2020年09月12日
看護師になるには?必要な国家資格
【看護師に必要な資格】
看護師になるには、国家資格である看護師資格が必要です。
看護師資格を取得するには、文部科学大臣指定の学校もしくは厚生労働大臣指定の看護師養成所を卒業し、看護師国家試験に合格しなくてはなりません。
厚生労働省:看護師国家試験
【看護について学べる学校】
学校は、4年制大学、3年制の短大・専門学校があります。
尚、2年制の看護系学科やコースも存在はしますが、2年制で目指せるのは国家資格ではない「准看護士」です。
准看護士は将来的に廃止する方向性で検討されているため、これから目指すのであれば「看護師」がオススメです。
【学校別の特徴】
4年制大学
「看護師になるための授業」以外にも一般教養科目が充実しており、幅広い教養を身につけることができます。また、看護師と同時に、「保健師」と「助産師」の国家試験受験資格を得ることができるのもメリットです。
3年制の専門学校
「看護師になるための勉強」に特化しており、実技や実習が充実している傾向があります。
4年制大学よりも1年早く卒業できるので、「早く現場に出たい」という人にはオススメです。
3年制の短大
「一般教養も学べる+早く現場に出られる」という両方のメリットがありますが、学校の数は縮小傾向にあると言われています。
また、所定の単位を修得すれば、養護教諭の免許状(4年制大学の場合は1種、短大・専門学校の場合は2種)を取得することができる学校も。
いずれも「学校卒業後、看護師としてどのように活躍していきたいか」をイメージした上で、その夢と「この学校で身につけられるスキル」が一致するかどうかを見極めることが大切です。
【学費】
大学・短大
初年度納入金 67〜 240万円
専門学校
初年度納入金 46〜190万円
【看護師国家試験の合格率】
看護師国家試験の受験者数は毎年5〜6万人で、年々増加傾向に。
合格率は90%前後で推移しており、決して低い数字ではありません。
特に新卒者の合格率は既卒者より高く、2016年に実施された第105回看護師国家試験においては「94.9%」という結果が出ていることからも、看護師養成課程で卒業までしっかり勉学に励めば、看護師になること自体はハードルが高いものではないということが分かります。
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