新体操が好き　惑星オレンジ色の空

※この記事は、うっかり19日と9日を間違えて
アップしたため、番号が先に上がりました。あまりお気になさらず。
まだこちらのブログのアップ方法に戸惑っています。


演技には、全体での調和が必要です。


ただ、
象徴的な操作やテーマを持っている場合、
「つなぎ」として振りが入ったとき、調和するじゃないですか。
唐突で減点、都度減点の加算…、
そちらとも関連してると思うので、やっぱり調和は重要なんだと思う今日この頃。



フープの潜り抜けに注目しながら１曲見ていきましょう。



この動画の個所、私は大好きです。

初めに通常の潜り抜けをしてから、
脚に落として回転が始まり
DA　輪くぐりベース0.2　手以外　脚の下



いかがでしょう。
かっこいいですね。

輪くぐりは、必須要素１回です。

必須要素の手具操作は、全体で何度使用してもＯＫです。
その手具らしい動きです。

この選手は、フープの輪の内外の空間把握が大変見事だと思います。
それに合わせた身体の動きも華麗です。


0:33　立位　フープ正面　脚から胴体へ抜け
※前項の個所です。足への回転で
しゃがむ姿勢になりながら、　フープは斜めに輪を見せながら上下します。

0:44　ここは、くぐり抜けじゃありませんがかっこいいのでピックアップ
選手の身体がきっちり頭のてっぺんから収まる
身体の前後にフープが動く。演技は審査員側にフープの正円が見える。
→で、ここから後ろに持って行って床に滑らせる
　音楽ともぴったり　しゅぉおおお

0:54　回転しながらくぐり抜けキャッチ
水平フープが９０度体に降りていく方向
Rの加点要素ですが、今回はパス

1:00　回転中の首でフープをバランス保持
水平フープ。首だけ潜り抜け状態。
曲全体の調和としてよいですね。


つづいてジャンプでは手首だけくぐりぬけイメージの
垂直方向のフープ回転。




うつくしい。
水平、垂直と連続で魅せることで
強調がされています。さすがトップ選手の構成。

1:20　両腕フープ入れ。今までにない部位のくぐり
※ここはキャッチに入れるはずだったのかもしれません。

1:34　肘いれて回す。垂直方向
つぎの手具操作が水平でそのつなぎは
華麗にフープの移動を見せているので単調になりません。

フープの角度をちょっと変えるときにも
魅せてこられる選手です。
技術力が高い。表現力がよい。

1:40の姿勢になる前のフープの持ち上げも
速度緩急ともに曲によくあっています。

後方開脚　胴水平　リングバランスへ
輪を９０度曲がる水道管状態で移動。
くぐらせます。

グレイトですね。

1:50　Rから勢いよく入る脚へのフープくぐり抜け
床面で１８０度開脚から
閉じてエビぞり。
身体を大きく使い、大きな世界を見せてくれます。
フープの正面の輪、はたまた１本の線を見せるフープの姿と
選手の身体が調和していますね。

Rのキャッチ　手以外ダイレクト　加点要素ですが
ここではパス。
そのまま倒立姿勢に入って

脚から胴方向へフープをくぐらせて
END.

フープは垂直方向に、脚とともに並ぶ。
これはスタートで、床面にフープ、そっと差し入れる
足の構図に呼応していますね。

すばらしい。
世界観が大変よく伝わってくる演技でした。
☆☆
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☆☆


今回はここまで。
お読みいただきありがとうございました。