2013年01月14日
被相続人や取引先の不動産を調べる方法
個人または法人が所有する全ての不動産を調べるには、
権利書や納税証明書などで確認できますが、
各市町村役場の税務課で固定資産課税台帳の写し、固定資産評価証明書などを
取得することにより調べることもできます。
この固定資産課税台帳の写しや固定資産評価証明書には、
個人、または法人がその市町村に所有する不動産財産がすべて載っています。
しかし、いずれの書類もその市町村にある不動産財産しか表示されません。
他の市町村にある不動産は、その不動産の所在地の市町村に請求する必要があります。
所有者以外の者が請求する場合は、所有者からの委任状が必要になります。
相続人から請求する場合は、相続関係を証明する書類が必要になります。
窓口へ出向かなくても郵送で請求できますので、
対象となる市町村に必要書類や手数料等に付いて
あらかじめ確認のうえ請求してください。