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2020年09月14日

【看護師】職場別の仕事内容「介護分野」「その他」


看護師の働く場所は、病院やクリニックといった医療機関はもちろんのこと、在宅領域や介護分野、それ以外の分野にまで広がっています。

看護師の職場を「医療分野」「介護分野」「その他」のカテゴリーに分け、前回は「医療分野」についてご紹介しました。

今回は、「介護分野」「その他」についてご紹介します。

では早速、それぞれの職場の特徴を見ていきましょう。









【介護分野】


■老人ホーム

ここ数年で急増している老人ホーム。
老人ホームで看護師に求められるのは「入居者の健康管理」です。

老人ホームは、あくまで高齢者が集う生活の場であり、高齢者の病院ではないため、 介護老人福祉施設を除く老人ホームには医師が常駐していません。
このため、入居者の健康をしっかりチェックする役割を看護師が担うことになります。

施設の協力医の指示に基づいて必要な処置を行い、各人の服薬を管理することはもちろん、定期健康診断の手配や、同じ施設で働く介護職員と連携することも大切な仕事。

また、入居者本人から体調について話を聞き、毎日の生活から健康状態をしっかりと把握し、変化があったときに適切な対応を迅速に行う必要があります。
つまり、介護職員や協力医との綿密な連絡は欠かせません。

その一方で、入居者の家族から情報を得ることや、逆に健康状態について報告を求められることも。
いずれも入居者の緊急時に、スムーズに医療機関に対応してもらうための重要な業務です。

それだけ多くの関係者との連携が求められる仕事になりますから、看護師としての基本的な能力だけではなく、高いコミュニケーション能力やサービス精神が求められます。



■デイサービス

介護分野の中でも働きやすいと人気のデイサービス。
さまざまなサービスがあるデイサービスですが、基本的に「ご利用者が望む生活を実現するためのサポートをする場所である」ということを念頭に置いておくと、デイサービスならではの看護師の働き方を理解できると思います。

実際に求められる仕事は、第一にご利用者の健康状態の確認です。
基本的に医師のいない施設ですから、看護師が「入浴や運動が可能かどうか」を判断する、非常に大切な役割を担います。

ご利用者は高齢者ですので、 小さな異変を見逃さない観察力が求められ、前回のご利用時との違いを見つけるために記録をしっかりとることも重要です。

ご利用者によっては血糖測定やインシュリン注射を行う、軟膏塗りや点眼、服薬の指導や補助を行う、 爪切りや傷の処置を行うといった内容が加わることも。浣腸や摘便などを行う場合もあります。

これらの業務は一般的な病院で病棟看護師を経験している人であれば、問題なく行える内容と言えるでしょう。

尚、デイサービスやデイケアでは、看護師のほかにご利用者の介護を行う介護士、リハビリを担当する理学療法士や作業療法士が働いています。

看護師の役割は「ご利用者の健康をチェック」することですが、他のスタッフの仕事を手伝うことも求められる場合がほとんどです。



■訪問入浴

ご利用者とのコミュニケーションに醍醐味がある訪問入浴。

一般的な訪問入浴サービスは、メインとなる介護職員、運転や移動式の浴槽を運ぶなど補助的な仕事を担当する介護職員、入浴前に利用者の健康状態をチェックする看護師の3名がユニットを組んで行います。

利用者の自宅に着くと、室内に浴槽が運びこまれ、その間に看護師がバイタルをチェックを。

入浴は体に負担をかけることですから、利用者の熱や脈拍、血圧を測るほか、家族に体調の話を聞き、さらに観察をして問題がないかを調べていきます。

尚、訪問入浴のサービスを受ける利用者は、事前に医師による許可を受ける必要がありますので、その指示に従って健康状態を確認することになります。

業者によっては医師による「入浴可否意見書」を事前に用意している場合もあり、この書類に記入された条件を一つずつチェックして判断を下すこともあるようです。

看護師が「入浴が可能」と判断した時は、利用者を浴槽の近くまで運ぶ手伝いや脱衣の手助けを行います。
この段階で外傷などが見受けられる場合は、入浴時に痛まないようケアをします。

実際の入浴をメインで対応するのは介護職員ですが、 大人一人を入浴させるのは介護職員2名だけでは到底足りません。

このため、看護師も洗体や洗髪といった仕事を補助することになります(事業者によっては入浴の補助を行わない場合も)。

さらに入浴後は、更衣を行うまえに保湿クリームや軟膏の塗布、湿布を貼るといった仕事があります。
入浴後の体調に変化がないかを確認するのも、このタイミングです。
もちろん、何らかの変化が認められた時はケアマネジャーに連絡をして、必要な措置を取るようにします。

また、利用者の家族にとっては、医療関係者が自宅を訪れる数少ない機会ですから、さまざまな質問を受けることもあるようです。

最後に利用者をお部屋まで移動、浴槽などを片づけて1件目の仕事は終了。
次の利用者の元へ車を走らせることになります。








【その他】


■保育園

土日休み・夜勤なしなど、働きやすい条件の多い保育園。保育園での看護師の主な仕事は、「園児の健康管理」です。

多くの場合、保育園に看護師1名での勤務になります。
0歳児クラスから年長クラスまでを幅広く担当し、随時健康状態をチェック。

さらに、アレルギーがある園児や内服のある園児の管理、転倒などによる軽いケガの応急処置、必要に応じて保護者への連絡や医療機関への受診なども行います。

そのほか、園児の健康診断や歯科検診での補助や保健だよりの作成、保育士や保護者への健康アドバイス、園児との外遊びやレクリエーションへの参加など、業務内容は多岐に渡ります。



■企業

企業のお仕事の中でも「産業保健師」は不動の人気。
製薬会社や一般企業にも、看護師活躍の場があります。

一般企業の産業保健師は、産業医の指導のもと、従業員の健康相談やメンタルカウンセリング、急な疾病・ケガに対する応急処置、健康診断の補助等を行います。

治験コーディネーターは、治験計画の把握からその準備、スケジュール調整や被験者対応・治験サポートなどを行います。

臨床開発モニターは、治験に関する契約確認やモニタリング、症例報告書(CRF)のチェックや回収など治験終了までの諸手続きなどを行います。

その他、コールセンターでの健康相談受付や緊急時の状況確認等を行うなどのオペレーターのお仕事もあります。



■ツアー・イベント

イベント会場でのお仕事は、その現場(例:音楽フェス会場や野球場など)の救護室で待機をして、ケガ人や急病人の対処にあたります。

待機する看護師の数は、イベント規模により異なりますが、少人数が一般的。
運ばれてきた方の症状を把握し、最低限の対処をすると共に、症状によっては医療機関への連絡や搬送対応等を行います。

ツアー同行時の対応も同様で、ケガ人などの応急処置をし、経過を観察。
状況によって医療機関への引き継ぎ等を行います。求人の多くは単発・短期のお仕事となります。





いかがでしたか?
働く場所により、看護師に求められることもさまざまですね。

特徴や適性をふまえ、どの職場にするのかを選んでいきましょう。







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