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2022年10月06日

お役所仕事!担当者、出てこいやー!!

尾張旭市役所のホームページには、集積所の清掃を交代で行う、当番制で管理など、ごみ集積所の管理について書かれている。
カラスの生態に関しては、自然の少ない市街地は、カラスの天敵となる猛禽類が多くありません。と書いてある。
尾張旭で、自然が少ないとなれば、発展している近隣の町はどうなる?
カラスの住処を失くしたのは、行政だよ!
昔の維摩池は、現在に比べ大きかった。現在、シンボルロードが通っている場所は、かつては池だった。
現在の維摩池の西側は芝生広場や空き地になっているが、ここも、かつては池だった。
維摩池を埋め立て、シンボルロードを通しただけではない、大阪に本社がある企業が、有害物質を含む凝固剤(フェロシルト)を埋めたのだ。
土地が軟弱だと家が建たないため、土地を強固にするに凝固剤が用いられるのだが、このフェロシルトには環境基準を超える六価クロム、フッ素、放射性物質のウランやトリウムなどが含まれている。byウィキペディア
当時の市会議員さんの働きで、有害物質が流失しないようブルーシートで覆われ、その後、フェロシルトは完全撤退されたことになっているのだが、ブルーシートで覆う前に有害物質は地中や維摩池に流失してはないだろうか?
これだけ読むと、維摩池で子供に水遊びをさせるのは危険と思うだろうが、六価クロムについて調べてみると、大気中における 6 価クロムの 3 価クロムへの還元半減期は、16 時間 から約 5 日間と推定されているので、六価クロムの溶液を口にしなければ問題はないレベル。ただし、安全ではない。
このフェロシルトは、環境をテーマに開催された「愛・地球博」でも、会場閉鎖後に埋め戻し材として使用され、その後、問題となり、埋め戻しで出た土は撤去することになったのだが目処はたってない。
いい加減な企業だから、維摩池の跡地に埋められたフェロシルトも完全撤退されたかは疑問。
問題なのは、発ガン性物質を含むフェロシルトを埋めた企業だけではない。
当時の市会議員さんによると、尾張旭市内では市の中心道路シンボルロード沿いの造成地5000平方メートルにフェロシルトが埋設。この造成地は「山辺の散歩道」に隣接した市民のハイキングコースや散歩道として人気のある一帯。
 2003年に緑豊かな雑木林が突然伐採され、陶土を採掘したその跡に埋め戻しとしてフェロシルトが埋設され。
これって、フェロシルトを埋設した企業が勝手にやったことではないよね?
市の許可を得てるよね?
維摩池を埋め立てれば、維摩池や周囲の山林を住処にしていた鳥など動物は、どうなる?
住処を追われたカラスやイタチなどが、住宅街に現れゴミを荒らしている。
鳥が維摩池に住めなくなったのは、埋め立てだけが問題ではない。
維摩池の周囲を遊歩道が整備されたことで、早朝からウォーキングや犬を散歩させている人の大きな話し声がする。夏の維摩池は夜中でも人が多く、市も関わってキャンドルイベントも行われている。
維摩池の周囲は土手や林で囲われているため、犬の鳴き声はサラウンド効果でメッチャ響く。
カラスの天敵である猛禽類は、人間などの敵を察知したら警戒し他へ行ってしまうため、天敵がいなくなったカラスは人に迷惑を掛けるようになる。
最初に迷惑を掛けたのは、ゴミを荒らすカラス、それとも住処を奪った人間?
10月から、維摩池の西側にある駐車場は、トイレ利用者専用になった。
すると、どうなった?
今まで、この駐車場を利用していた釣り人などは、維摩池の北側にある駐車場を利用するようになった?
なるわけ、ないじゃない!近隣の住宅街に、迷惑駐車してるわよ!
トイレ利用者専用の看板が設置されると、近隣住民は「お役所仕事!」と鼻で笑った。
posted by owariasahi at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言
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