ダイエットをしたなら良いが、病気で痩せた可能性もあるため、私からは声を掛けないでいると、ママ友のほうから声を掛けて来た。
ママ友、「私のこと、覚えている?」
私、「覚えてるわよ、子供が〇〇で一緒だったAさんだよね」
ママ友、「私、変わったでしょ?」
私、「変わったのは、お互い様よ。どうかしたの?」
ママ友、「旦那が鬱になって、私も鬱になったの」
私、「貰い鬱は珍しくないらしいわよ」
ママ友、「どこか良い病院を知らない」
知っていたとしても、責任が取れないため、
私、「病院には掛かっているの?」
ママ友、「〇〇クリニックに掛かっている」
ママ友と旦那さんが通っているのは心療内科。
私、「どうして心療内科に掛かっているの?」
ママ友、「鬱だからよ」
私、「精神科ではダメだったの?」
ママ友、「精神科は、敷居が高いじゃない」
私とママ友は同年代、精神科に対しては偏見を抱いており、精神科よりは心療内科のほうが掛かりやすいのは分からないでもない。
ママ友、「長年掛かっているけど、夫婦揃って良くならないのよ」
ママ友は何を治したいのだろう?
鬱は心の病気と言われているが、心は治しようがない、なぜなら、心なんてものは存在しないのだから。
存在するものなら、受診の際にレントゲン等を使って患部を診るだろう。
しかし、精神科にしても心療内科にしても、問診だけでクスリが処方される、なぜなら、専門家でさえ、どこに心や精神があるのか分かってないから。
そうは言っても、心の病気は他人事ではない。
どこにあるのか、本当にあるのか分からない心と精神、だから治療が困難。
ママ友に、なんと言ってあげれば良かったのだろう?
「困ったことがあったら電話して」
電話されても、どうしてあげれば良いのか分からない。
病気の話の後は、互いの子供の話をした。
子供の話をしている時の彼女は普通のお母さん、普通って、なんだろう?私って普通なのかな?普通だと思っているだけかもしれない。
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