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2013年05月05日
2013年GW。霧島のんびりきっぷの旅。その6
錦江湾は運がいいと、イルカの集団に会えるらしい。前回(3月)は車内放送で案内していた。今回は放送が無かった。
「運がよければ、このようにイルカの群れを見ることができます」
客室乗務員がイルカの写真を見せながらの案内。ビジュアルに訴えるとは、さすが!
しかも、養殖の筏(いかだ)の近くに集まっているらしい、と場所の説明も具体的。竜ケ水付近には養殖の筏がたくさんあるので、もしかして…。今回は見えませんでした。
錦江湾のむこうに桜島が見える。午前中は穏やかだったのに、噴火したのか、噴煙がモクモクあがっていた。
16時32分、鹿児島中央に到着。
「おねーさんもいっしょに、まくどなるどいこ〜!」
息子が一生懸命誘っていたので、大阪のお姉さん、折れる形で、20分ばかりコーヒータイムに付き合ってもらいました。お礼と言ってはなんですが、時刻表について特別授業?をした。
JTBの時刻表を持っていたので、実際に見せながら日本全国の鉄道路線、バス、船、飛行機の時刻が掲載されていることを言うと、
「時刻表、買います」
次回の九州旅行の時は、お得な切符で旅しているかも。
中古価格 |
新幹線のページで形式がわかることや、新大阪までの新幹線の時刻を調べてみた。大阪のお姉さんは停車駅の少ない「みずほ606号」で帰ることにした。
お土産売り場で、大阪のお姉さんと別れる。
息子、名残惜しそうだった。
17時24分の「つばめ360号」まで、の時間が迫り、お土産購入タイムは5分で終了。
「つばめ360号」は博多まで各駅停車。満席だった。隣の座席にもあごヒゲをたくわえた、若い男性が座っていた。
各駅停車の九州新幹線の旅。はじまりはじまり〜!2時間足らず。新幹線を楽しむのにはいいかも。
息子も「とる!」と切符を持ってくれた。
妻面もおしゃれ。三枚の絵が桜島を表現しています。ワゴンサービスはなく、乗車前にホームで飲み物を買っておいて正解でした。
九州新幹線開業のCMは進行方向左手の車窓。あの動画を見ていると、ああ、このあたりに集まって手を振っていたんだなあ…。というのがよくわかる。
海が見えるあたりは、集まりにくかったのか、CMには無かった。海も綺麗に見える部分があるのはうれしい。一瞬のことなので、写真に撮るのは難しい。
息子は膝の上で眠り始めた。
トンネルも続くので、退屈したのだろう。
新八代を発車。
夕陽が見えた。
息子は結局博多到着まで寝ていた。
隣の男性も鹿児島中央から博多まで一緒だった。
19時12分、博多に到着。「ソニック51号」までの乗り換え時間は8分。
指定席を確保してあるので、安心して乗り換えられる。
2号車。折尾は門司港よりに階段があるので、降りたあと、ホームをしばらく歩くことになる。
ワゴンサービスがやってきた。
「本日はこどもの日なので、記念にお渡ししています。どうぞ」
なんと、JR九州の列車が紹介された下敷きを頂いた。ありがたい。
19時51分、折尾に到着。車掌さんも息子に向かって手を振ってくれた。
こうして、突発の一泊二日の旅は無事終了。
明日は仕事だあ。
(終わり)
5月5日(日) 鹿児島中央→折尾
鹿児島中央 07:37 きりしま4号
国分 08:24 クハ787-6 4号車
08:49 きりしま3号
鹿児島 09:20 モハ787-18 2号車
09:30 はやとの風2号
吉松 11:08 キハ147-1045
11:49 しんぺい2号
大畑 12:52 キハ140-2125 1号車
13:43 いさぶろう3号
吉松 14:47 キハ47-9082 2号車
15:03 はやとの風3号
鹿児島中央 16:32 キハ147-1045
17:24 つばめ360号
博多 19:12 822-2108 6号車
19:20 ソニック51号
折尾 19:51 サハ883-207 2号車
ホテルタイセイアネックス
2013年GW。霧島のんびりきっぷの旅。その5
12時52分、大畑に到着。
「写真撮ろうか?」
「とる〜!」
すんなり応じる時と、嫌がるとき。ポーズでふざける時…。どういった判断で使い分けているのだろう?
