げんきげんき

過去記事でお話ししたように、
私の母は美容整形経験者です。
30何年前、両胸にシリコンを入れました。

ですが、シリコンは母の意図する形では入れられなかったのです。

術中、大きさが左右で違う、と無理に追加でシリコンを注入され、
それは30年後、母の身体に悪さをしました。

以下、デリケートな表現を含みます。まず痣ができました。
そして、硬くなりました。

そして・・・・
乳房全体、赤黒く変形し、皮膚が破れ、常に出血している状態になりました。

私が見せられたのは↑この状態の時。
それでもデリケートな部分の為、医者に行くのを嫌がる母を、
引きずるようにして連れて行きました。

30年何年前、母の手術をした美容整形外科へ。
もちろんカルテが残っているわけはありません。

医師は母の胸を見て、眉をひそめ、
手に負えない、と判断したのでしょう、
大きな病院への紹介状を書きました。

そして母は大手術を受けることになりました。

左胸乳房切除、腹直筋からの筋肉移植による乳房再建。
朝から10時間以上に及ぶ手術でした。

ひょっとしたら悪性化してるかもしれない、と、
切除後、組織検査も行われましたが、それは大丈夫でした。

術後、私は先生から術中の写真を見せられましたが・・・・
よく倒れなかったと思います。

現在、母は元気に暮らしていますが、
やはり術後の胸はコンプレックスのようで、
きっともう一緒に温泉に入ることなどは無さそうです。

昔と違って今は技術の進歩もあると思いますが・・・
もし、手術を考えている方がいらっしゃったら、
術前には納得いくまでカウンセリングを受けることをお勧めします。
一生付き合っていく自分の身体ですからね