2015年05月12日
Rの法則 下野紘さんの「坊ちゃん」熱血朗読 感想 《NHK・5/12放送》
5/12に放送されたRの法則「日本文学〜坊ちゃん〜」の感想です。
下野紘さんが熱ーい朗読をしてくれました♪
夏目漱石の名作「坊ちゃん」。
主人公の坊ちゃんは、無鉄砲で行き当たりばったり、だけど曲がったことが大嫌いな性格です。
正義感が強く、熱血漢、そして短気。
そんな坊ちゃんを下野さんが演じてくれました。
子どもの頃の無鉄砲エピソード
・「弱虫やーい」とからかわれたため、2階から飛び降りる。
⇒腰を抜かして1週間動けなくなった
・もらったナイフを自慢してたら、「切れそうもない」と言われたため、自分の指を切った
『切れぬ事があるか、何でも切って見せる』
『何だ指くらい、この通りだ!』
⇒一生消えない傷になった
…うん、クラスにいたら関わりたくないタイプの子ですね。めんどくさいw
でも、小学生の頃ってこういう子いたなー。
絶対無理なのに「できる!」って言って、結局ケガしちゃう子w
教師時代のマジギレエピソード
そんな無鉄砲なぼっちゃんも大人になり、教師になりました。
しかし、次々とマジ切れする事件が起こります。
天ぷら事件
そば屋で大好物の天ぷらそばをドカ食いする
⇒翌日、黒板に「天ぷら先生」とイタズラ書きされる
『天麩羅を食っちゃおかしいか。』
『四杯食おうが五杯食おうが、おれの銭でおれが食うのに文句があるもんか』
〜次の日〜
黒板に「天ぷら四杯なり、ただし笑うべからず」と書かれる
『こんないたずらが面白いか』
『余計な減らず口を利かないで勉強しろ』
〜また次の授業〜
黒板に「天麩羅を食うと減らず口を利きたくなるものなり」と書かれる
⇒結果、授業放棄w
いちいちクソマジメに反応してくれるから、イタズラしがいのあるタイプですね。
生徒たちも賢いw
イナゴ事件
宿直の日、寝ようと布団に入ったら、布団の中に大量のイナゴが!!
しかも、2階からは生徒が大暴れする音が聞こえてくる。
2階に猛ダッシュしていくも、音は急に静まり返ってしまいます。
『世の中に正直が勝たないで、外(ほか)に勝つものがあるか考えてみろ。』
『今夜中に勝てなければ、あした勝つ。あした勝てなければ、あさって勝つ。
あさって勝てなければ、下宿から弁当を取り寄せて勝つまでここに居る。』
夜明けまで生徒を待ち伏せし、最終的に50人相手に大説教。
イナゴはちょっとやりすぎ〜。想像するだけで気持ち悪っ
職員会議事件
いたずらをした生徒の処分を決める会議で、
学校にも責任があるということで、うやむやにしてしまおうという流れに…
当然、反対する坊ちゃん。
『そんな頓珍漢な処分は大嫌いです!』
同僚の山嵐先生の援護もあり、ちゃんと生徒たちは処分を受け、坊っちゃんに謝罪しました。
この山嵐と坊ちゃんは、とある誤解から険悪な仲にあったのですが、
この事件がきっかけで、熱い友情が生まれていきます
赤シャツの陰謀
坊ちゃんと山嵐が険悪な仲になってしまった原因を作ったのは、
教頭の「赤シャツ」と呼ばれる人物です。
この赤シャツ、金持ちだけど陰険で相当なくせ者!
坊ちゃんの同僚「うらなり君」の婚約者・マドンナを奪い取ったりと、影で悪い事をたくさんしているみたいです。
『ひどい奴だ。どうもあのシャツはただのシャツじゃないと思ってた。』
父親が亡くなり、生活が苦しくなってしまったうらなり君は、
赤シャツに「給料が上がるから」と言われて、強引に九州へ転勤させられることに。
うらなり君が異動するということで、坊ちゃんに給料アップの話が舞い込みます。
『そんな不人情な事が出来るものか!』
うらなり君の送別会の日。
坊ちゃんは山嵐から、赤シャツがマドンナがいるにも関わらず、芸者と女遊びをしていること聞きます。
我慢ならなくなった坊ちゃんは、山嵐と協力して赤シャツを懲らしめようと約束。
しかし、2人は学生たちの乱闘に遭遇し、止めようとするうちに巻き込まれてしまいます。
翌日の新聞には、教師による暴力事件だと掲載。
実はこれも赤シャツの陰謀で、山嵐は辞職させられてしまいます。
鉄拳制裁
赤シャツに怒りが収まらない坊っちゃん。
『実にひどい奴だ。到底知恵比べで勝てる奴ではない。』
『どうしても腕力でなくっちゃ駄目だ。』
筋肉脳w
さぁ、ぶっとばしに行きましょー!
ということで、坊ちゃんと山嵐は温泉街の一室で、芸者遊び帰りの赤シャツを待ち伏せ。
子分の教師を引き連れてまんまとやってきた赤シャツをとっつかまえて、フルボッコ!
『もう沢山か、沢山でなけりゃ、まだ撲(なぐ)ってやる!』
『逃げも隠れもしないぞ。』
『警察へ訴えたければ、勝手に訴えろ!』
その後、坊ちゃんと山嵐は四国を去り、2人が再び会うことはありませんでした。
感想
熱血な坊ちゃんのセリフと下野さんのボイスがとてもマッチしていて、
とてもおもしろかったです!
実は私、ちゃんと「坊ちゃん」を読んだことないんですよねー
中学?高校?の教科書に載ってたような気もするけど、授業でやった覚えもないし…。
小難しい話なのかと思ってましたが、意外にもおもしろい話なんですねー
小説読んでみようかな〜。
木村良平さんが朗読をするCD付き小説というものがあるので、これなら途中で脱落せずに最後まで読めそう♪
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