2017年08月17日
◆今日のプライベートレッスン(ビジネスマン)
20代男性
外資系企業勤務
友人との会話のための日本語を身に着けたい
中級
N3受験を視野に入れながらの授業
★レッスンでは友だちとの会話で話題に上がりそうなニュースなどを取り扱う。
今日は「コーヒー持ち帰り率1位」というニュース記事を使いました。
日本やアメリカなど「忙しい人」が多い国はコーヒーの持ち帰り率が40%以上と高い一方、イタリアやスペインは3%にとどまるそうです!
持ち帰るのではなく、カフェ店内でゆっくり飲むのが普通なんですね。
【導入したい文法】
・Nにとって
・のわりに
いつも通り雑談をしながら前回までの学習項目を復習した後で「では今日のレッスンの入りましょう」としっかり切り替えを行う。
そして今日は記事内のこんな数字を見せるところから始めました。
(Forbes Japan)
この画面を見せながら「これは何のランキングだと思う?ヒントはコーヒー。」と話題を振りました。
「アイスコーヒーを飲む人の割合?」
「ミルクを入れる人の割合?」
「コーヒーよりお茶を飲む人の割合?」
などと、Sは頭に浮かんだことをどんどん言葉にしていきます。
もちろん私はSの口から「これはコーヒーを持ち帰る人の割合だと思う。」なんて正解が出てくることを期待してはいません。
このやりとりはあくまでも、Sの発話を促すこととと話題に関する情報や知識の活性化を行うことが目的です。
そしてある程度考えが出きった後で「実はコーヒーを持ち帰る人の割合なんだって」と種明かしをしました。
「なるほどね〜」とスッキリしてくれたところでさらに話を進めつつ、『〜にとって』を導入するタイミングを探りながら「どうしてだと思う?」と質問しました。
すると
S「アメリカ人とか日本人はコーヒーを買って車や電車の中、会社で飲む人が多いと思う。でも、ヨーロッパではコーヒーを休憩時間に飲むことが多い。同僚とカフェブレイクのために会社の外に出て、カフェでゆっくり話しながら飲む。」
しめしめ
T「そうだね。日本人は眠い時とか疲れた時に目を覚ますためにコーヒーを飲む人が多いよね。」
ということでうまいこと、『〜にとって』に持っていくことができました。
日本人にとってコーヒーは目を覚ますための飲み物。
ヨーロッパ人にとってコーヒーはリラックスするための飲み物。
意味とルールを確認した後、さらにSが直面しそうな場面を与えて例文を作らせます。
この文法は学習経験があったので復習程度で終わり。
ある程度練習が済んだら今度は『〜のわりに』を導入したい。
ということで「コンビニのコーヒーは飲む?」ともう一度コーヒーの話題に戻し、「コンビニコーヒーのわりにおいしい」という例文から「〜のわりに」を導入していきました。
この文法は新出だったのでSが使っているN3の文法の教科書で学習項目を示し、例文を読み意味とルール、使い方を確認した後で場面を与え例文を作らせる、という流れの60分でした。
レッスン中に学んだ語彙や文法だけでなく、取り扱った話題も周囲の人との会話に役立つといいなぁと思いながら話題選びをしています。
◇◆プライベートレッスンについてのモヤモヤを解消したい方、学習者に喜んでもらえるレッスン法を模索している方、フリーランスとしての活動に興味がある方のための応援プランをご用意しています◆◇
などなど、「相談できる人がいなくて困っている」みなさんのお悩みに、じっくり個別にお答えします。
お悩み相談についてのお問い合わせは下記フォームからお願い致します。
お悩み相談プランの詳細が気になる方は◇ホームページ◇をご覧ください。
サポートプランについてご質問のある方は、下記よりお気軽にお問い合わせください^^
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今日は「コーヒー持ち帰り率1位」というニュース記事を使いました。
日本やアメリカなど「忙しい人」が多い国はコーヒーの持ち帰り率が40%以上と高い一方、イタリアやスペインは3%にとどまるそうです!
持ち帰るのではなく、カフェ店内でゆっくり飲むのが普通なんですね。
【導入したい文法】
・Nにとって
・のわりに
いつも通り雑談をしながら前回までの学習項目を復習した後で「では今日のレッスンの入りましょう」としっかり切り替えを行う。
そして今日は記事内のこんな数字を見せるところから始めました。
(Forbes Japan)
この画面を見せながら「これは何のランキングだと思う?ヒントはコーヒー。」と話題を振りました。
「アイスコーヒーを飲む人の割合?」
「ミルクを入れる人の割合?」
「コーヒーよりお茶を飲む人の割合?」
などと、Sは頭に浮かんだことをどんどん言葉にしていきます。
もちろん私はSの口から「これはコーヒーを持ち帰る人の割合だと思う。」なんて正解が出てくることを期待してはいません。
このやりとりはあくまでも、Sの発話を促すこととと話題に関する情報や知識の活性化を行うことが目的です。
そしてある程度考えが出きった後で「実はコーヒーを持ち帰る人の割合なんだって」と種明かしをしました。
「なるほどね〜」とスッキリしてくれたところでさらに話を進めつつ、『〜にとって』を導入するタイミングを探りながら「どうしてだと思う?」と質問しました。
すると
S「アメリカ人とか日本人はコーヒーを買って車や電車の中、会社で飲む人が多いと思う。でも、ヨーロッパではコーヒーを休憩時間に飲むことが多い。同僚とカフェブレイクのために会社の外に出て、カフェでゆっくり話しながら飲む。」
しめしめ
T「そうだね。日本人は眠い時とか疲れた時に目を覚ますためにコーヒーを飲む人が多いよね。」
ということでうまいこと、『〜にとって』に持っていくことができました。
日本人にとってコーヒーは目を覚ますための飲み物。
ヨーロッパ人にとってコーヒーはリラックスするための飲み物。
意味とルールを確認した後、さらにSが直面しそうな場面を与えて例文を作らせます。
この文法は学習経験があったので復習程度で終わり。
ある程度練習が済んだら今度は『〜のわりに』を導入したい。
ということで「コンビニのコーヒーは飲む?」ともう一度コーヒーの話題に戻し、「コンビニコーヒーのわりにおいしい」という例文から「〜のわりに」を導入していきました。
この文法は新出だったのでSが使っているN3の文法の教科書で学習項目を示し、例文を読み意味とルール、使い方を確認した後で場面を与え例文を作らせる、という流れの60分でした。
レッスン中に学んだ語彙や文法だけでなく、取り扱った話題も周囲の人との会話に役立つといいなぁと思いながら話題選びをしています。
◇◆プライベートレッスンについてのモヤモヤを解消したい方、学習者に喜んでもらえるレッスン法を模索している方、フリーランスとしての活動に興味がある方のための応援プランをご用意しています◆◇
ーお悩み相談内容例ー
☆レッスン内容(流れや教案)のチェックとご提案
☆トライアルレッスンのチェックとご提案
☆クライアントのニーズを引き出す質問の方法
☆クライアントの満足度を測るフィードバックの方法
☆フリーランス日本語教師に必要な事務作業
☆企業との契約にあたり準備しておくべきこと
☆強みを知る方法とそれを活かしてセルフブランディング
をする方法☆レッスン内容(流れや教案)のチェックとご提案
☆トライアルレッスンのチェックとご提案
☆クライアントのニーズを引き出す質問の方法
☆クライアントの満足度を測るフィードバックの方法
☆フリーランス日本語教師に必要な事務作業
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などなど、「相談できる人がいなくて困っている」みなさんのお悩みに、じっくり個別にお答えします。
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