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2011年04月09日

福島第一原発の「勇者たち」

日本中で原発事故を心配している。

国外でもそうだ。



絶対安心だと言われていた原発。

なだめるのに四苦八苦している。

安全に保つのに魔法などない。



今できることを、

今やらなければならないことを、

順番を間違わずに、

最悪な事態にしないために、

一つひとつ、確実に潰していく必要がある。

諸外国からなんと言われようと。

格納容器だけは守らなければならない。



福島を守るために原発現場で戦っている人たちがいる。

生身の人間であり、家族もいる。



モンスターを安定させて

家族のもとに笑顔で帰れる日が、

一日でも早く来ることを願っている。





******** 以下、読売新聞より引用 *****************

原子炉の状態を一刻も早く改善させるため、危険と隣り合わせの作業が続いている。

東電によると、作業員は1日当たり300〜700人。

同社社員のほか、原子炉メーカーの東芝や日立製作所、

その協力会社などあらゆる関連企業の技術者が参加している。



防護服と顔全体を覆うマスクで完全防護し、

がれき撤去、電源ケーブルの敷設、機器の性能チェックを行っている。




原子炉建屋周辺では放射線量が高く、

原発の作業経験が豊富な40歳代の男性作業員は

「わずかな時間でも過去に経験したことのない被曝を受けるし、窮屈な防護服は動きづらい。

疲労がたまり先行きがなかなか見通せない。同僚の間には笑顔も会話もない」という。




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