私、「何してるの?」
旦那、「聞こえないんだよ」
私、「手話で話しているのだから、音量を上げても何も聞こえないわよ」
旦那、「あっ、そうだった」
サイレントは、耳が聞こえなくなった若者の葛藤を描いたドラマなのだが、主人公の男の子は高校生までは耳が聞こえ、耳が聞こえなくなっても声を出す(話す)ことは出来るのだが、高校生の時に付き合っていた元カレに対しては話そうとしない。
暫くすると、旦那がテレビリモコンをジッと見ているため
私、「何をしているの?」
旦那、「字幕を消すの」
私、「消えないわよ」
旦那、「どうして?」
私、「手話の通訳だから」
旦那、「あっ、そうだった」
私、「貴方、大丈夫?バカになってない」
旦那、「なってないよ」
暫くすると、
旦那、「主人公の男の子、最後まで彼女と話さないつもりなのかな?」
私、「話さないわよ」
旦那、「どうして、そう思うの?」
私、「聴覚障害者の中には話せない人もいるからよ」
旦那、「最終回までに1回は話すんじゃないか?」
私、「どんなタイミングで話すと思うの?」
1回話すとしたなら、私は最終回で彼女に「好きだよ」くらいは言うのもアリかなと思ったのだが
旦那、「このカップル、手を繋いだじゃない。と言うことは次はキスをするだろ。その後はエッチをするじゃない」
私、「そうね」
旦那、「エッチの最後に、男の子が思わず、イクって言うんじゃないか?」
私、「貴方、そんなこと考えて、このドラマを見てたの?バカじゃない!」
とは言ったものの、旦那がいないところでメッチャ笑ってしまった。
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