彼女は専門学校に通っていたのだが、学費が支払えなくなり退学、現在はクラウドソーシングでお金を得ている。
私、「クラウドソーシングって何?」
彼女、「文章を書いたり、プログラムを作ったり、すると報酬が貰えるの」
私、「儲かるの?」
彼女、「全然。1000文字の文章を書いても100円にもならない」
私、「1000文字の文章を書くのに、どれくらい掛かるの?」
彼女、「だいたい1時間」
ということは、彼女のクラウドソーシングでの報酬は時給100円以下。
最低賃金が900円ちょっとだから、彼女は最低賃金の9分の1の報酬しか得ていない。
私、「1日、何時間働いているの?」
彼女、「案件が少なくなっているから、何時間も働けない」
彼女が利用しているクラウドソーシングのサイトを見させてもらうと、高学歴な人でも書くのが難しい案件ばかり。
彼女、「私、バカだから、簡単な案件しか出来ないの」
と彼女は自身のことを卑下するのだが、彼女が出来ない案件はおそらく釣り案件、つまり、端(はな)から出来ない案件。
彼女が利用しているクラウドソーシングを運営している会社の株価を調べると右肩下がり、クラウドソーシングの登録者数が減ると、更に株価が下がるだろうから、仕事(案件)があるように見せかけているのだろう。
彼女のような弱者を食い物にする業種は、近々、終焉を迎える。
私の周囲にも貧困ビジネスは存在する、そのビジネスから抜け出せない者は、利用する側、利用される側、双方、心を病んでいる。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image