2013年05月05日
2013年GW。霧島のんびりきっぷの旅。その5
12時52分、大畑に到着。
「写真撮ろうか?」
「とる〜!」
すんなり応じる時と、嫌がるとき。ポーズでふざける時…。どういった判断で使い分けているのだろう?
大畑駅で途中下車するので、列車を手を振って見送る。
1992年から設置されている駅のノート「大畑駅企画」。通算101冊目になっていた。今回の旅のことを書いていると、
「おとーさん!そんなことせんで、いこ〜!」
息子が大声で呼んでいる。
ノートの意味がわかるのも、しばらく時間がかかりそう。
「夏目友人帳」の舞台になっているらしく、スタンプが設置されていた。
ノートの注意書きに「スタンプを押さないでください」とあるのに、ノートにベタベタ押されていた。
大畑駅の駅舎を出て左手に神社の鳥居がある。
息子は神社の鳥居があると、すぐその先へ行きたがる。鳥居から続く上りの坂道をスタスタと登っていった。
神社へ続く坂道を登りきると、人吉の盆地が見おろせた。神社にはワラビ採りの人が数人。
神社で簡単にお参りをすませる。
「こう?」
息子もちゃんと手を合わせていた。
次回は家族全員で大畑駅に来れますように。
スイッチバックから矢岳方面へループ線で登っている途中に、殉職の慰霊碑がある。
タンポポを発見。綿毛を飛ばす。
きじ馬で記念撮影。
「おとうさんものって!」
お父さんはいいです。
記念撮影。
息子も大畑駅を気に入った様子。
指定席はふんわりしたシートで座り心地がいい。しかも進行方向左側のおいしい席が取れた。
大畑駅の線路がきれいに見えました。中央の上部にホーム、その右上の山に隠れたところに大畑駅の駅舎があります。
ただ、ここで列車を撮影している人がいて、三脚やらカメラバックが下のレールを隠していた。乗客に迷惑のかからない撮影をしてもらえたらな…と思った。
三大車窓と言われる地点でもしばらく停車。冬の空気が澄んでいるときは、桜島も見ることができる。
14時47分、吉松に到着。
「はやとの風3号」に乗り換える。
帰りは桜島が見えるように、進行方向左手の座席を確保した。
「あら、おかえりなさい」
客室乗務員は「はやとの風2号」と同じ。顔を覚えられていた。
15時03分、吉松を発車。
なぜか、息子の機嫌が悪くなる。
「もういい!」
目に涙を浮かべて抗議。どうしたものか…。
それでも、膝の上に座り続けている。
栗野から大阪のお姉さんが乗ってきて、機嫌が治るかな…。
大阪のお姉さんの姿はなかった。
大隅横川で、息子の機嫌がおさまった。
大阪のお姉さんと再会。息子もニコニコ顔になった。
はやとの風3号では、大阪のお姉さんと記念撮影。
左手に桜島が見えてきた。
つづく。
ホテルタイセイアネックス
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