大畑駅で途中下車するので、列車を手を振って見送る。
1992年から設置されている駅のノート「大畑駅企画」。通算101冊目になっていた。今回の旅のことを書いていると、
「おとーさん!そんなことせんで、いこ〜!」
息子が大声で呼んでいる。
ノートの意味がわかるのも、しばらく時間がかかりそう。
「夏目友人帳」の舞台になっているらしく、スタンプが設置されていた。
ノートの注意書きに「スタンプを押さないでください」とあるのに、ノートにベタベタ押されていた。
大畑駅の駅舎を出て左手に神社の鳥居がある。
息子は神社の鳥居があると、すぐその先へ行きたがる。鳥居から続く上りの坂道をスタスタと登っていった。
神社へ続く坂道を登りきると、人吉の盆地が見おろせた。神社にはワラビ採りの人が数人。
神社で簡単にお参りをすませる。
「こう?」
息子もちゃんと手を合わせていた。
次回は家族全員で大畑駅に来れますように。
スイッチバックから矢岳方面へループ線で登っている途中に、殉職の慰霊碑がある。
タンポポを発見。綿毛を飛ばす。
きじ馬で記念撮影。
「おとうさんものって!」
お父さんはいいです。
記念撮影。
息子も大畑駅を気に入った様子。
指定席はふんわりしたシートで座り心地がいい。しかも進行方向左側のおいしい席が取れた。
大畑駅の線路がきれいに見えました。中央の上部にホーム、その右上の山に隠れたところに大畑駅の駅舎があります。
ただ、ここで列車を撮影している人がいて、三脚やらカメラバックが下のレールを隠していた。乗客に迷惑のかからない撮影をしてもらえたらな…と思った。
三大車窓と言われる地点でもしばらく停車。冬の空気が澄んでいるときは、桜島も見ることができる。
14時47分、吉松に到着。
「はやとの風3号」に乗り換える。
帰りは桜島が見えるように、進行方向左手の座席を確保した。
「あら、おかえりなさい」
客室乗務員は「はやとの風2号」と同じ。顔を覚えられていた。
15時03分、吉松を発車。
なぜか、息子の機嫌が悪くなる。
「もういい!」
目に涙を浮かべて抗議。どうしたものか…。
それでも、膝の上に座り続けている。
栗野から大阪のお姉さんが乗ってきて、機嫌が治るかな…。
大阪のお姉さんの姿はなかった。
大隅横川で、息子の機嫌がおさまった。
大阪のお姉さんと再会。息子もニコニコ顔になった。
はやとの風3号では、大阪のお姉さんと記念撮影。
左手に桜島が見えてきた。
つづく。
ホテルタイセイアネックス
2013年GW。霧島のんびりきっぷの旅。その4
吉松駅ホームの売店で幕の内弁当(630円)を買う。
「いさぶろう1号」が到着すると、すぐに「はやとの風1号」は発車していった。
大畑駅でのんびり弁当を食べよう、と思ったが、
「れっしゃのなかでたべる!」
「しんぺい2号」の発車前に弁当を食べてしまった。黒豆を口に運ぶと、パクリ。これは意外だった。
しいたけは拒否。
旅に出て、なんでもとりあえず、口に運んだら、食べてくれるかも。偏食を克服するのに、旅に出るのはいいかもしれない。
真の幸せ、という縁起のいい真幸(まさき)駅は宮崎県。吉松は鹿児島県、矢岳は熊本県。一気に三県を駆け抜けます。
真幸を発車して、一度バック運転。スイッチバックを登っていきます。一度発車したあとも、再び駅を見下ろすことができます。
ホームには見送りの人が手を振っています。
三大車窓で一度停車。撮影タイムが用意されているので、落ち着いて撮影できます。
矢岳駅。SLが展示されています。以前は「SL人吉」の機関車も展示されていました。現在はD51が展示されています。このD51を復活させようと、署名運動をしているようです。
復活したら、SL記念館はSLのない記念館になってしまいます。
これから、ループ線を下って、大畑駅へ。駅構内を見下ろせる地点でも、しばらく停車して、撮影タイムを用意してくれます。見える範囲が狭いので、一両分ずつ、停車します。
12時52分、大畑に到着。
ホテルタイセイアネックス
2013年GW。霧島のんびりきっぷの旅。その3
5時30分頃、トイレに起きる。
「おと〜さん、どこ?」
起きとるんかい。
「温泉、入る?」
「はいる!」
起きないうちに、風呂と朝食を済ませようと思ったが、早起きできると今後の旅で助かるかも。次回の「株主優待券を使った旅」ではどうなるか…?
6時過ぎに朝風呂。そのまま地下の食堂で朝食。モーニングセットと牛乳。
食堂のおばさまが、
「かわいいね〜。連れて帰りたい!」
息子を気にった様子。
「この頃は、しぐさや動きがどれもかわいい!」
「子どもを育てていると、こちら(親)がいろいろ子供から教わるものねえ」
せっかくなので、このブログのことを教えた。見てくれるかな?
