伊賀八幡宮(いがはちまんぐう)は、愛知県岡崎市伊賀町にある神社。
概要
本殿、隨神門、神橋などが重要文化財に指定されている。
歴史
文明2年(1470年)、松平親忠が、松平氏の氏神として社(やしろ)を伊賀国より現在の地に移した。これが伊賀八幡宮の始まりとされる。
その後、慶長年間に徳川家康によって社殿の改築が行われた。さらに三代将軍家光が社殿を拡張し、祖父家康(東照大権現)を祭神に加えた。江戸時代を通じ、家康の命日である4月17日に将軍の名代として岡崎藩主が代参することが慣習となった。
祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、東照大権現。
境内
本殿
慶長年間に徳川家康によって造営された。国の重要文化財である。
随身門
神域を守る随身を門の両側に安置する。同じく国の重要文化財である。
神橋(石橋)
同じく国の重要文化財だが、現在は渡ることはできない。
文化財
重要文化財
本殿、幣殿、拝殿、附、宮殿(くうでん)1基、棟札4枚
透塀
御供所
随身門
神橋
鳥居
所在地 愛知県岡崎市伊賀町東郷中86
位置 北緯34度58分17.15秒 東経137度9分52.82秒
主祭神 応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、東照大権現
社格等 旧県社
創建 文明2年(1470年)
本殿の様式 権現造
例祭 10月第1土曜・日曜