2016年04月14日
漏れる個人情報 朝霞市女子中学生誘拐から考える
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埼玉県朝霞市の女子中学生誘拐事件は、世間に衝撃を与えました。
この事件の背景には、インターネットによるSNSの広がりによって、あまりにも簡単に“個人情報”が知られてしまう現状があります。
フルネームで呼ばれることから
誘拐事件の発端は、犯人が少女に「フルネーム」で呼びかけた事からでした。
フルネームで呼ばれるとアカの他人からの呼びかけでも「自分のことを知っている」と思ってしまい、幼い子は付いて行ってしまうんだそうです。気をつけたいですね。
初対面の人がこんな行動してきたら
セコムIS研究所の舟生さんの話では、初対面の人が
・話しかけてきたら2メートル以上離れる(1歩で腕をつかまれない距離)
→初対面の人が2メートル以上近づいてきたら危険/何かある
・大声を上げる/防犯ブザー/人がいる場所へ走る
などの対策が必要だそうです。
初対面ではそう近くへは近寄ってきませんものね。
名札や定期券に注意を
また小学生はランドセルや鞄に「名札」をつけている場合があります。
定期券には名前のほかに乗る駅や降りる駅が記されています。
自転車には名前や住所が書かれています。
家にあるカーテンの柄や置いてあるぬいぐるみ、干してある洗濯物から家族構成が大体分かります。
名札には変化の兆しが
鞄や傘などの名前にはフルネームを書くよりイニシャルにする動きがあります。
同じイニシャルの子が同じクラスにいたら、プラス何かイラストを付けるのだそうです。
都内の小学校では裏がえせる名札を使用したり/登下校中は名札を外す/一年生だけ校内のみで使用する、などの対策をしているそうですが、対策をしていない学校もあり対応はさまざまです。
さいたま市教育委員会では先日の事件を受け、市内166の学校に対して「名札や持ち物の記名から登下校に名前が特定されないよう指導を願います」と通達が出ています。
あなたにもある?デジタルタトュー
何気なく撮った写真をツイッターやブログなどに載せると、その衣服や背景/語句から人物が特定される場合があります。
制服からは学校が推測されるし、背景に駅名があれば学校が特定されてしまうのです。
そして一度写真や情報を載せてしまうと、消す事が簡単にはできません。拡散して誰かが保存してしまうと消す事が出来ないのです。これを入れ墨に例えて“デジタルタトュー”と呼ばれます。
投稿の前には「これは大丈夫か」と一旦考える事が必要です。
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