部屋に戻って、時刻表を調べる。予定は9時過ぎの「はやとの風2号」に乗るが、早起きするとさらに別のところにも行ける。この辺が乗り放題の切符のいいところである。
桜島が望める海に面した竜ヶ水(りゅがみず)駅に行こうか…。
ちょうどいい列車が無かった。
特急「きりしま」に乗って国分まで行き、鹿児島まで戻って、「はやとの風2号」に乗ることにした。
7時25分、ホテルをチェックアウト。鹿児島中央駅までの道のりで、抱っこを要求された。
途中、コンビニでおにぎり2個、105円のパンを買った。車内での空腹対策である。
少し急ぎ足で、「きりしま4号」に間に合った。
車内はとても静か。空調が入っていなかった。寒くもなく、暑くもないからかな?
特急「きりしま4号」から。桜島が綺麗にみえました。
竜ヶ水(りゅうがみず)では6分停車。普通列車が発車して、そのあと、特急も通過。桜島がよく見える。
国分駅を発車する特急「きりしま4号」
国分駅前の様子。
上野原遺跡が近くにあるようだ。後で新聞記事で知った。縄文時代が体験できるテーマパークがあるらしい。
階段を見ると、登りたがる息子。とりあえず、陸橋から駅を見下ろす。
8時49分発特急「きりしま3号」で鹿児島へ。
帖佐(ちょうさ)からとなりにおばあちゃんと孫娘の二人が座った。平川(指宿枕崎線)までの乗車券を持っていた。動物園に行くのかな?鹿児島到着まで話す。子連れのお出かけなので、すんなり話すことができた。
鹿児島で降りるときは、手を振ってくれた。
息子もホームから「バイバーイ!」と車内のマスク姿の女の子(3歳くらい?)に大きく手を振っていた。
鹿児島駅ホームにて。特急「はやとの風2号」を待つ。
なんのポーズ?
キタキュウマンの真似らしい。鹿児島には知っている人はいないだろうな。
「足もと注意!」の足型にあわせて立つ。サイズが同じで満足そう。
9時30分、特急「はやとの風2号」は鹿児島を発車。
「こちらの席が空いています」
客室乗務員が空席を案内してくれた。若い女性のとなりに座る。女性は栗野までの特急券を車内で買っていた。地元の人かな?
そのうち、車窓を携帯で撮影していた。旅行者らしい。
客室乗務員が記念撮影してくれた。
車内に設置している乗車記念のスタンプを押して、息子に渡す。
「はい!」
息子、ニコニコ顔で隣の女性に、乗車記念のスタンプを渡していた。
「旅行ですか?」
大阪から初めての九州旅行に来たという。観光列車も初めてらしい。
「乗って楽しい列車っていいですね」
大阪から福岡までLCCのピーチでやって来て、博多からは新幹線。帰りは飛行機のチケットが取れなかったので、新大阪まで新幹線で帰るという。
「霧島のんびりきっぷ」の話をすると、
「そんな、便利な切符があるんですね」
金券ショップで、JR西日本の株主優待券の説明があったが、買い方がよく分からない、ので断念したとのこと。確かに、株主優待券は、片道すべてが半額になるとは言え、制約がいろいろあるので、きちんと理解していないと難しいかも。
栗野に行くのは、霧島アート美術館に行くのが目的らしい。
「帰りは何時の列車に乗る予定ですか?」
「『はやとの風3号』…かな?」
「一緒ですね!ご迷惑でなければ、帰りの座席は確保しておきます」
これこそ、ローカル線のマジック。列車の本数が少ないと、だいたい帰りの列車も一緒になってしまうのだ。
車内には「キイレンダー」なる、喜入のヒーロー(ゆるキャラ?)が喜入の宣伝をしていた。みんな黄色。キレンジャーみたいにカレーが大好物なのか?
記念撮影にも応じてくれました。
さつまいもプリンを買う。420円。濃厚なさつまいもの甘さが口中に広がります。息子と半分こ。
乗車記念で、JR九州の下敷きを子供たちに配っていました。
嘉例川駅でも記念撮影。
嘉例川駅では7分停車。当時のタブレットの装置等が展示されていました。
栗野に到着。
「バイバーイ!」
息子、大阪のお姉さんに大きく手を振っていた。
吉松駅のホームの様子。3月は花が咲いていたが、今回は跡形もなし。
ホテルタイセイアネックス
「おと〜さん、どこ?」
起きとるんかい。
「温泉、入る?」
「はいる!」
起きないうちに、風呂と朝食を済ませようと思ったが、早起きできると今後の旅で助かるかも。次回の「株主優待券を使った旅」ではどうなるか…?
