2017年10月03日
◆"レッスン内容を工夫する"の、工夫とは?
みなさんこんにちは。
フリーランス日本語教師のTomomiです。
今日はレッスンを工夫するということの深さを感じたエピソードをシェアしようと思います。
先週からレッスンを始めた、あるクライアントさんとのエピソードです。
彼の母語は英語ですが、第2言語として学んだというフランス語もネイティブレベルです。
以前は大学で英語を教えていたという経験があり、語学学習が得意な方です。
みなさんがそんなクライアントのレッスンを受け持つことになったら、レッスンプランをどのように工夫をすると思いますか。
私が彼の初回のレッスンで驚いたことは、とにかく覚えるのが早い!ということでした。
ひらがなさえもパッと見ただけで、スラスラ書き写すではありませんか!
書き順はめちゃくちゃなものの、書きあがりはとってもきれい
「まずはサバイバル日本語から」という話だったので、レストランや駅など日常の場面で必要な日本語から学ぶことになっているのですが、私は「この人はもっとできる」と思ったので、通常の初級のレッスンとは違う進め方をする必要性があると感じました。
それは、もっと先の導入を考えていた動詞リストを前もって渡してしまおう!ということです。
"学生のように学ぶこと"を求めていないビジネスマンのようなクライアントの場合、語彙のリストを渡されることに不快感や抵抗感を示すことが多いので、そのクライアントのニーズに合わない限りリストを渡すことはないのですが、今回はそのような進め方ではこのクライアントから「不足感」が出るのではないかと感じました。
もっとできるのに、進捗が遅い
もっとできるのに、レベルが低い
そんな不足感が生まれるのではないかと思ったのは、このクライアントが何気ない会話の中で「この職場(異動してきたばかりの日本のブランチ)は仕事のペースが遅いと感じている」と言っていたことを覚えていたからというのもあります。
レッスンのヒントになる何気ない一言も逃しちゃいけないんだなー。ふんふん。
レッスンの工夫は、楽しく、面白く、わかりやすく、記憶に残りやすくといったことだけではなく、スピードや難易度にもきちんと目を向けていなければいけないと改めて感じました。
最後まで読んでくださりありがとうございました^^
ーーーーーーーーーーーーーー
◇◆プライベートレッスンについてのモヤモヤを解消したい方、学習者に喜んでもらえるレッスン法を模索している方、フリーランスとしての活動に興味がある方のための応援プランをご用意しています◆◇
などなど、「相談できる人がいなくて困っている」みなさんのお悩みに、じっくり個別にお答えします。
お悩み相談についてのお問い合わせは下記フォームからお願い致します。
お悩み相談プランの詳細が気になる方は◇ホームページ◇をご覧ください。
サポートプランについてご質問のある方は、下記よりお気軽にお問い合わせください^^
フリーランス日本語教師のTomomiです。
今日はレッスンを工夫するということの深さを感じたエピソードをシェアしようと思います。
先週からレッスンを始めた、あるクライアントさんとのエピソードです。
彼の母語は英語ですが、第2言語として学んだというフランス語もネイティブレベルです。
以前は大学で英語を教えていたという経験があり、語学学習が得意な方です。
みなさんがそんなクライアントのレッスンを受け持つことになったら、レッスンプランをどのように工夫をすると思いますか。
私が彼の初回のレッスンで驚いたことは、とにかく覚えるのが早い!ということでした。
ひらがなさえもパッと見ただけで、スラスラ書き写すではありませんか!
書き順はめちゃくちゃなものの、書きあがりはとってもきれい
「まずはサバイバル日本語から」という話だったので、レストランや駅など日常の場面で必要な日本語から学ぶことになっているのですが、私は「この人はもっとできる」と思ったので、通常の初級のレッスンとは違う進め方をする必要性があると感じました。
それは、もっと先の導入を考えていた動詞リストを前もって渡してしまおう!ということです。
"学生のように学ぶこと"を求めていないビジネスマンのようなクライアントの場合、語彙のリストを渡されることに不快感や抵抗感を示すことが多いので、そのクライアントのニーズに合わない限りリストを渡すことはないのですが、今回はそのような進め方ではこのクライアントから「不足感」が出るのではないかと感じました。
もっとできるのに、進捗が遅い
もっとできるのに、レベルが低い
そんな不足感が生まれるのではないかと思ったのは、このクライアントが何気ない会話の中で「この職場(異動してきたばかりの日本のブランチ)は仕事のペースが遅いと感じている」と言っていたことを覚えていたからというのもあります。
レッスンのヒントになる何気ない一言も逃しちゃいけないんだなー。ふんふん。
レッスンの工夫は、楽しく、面白く、わかりやすく、記憶に残りやすくといったことだけではなく、スピードや難易度にもきちんと目を向けていなければいけないと改めて感じました。
最後まで読んでくださりありがとうございました^^
ーーーーーーーーーーーーーー
◇◆プライベートレッスンについてのモヤモヤを解消したい方、学習者に喜んでもらえるレッスン法を模索している方、フリーランスとしての活動に興味がある方のための応援プランをご用意しています◆◇
ーお悩み相談内容例ー
☆レッスン内容(流れや教案)のチェックとご提案
☆トライアルレッスンのチェックとご提案
☆クライアントのニーズを引き出す質問の方法
☆クライアントの満足度を測るフィードバックの方法
☆フリーランス日本語教師に必要な事務作業
☆企業との契約にあたり準備しておくべきこと
☆強みを知る方法とそれを活かしてセルフブランディング
をする方法☆レッスン内容(流れや教案)のチェックとご提案
☆トライアルレッスンのチェックとご提案
☆クライアントのニーズを引き出す質問の方法
☆クライアントの満足度を測るフィードバックの方法
☆フリーランス日本語教師に必要な事務作業
☆企業との契約にあたり準備しておくべきこと
☆強みを知る方法とそれを活かしてセルフブランディング
などなど、「相談できる人がいなくて困っている」みなさんのお悩みに、じっくり個別にお答えします。
お悩み相談についてのお問い合わせは下記フォームからお願い致します。
お悩み相談プランの詳細が気になる方は◇ホームページ◇をご覧ください。
サポートプランについてご質問のある方は、下記よりお気軽にお問い合わせください^^
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6769387
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック