2009年08月15日
スズメの親子と柚子坊と
スズメの親子が２匹、キンモクセイ、紅葉、イチジク、キンカンの木へと渡って来た。
羽をばたつかせ、しきりに鳴きながら、子スズメは親スズメの移動する方へと後を追っ
た。
数日前、キンカンの葉に幾匹かの柚子坊を目にした。
昨年はアゲハ蝶が飛んできては卵を生みつけた。
幼虫へと成長した柚子坊に、葉を食べ放題にされたキンカンが気がかりだった。
我慢ならず、柚子坊を見つけては取り除いていたが、今年はそれを止めた。
柚子坊が哀れに思えたからだった。
割り切ってしまうと食害は気にならなくなったところだった。
親スズメは目ざとく柚子坊を見つけ口にくわえると、
羽をばたつかせながら“ピィー、ピィー”鳴いていた子すずめに、口移しで与えた。
キンカンの木を上から下へ、螺旋状に散策し終えると、隣家の庭へと飛んで行った。
キンカンの木を見つけ卵を産みつけるアゲハ蝶の本能と、そこに餌である虫がいること
を知っているすずめのこと、それを観ている自分が可笑しい。
オチビサン（1巻）
■ 感想
オチビサン（2巻）
■ 感想
羽をばたつかせ、しきりに鳴きながら、子スズメは親スズメの移動する方へと後を追っ
た。
数日前、キンカンの葉に幾匹かの柚子坊を目にした。
昨年はアゲハ蝶が飛んできては卵を生みつけた。
幼虫へと成長した柚子坊に、葉を食べ放題にされたキンカンが気がかりだった。
我慢ならず、柚子坊を見つけては取り除いていたが、今年はそれを止めた。
柚子坊が哀れに思えたからだった。
割り切ってしまうと食害は気にならなくなったところだった。
親スズメは目ざとく柚子坊を見つけ口にくわえると、
羽をばたつかせながら“ピィー、ピィー”鳴いていた子すずめに、口移しで与えた。
キンカンの木を上から下へ、螺旋状に散策し終えると、隣家の庭へと飛んで行った。
キンカンの木を見つけ卵を産みつけるアゲハ蝶の本能と、そこに餌である虫がいること
を知っているすずめのこと、それを観ている自分が可笑しい。
オチビサン（1巻）■ 感想
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