6時過ぎに朝風呂。そのまま地下の食堂で朝食。モーニングセットと牛乳。
食堂のおばさまが、
「かわいいね〜。連れて帰りたい!」
息子を気にった様子。
「この頃は、しぐさや動きがどれもかわいい!」
「子どもを育てていると、こちら(親)がいろいろ子供から教わるものねえ」
せっかくなので、このブログのことを教えた。見てくれるかな?
部屋に戻って、時刻表を調べる。予定は9時過ぎの「はやとの風2号」に乗るが、早起きするとさらに別のところにも行ける。この辺が乗り放題の切符のいいところである。
桜島が望める海に面した竜ヶ水(りゅがみず)駅に行こうか…。
ちょうどいい列車が無かった。
特急「きりしま」に乗って国分まで行き、鹿児島まで戻って、「はやとの風2号」に乗ることにした。
7時25分、ホテルをチェックアウト。鹿児島中央駅までの道のりで、抱っこを要求された。
途中、コンビニでおにぎり2個、105円のパンを買った。車内での空腹対策である。
少し急ぎ足で、「きりしま4号」に間に合った。
車内はとても静か。空調が入っていなかった。寒くもなく、暑くもないからかな?
特急「きりしま4号」から。桜島が綺麗にみえました。
竜ヶ水(りゅうがみず)では6分停車。普通列車が発車して、そのあと、特急も通過。桜島がよく見える。
国分駅を発車する特急「きりしま4号」
国分駅前の様子。
上野原遺跡が近くにあるようだ。後で新聞記事で知った。縄文時代が体験できるテーマパークがあるらしい。
階段を見ると、登りたがる息子。とりあえず、陸橋から駅を見下ろす。
8時49分発特急「きりしま3号」で鹿児島へ。
帖佐(ちょうさ)からとなりにおばあちゃんと孫娘の二人が座った。平川(指宿枕崎線)までの乗車券を持っていた。動物園に行くのかな?鹿児島到着まで話す。子連れのお出かけなので、すんなり話すことができた。
鹿児島で降りるときは、手を振ってくれた。
息子もホームから「バイバーイ!」と車内のマスク姿の女の子(3歳くらい?)に大きく手を振っていた。
鹿児島駅ホームにて。特急「はやとの風2号」を待つ。
なんのポーズ?
キタキュウマンの真似らしい。鹿児島には知っている人はいないだろうな。
「足もと注意!」の足型にあわせて立つ。サイズが同じで満足そう。
9時30分、特急「はやとの風2号」は鹿児島を発車。
「こちらの席が空いています」
客室乗務員が空席を案内してくれた。若い女性のとなりに座る。女性は栗野までの特急券を車内で買っていた。地元の人かな?
そのうち、車窓を携帯で撮影していた。旅行者らしい。
客室乗務員が記念撮影してくれた。
車内に設置している乗車記念のスタンプを押して、息子に渡す。
「はい!」
息子、ニコニコ顔で隣の女性に、乗車記念のスタンプを渡していた。
「旅行ですか?」
大阪から初めての九州旅行に来たという。観光列車も初めてらしい。
「乗って楽しい列車っていいですね」
大阪から福岡までLCCのピーチでやって来て、博多からは新幹線。帰りは飛行機のチケットが取れなかったので、新大阪まで新幹線で帰るという。
「霧島のんびりきっぷ」の話をすると、
「そんな、便利な切符があるんですね」
金券ショップで、JR西日本の株主優待券の説明があったが、買い方がよく分からない、ので断念したとのこと。確かに、株主優待券は、片道すべてが半額になるとは言え、制約がいろいろあるので、きちんと理解していないと難しいかも。
栗野に行くのは、霧島アート美術館に行くのが目的らしい。
「帰りは何時の列車に乗る予定ですか?」
「『はやとの風3号』…かな?」
「一緒ですね!ご迷惑でなければ、帰りの座席は確保しておきます」
これこそ、ローカル線のマジック。列車の本数が少ないと、だいたい帰りの列車も一緒になってしまうのだ。
車内には「キイレンダー」なる、喜入のヒーロー(ゆるキャラ?)が喜入の宣伝をしていた。みんな黄色。キレンジャーみたいにカレーが大好物なのか?
記念撮影にも応じてくれました。
さつまいもプリンを買う。420円。濃厚なさつまいもの甘さが口中に広がります。息子と半分こ。
乗車記念で、JR九州の下敷きを子供たちに配っていました。
嘉例川駅でも記念撮影。
嘉例川駅では7分停車。当時のタブレットの装置等が展示されていました。
栗野に到着。
「バイバーイ!」
息子、大阪のお姉さんに大きく手を振っていた。
吉松駅のホームの様子。3月は花が咲いていたが、今回は跡形もなし。
ホテルタイセイアネックス