● 本日(7/1)は雑節「半夏生」!
何気なく暦をみて、本日(7/1)が雑節「半夏生」(はんげしょう)である事を知りました。
これは、二十四節気をそれぞれ3分割した七十二候のうち、 夏至の末候である「半夏生」(こちらは「はんげしょうず=半夏生ず」と読みます)から作られた暦日と解説されており、 即ち節気としての夏至が「夏至日(一年で昼が一番長くなる日)から小暑の前日までの期間」であるのと同じ事ですね。
因みに、「半夏生ず」の「半夏」とは、カラスビシャクから採れる生薬の事で、 植物のハンゲショウとは違う様ですが、 そもそもこのハンゲショウの名の由来は、花が咲く時期がこの頃だから、という説もあるそうで、 全く無関係と言うワケでも無い様です。
話を戻しますが、 何となく気になって(まあ、この様にブログのネタにもなりましたし、ね)検索等を掛けてこの「半夏生」について更に調べてみると、 先ず「夏至から11日目」と言う旨の文章が目に入って来ました。 この11日目というのは、明らかに 1節気が 365 ÷ 12 ≒ 15 故に、その1/3 = 5 と言う理屈なワケですが、 確かに、本年の夏至は6/20でしたから、丁度11日目となりますね。 但し、(それが何時からなのかはよく判らなかったのですが…天保暦が制定されて以降でしょうか?)現在では、 太陽が黄経100°を通過する日で、大体グレゴリオ暦7月2日頃とされています。
ん?「7月2日」? 本日は7/1ですね…? 何かデ・ジャ・ヴュな…と、なったところでハタと気づきました。 春分の日に同じ様な事があったのでした。
そう、本年はオリンピックイヤー、即ち閏年。 カレンダーでは2月29日が挿入されて居るのです。 夏至も 6/20 だった事を思い出して下さい。 3月以降の暦日は、概ね昨年より1日早くなるのでしたね。