、装着されるアルミホイールは専用デザインの20インチで、タイヤはフロントが255/35、リヤが285/30です。
シルバーストン名前は、DBA本社の所在地と、その向かいにエントランスがあるF1サーキットにちなむもので、
元々、サーキットは英国空軍の基地だったことが由来になっています。スピードバックGTは一台一台アルミのボディパネルを叩き出しで成形され、インテリアの縫製などもすべて手作業により完成されます。
DBAの創設者であるデイビッド・ブラウン氏は、「シルバーストン・エディションで、新たな顧客の獲得を目指しています」と語り、「オリジナルは気楽で時代を超越したカタチですが、こちらはもっとパフォーマンス重視になっていて、より若い客層に向けたものです。ただし、ゆったりと走れて日々使えるクルマである点は慎重に残しました。これは、サーキットマシンではないのです」と続けています。
販売価格は£744,000(1億1200万円)と高額で、10台限定の生産になります。またベースモデルのスピードバックGTは517psで£120,000(1800万円)と高額ではありますが、数少ないクラシックなデザインなモデルとしては平均的な価格です。
マクラーレン 謎のテスト
ジュネーブモーターショーでオールカーボンのマクラーレン セナを公開するマクラーレンがマクラーレンのラインナップの3シリーズ、スポーツシリーズ、スーパーシリーズ、アルティメットシリーズの3台でテストしている所を撮影されました。
マクラーレンセナにはカモフラージュが施されたウィングがあるので最終テスト中かとみられますが、675LTと570Sは謎で一緒にテストされています。
残念ながら全体を撮った写真がないのでなんとも言えませんが、570Sのテールライトの所に透明な板が貼ってありエンジンフードも市販のモデルとは違うパーツがつけられているようで何かテストをしています。そして675LTの方ですが、こちらも謎でマクラーレンF1の後継モデルでコードネームBP23プロトタイプをテストしているのかもしれません。
しかしこれまでに目撃されたテスト車両は見た目は720Sで、コクピットはちゃんとセンターコクピットになり、マクラーレンF1とは違い左右にバックカメラが取り付けられているのが分かります。BP23はセナや720Sに搭載されている4.0リッターV8ツインターボエンジンではなく、BMWと共同開発する新設計のエンジンが採用される事が発表されています。
マクラーレンセナにはカモフラージュが施されたウィングがあるので最終テスト中かとみられますが、675LTと570Sは謎で一緒にテストされています。
残念ながら全体を撮った写真がないのでなんとも言えませんが、570Sのテールライトの所に透明な板が貼ってありエンジンフードも市販のモデルとは違うパーツがつけられているようで何かテストをしています。そして675LTの方ですが、こちらも謎でマクラーレンF1の後継モデルでコードネームBP23プロトタイプをテストしているのかもしれません。
しかしこれまでに目撃されたテスト車両は見た目は720Sで、コクピットはちゃんとセンターコクピットになり、マクラーレンF1とは違い左右にバックカメラが取り付けられているのが分かります。BP23はセナや720Sに搭載されている4.0リッターV8ツインターボエンジンではなく、BMWと共同開発する新設計のエンジンが採用される事が発表されています。