2009年09月04日
色の微調整 : 色を薄くしたり濃くしたりするときの考え方
ファンブログ 色の豆知識 投稿日:2009年09月04日 18:00
ファンブログ カスタマイズ
突然ですがこの色を濃くするには、スライドバーをどちらに移動しますか?
直感で思いついた方を選んでください。
直感で思いついた方を選んでください。
数字が大きくなる右側を選んだ方は「続きを読む」を押して読み進めてくださいませ。
数字が小さくなる左側を選んだ方は必要ないかとは思いますが、お暇でしたらお付き合いください。( ^ω^;))
色を濃くするために数字が大きくなる右側を選んだ方は、赤い色を足せば濃くなると直感で思ったはずです。
そのため、濃い = 大きな数字という固定観念が働きますので、これが普通です。
濃いという表現は、色だけでなく味にも使われ、味が薄い、濃いという表現ですが、醤油味のスープの場合、味が薄いものは透明感のある色で、濃いものは茶色いイメージが自然と思い浮かべられると思います。
また、化粧にもこの濃いという表現は使われ、薄化粧とか化粧が濃いという表現をよく使いますよね。
女性ですとファンデーションの番号は大きい数字ほど濃い色という認識もありますのでなおさらです。
ぐだぐだとつまらぬ話をしてしまいましたが、この薄い、濃いという固定観念で考えますと、ブログでの色の調整はうまくいかないんです。ブログで使用されています色は、RGB 方式なので「色」でなく「光」として考えなくてはなりません。
色を明るく、暗くするという表現に近いものとしまして、カラオケボックスなんかについています部屋を明るくしたり暗くする「調光器」というものがあるんですが、ご存知でしょうか?丸い摘みを回すと部屋が明るくなったり暗くなったりする照明用の摘みです。
そうなんです!光の場合は数字の考え方が色とは逆になるんです。この部屋の灯りを、赤い色ではなく、赤い灯りとして置き換えて考えますと、RGB で色を濃い色(暗い色)に調整したい場合は数字を増やすのではなく、少なくするということがご理解いただけるかと思います。
いかがでしたでしょうか?赤い色でなく、赤い光(灯り)として考え、濃くするのではなく、暗くするという考えが理解できますと、簡単な色の調整はできるようになっちゃいますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
次回は、この考え方を元にして実際の色を明るくしたり暗くする方法を説明します。ご興味のある方は、よろしくお付き合いくださいませ。(´・ω・`)b
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そのため、濃い = 大きな数字という固定観念が働きますので、これが普通です。
濃いという表現は、色だけでなく味にも使われ、味が薄い、濃いという表現ですが、醤油味のスープの場合、味が薄いものは透明感のある色で、濃いものは茶色いイメージが自然と思い浮かべられると思います。
また、化粧にもこの濃いという表現は使われ、薄化粧とか化粧が濃いという表現をよく使いますよね。
女性ですとファンデーションの番号は大きい数字ほど濃い色という認識もありますのでなおさらです。
ぐだぐだとつまらぬ話をしてしまいましたが、この薄い、濃いという固定観念で考えますと、ブログでの色の調整はうまくいかないんです。ブログで使用されています色は、RGB 方式なので「色」でなく「光」として考えなくてはなりません。
RGB は、色を薄く、濃くするでなく、色を明るく、暗くするという表現で考える
色を明るく、暗くするという表現に近いものとしまして、カラオケボックスなんかについています部屋を明るくしたり暗くする「調光器」というものがあるんですが、ご存知でしょうか?丸い摘みを回すと部屋が明るくなったり暗くなったりする照明用の摘みです。
下図が調光器の摘みだとします。部屋を暗くしたい場合、あなたならどちらに回しますか?
どうですか?今度は、数字が小さくなる左側に回すと暗くなるとお考えになったのではないでしょうか?
そうなんです!光の場合は数字の考え方が色とは逆になるんです。この部屋の灯りを、赤い色ではなく、赤い灯りとして置き換えて考えますと、RGB で色を濃い色(暗い色)に調整したい場合は数字を増やすのではなく、少なくするということがご理解いただけるかと思います。
いかがでしたでしょうか?赤い色でなく、赤い光(灯り)として考え、濃くするのではなく、暗くするという考えが理解できますと、簡単な色の調整はできるようになっちゃいますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
次回は、この考え方を元にして実際の色を明るくしたり暗くする方法を説明します。ご興味のある方は、よろしくお付き合いくださいませ。(´・ω・`)b
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