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2024年02月06日
厳寒期に岸から魚が釣れなくなる理由!
2月は1年で最も寒い一ヶ月。
冬、特に2月は魚が釣れない・釣れにくいと言われる時期です。
今回は、なぜ冬は魚が釣れにくくなるのかを解説します。
どうして冬は釣れないの?
出典・photoAC
魚が釣れない・釣れにくいと言われる冬。
特に2月は一年で最も寒く、最も水温が下がるので、岸から魚を釣るのはとても厳しい時期ですよね......。
今回は、なぜ冬は岸から魚を釣るのが難しくなるのか解説します。
浅い場所に魚がいない
出典・photoAC
冬になると、夏には沢山いたプランクトンが減ってしまいます。
小魚のエサになるプランクトンがいないと言うことは、当然それを食べる小魚も寄りつきません。
そして、その小魚を捕食する中・大型の魚も寄りつきません。
浅場は外気温の影響を受けやすく、水温が下がりやすい場所です。
なので、浅場はプランクトンが真っ先にいなくなってしまいます。
プランクトンの減少とともに、小魚や大型魚が姿を消していく。
なので、浅場(岸釣り)では「冬=魚が釣れない」ということになるわけです。
魚は温度変化に弱い
出典・photoAC
魚は変温動物なので、人間よりも温度変化に敏感です。
たった1℃の水温変化でも、彼らの活性を大きく左右してしまいます。
そのため、多くの魚は自分たちの適水温に近く、水温が安定している深場へと移動していきます。
なので、深場へアプローチする手段がなければ、仕掛けに気づいてもらうこともできないと言うことです。
魚が不用意に活動しない
いくら活性が低いと言っても、魚もエサを食べなければ生きてはいけません。
ですが、ハイシーズンのように獲物を追っかけ回して捕食する個体は極端に少なくなります。
ただでさえエサの少ない時期に、必要以上に体力を消耗することは、冬の過酷な環境では非常に危険なこと。
低水温が得意な魚は別として、多くの魚は「ここぞの場面」でだけ口を使います。
なので、釣り人のエサやルアーを食べる確率も減ってしまうのです。
釣り人が寒さに耐えられない
出典・photoAC
冬の釣りは寒さとの戦いでもあります。
寒さに耐えられなくて、釣りを断念する方も多いと思います。
過酷な寒さの中で釣りをするには、万全の防寒対策が必要です。
それでも釣りに行く!
色々な理由から、魚が釣れにくい冬。
しかし、いくら冬が釣れないと言っても、全く釣れないわけではありません。
低水温を好む魚を狙ったり、温かいエリアに狙いを絞ったりすることで、冬でも釣果を上げることができます。
外に出たくないような寒さでも、そんな淡い期待を持ちながら釣り場へと足を運んでしまうのが釣り人の性ですよね。
最後までご覧いただきありがとうございます。