星とたんぽぽ＆生活スタイル

午後、家族の者が釣りに行きたいと言う。

ここ何年も釣りに行っていない。

釣り竿はあったかな？

サビキはあったかな？

午後一時を回っているが今から行って時間は大丈夫？

などと考える。

家の者がめったに口にしない魚釣り、そんなにあるわけではない。

今から行って釣りを始めるのは午後二時過ぎ。

釣り竿、サビキは５年以上昔のものが倉庫の奥のほうにあった。

事前に近くの海でこの時期釣れそうな魚と場所をネットで調べる。

近場でトイレも利用できることは最低条件。

釣った魚を持ち帰るための小さなバケツを持って行こう。

念のために。


釣り竿が傷んでいないことを確認し、車に積み込み出発。

目的地には2時頃到着した。

港には先客の車で満車模様。

仕方なく遠く離れた場所に駐車する。

釣り場も同様に先客が釣れそうな（？）場所でそれぞれに釣り糸を垂らしている。


仕方なく釣れそうもない港湾の一番手前のほうに陣取った。

遠くでは家族連れや若いカップルや中高年とみられる人などが、釣りを楽しんでいるようだった。


小あじ用のサビキ仕掛けを投げ入れると小さなサッパが次々と掛かってくる。

入れ食い状態のサッパは、一時間もすると小さなバケツは今晩のおかずになれる量になった。


サッパはママカリともいうのだそうだ。

美味しいあのママカリのこと。


姿かたちは、コハダにそっくりだ。

料理は内臓と鱗を取ってから揚げにした。

味と食感はコイワシと小あじを足して2で割ったような。

美味しかった。

家族の者も大満足の釣りでありました。