2009年09月01日
さかむけ
一編の詩を掲載し、十日位を目途に差し替えます。
その他、金子みすゞに関することを追記していきます。
さかむけ
なめても、すっても、まだいたむ
べにさし指のさかむけよ。
おもいだす、
おもいだす、
いつだかねえやにきいたこと。
「指にさかむけできる子は、
親のいうこときかぬ子よ。」
おとつい、すねてないたっけ、
きのうも、お使いしなかった。
かあさんにあやまりゃ、
なおろうか。
掲載する詩は金子みすゞ著作保存会の了解を得て掲載しています。
これまでに紹介した詩のタイトル :: はちと神さま / お魚
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posted by 富士パパ at 18:30
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