2009年04月10日
晴れた日に
昔、私が治療院のスタッフとして働いていた頃、
ガンを患っている患者さんが、週に1回通ってきていました。
その方の足は、いくら暖めてもマッサージしても決して柔らかくならず、
私も一生懸命施術するのですが、「これでいいのか?」と不安でした。
ですが、いつも帰るときには優しい笑顔で「ありがとう」といって下さるので、
とてもあたたかい気持ちになったものです。
その方はまだ40歳でした。
独身で、ご家族もいらっしゃらず、お友達がよく看ていたようです。
治療院の近くの病院に入院していて、
外出許可を取って、いらしていたようでした。
病の名前は肺ガン。
たまにとても苦しそうな咳をするとき、私に出来ることはさする事だけでした。
・・・・その方がいらっしゃらなくなって半月くらい。
いつも心のどこかで心配していましたが、
ある日、その方のお友達だという方が治療院にいらっしゃいました。
その方が亡くなった、ということ。
その方はこの治療院に来るのをとても楽しみに生きていた、ということ。
治療院の人に、とても感謝していた、ということ。
お友達は教えてくれました。
勤務中でしたが、みっともなく声を上げて泣きました。
あれは6年前の春の事。
葉桜の季節の事でした。
今日のような暖かい日、たまにあの人の事を思い出すのです。
晴れた空を見上げると、「ありがとう」、と聞こえてくるような気がします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご訪問ありがとうございました。
副収入、アフィリエイトに興味がある方は⇒ENTER
パルシステムのゴハンに興味がある方は⇒ENTER
娘のアトピーを気にしてくださる方は⇒ENTER
ままごとキッチン関連は⇒ENTER
上記「ENTER」よりお入り下さいませ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガンを患っている患者さんが、週に1回通ってきていました。
その方の足は、いくら暖めてもマッサージしても決して柔らかくならず、
私も一生懸命施術するのですが、「これでいいのか?」と不安でした。
ですが、いつも帰るときには優しい笑顔で「ありがとう」といって下さるので、
とてもあたたかい気持ちになったものです。
その方はまだ40歳でした。
独身で、ご家族もいらっしゃらず、お友達がよく看ていたようです。
治療院の近くの病院に入院していて、
外出許可を取って、いらしていたようでした。
病の名前は肺ガン。
たまにとても苦しそうな咳をするとき、私に出来ることはさする事だけでした。
・・・・その方がいらっしゃらなくなって半月くらい。
いつも心のどこかで心配していましたが、
ある日、その方のお友達だという方が治療院にいらっしゃいました。
その方が亡くなった、ということ。
その方はこの治療院に来るのをとても楽しみに生きていた、ということ。
治療院の人に、とても感謝していた、ということ。
お友達は教えてくれました。
勤務中でしたが、みっともなく声を上げて泣きました。
あれは6年前の春の事。
葉桜の季節の事でした。
今日のような暖かい日、たまにあの人の事を思い出すのです。
晴れた空を見上げると、「ありがとう」、と聞こえてくるような気がします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご訪問ありがとうございました。
副収入、アフィリエイトに興味がある方は⇒ENTER
パルシステムのゴハンに興味がある方は⇒ENTER
娘のアトピーを気にしてくださる方は⇒ENTER
ままごとキッチン関連は⇒ENTER
上記「ENTER」よりお入り下さいませ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image