新体操が好き　惑星オレンジ色の空

今回は、２０１４年のボール演技を見て
勉強していきます。
１０年前との差は全体から感じることはもちろんですが、
必須要素は当時はどんなだったんだろうと
見てみようと思います。





ボールの操作で８の字を一度やってみたいなあと
思うこの頃です。もしかしてできるんじゃないかと
勘違いしてしまうところです。



どうでしょうか。当時は必須じゃないのかもしれません。
まずは見てみましょう。

出だしから８の字も突きもざっくりこなして

大きなバランス技でDAのつづいて
後方開脚から後屈ってこんなに人の身体は
動けるものなのかと
美しいです。すばらしいです。
大技が華麗にこなされて行きます。

そのまま転がしもちゃちゃっとはいって

もう、
そこからもボールが羽衣のように
天女が舞って行って

ボールの片手受け、エンディングで入っています。
これが高い投げなのかなど当時のルールは不明。

けれど、わかるのは
ボールの操作自体は基本同じ印象です。
いかに自然に吸い付くように
身体と表現していくか、
投げや突きのときの離れるときの空間の魅せ方、
大幅な変化はない感じですね。

今も昔も美しい。

☆
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☆☆☆☆☆☆☆


真っ白い、きらきらやラインが凝ったドレスに
モスグリーンのちょい渋いボール。
純な軽やかさだけではなく、深みがある取り合わせですね。
曲調の落ち着きにあっていて
いい感じです。

冒頭から大きな突きが多用されて
強さももった静けさが伝わってきます。
大技と静寂、風の継ぎ目をもち
人工的ではない風景が感じられます。

技と技の間が大変よいですよね。
曲との調和もここちよいです。

0:41　当然に柔軟性も高く、技術が鍛えられているからこそ

表現に注目できる演技です。
すばらしい。
開脚だけでなく、後屈の柔軟性も非常に高いです。
前転方向（矢状面）の動きがとてもスムーズで表現に昇華されています。

腕のたおやかな魅せ方もいいですよね。

1:18　スタイル　脚の長さ形、才能を魅せ切っていただき
ありがとうございます。

1:24　上への突き　リバウンド
構成もいいんですよ。
冒頭とエンディングが、つながっている。
見たいものを見せてくれる。

はい。今回の演技も大変美しいです。





今回はここまで。
お読みいただきありがとうございました。