● 九州・中国・四国地方では大雨が…
毎年この時期はこの話をして居る様な気がするのですが、 新暦の7/7頃はまだまだ殆どの地域が梅雨時ですから、 矢張り七夕は雨に祟られて仕舞う事が多いですねぇ… 取分け本年はご存知の様に九州・中国・四国地方では非常に激しい雨となって居り、 甚大なる被害が出ている様です… この雨はまだ続きそう、との事なので、 当該地方に在住の方はくれぐれもご注意下さい!
ところで、その七夕のお話です。
過去に本ブログで、矢張りこの時期に書いたことなのですが、 筆者は以前から「行事としての「七夕まつり」を行う時期については、 主に新暦7/7付近と旧暦7/7に近い月遅れの8/7付近に分かれて居る様だが、 実際どちらが多いのだろう?」 と言う様な疑問を持って居て、今回ふとその事を思い出し、 ではちょっと調べてみよう、と思い立った次第であります。
…とはいえ、流石に全国津々浦々、全ての地域のお祭りを調べ上げて統計を取る、 というのは非常に困難な事ですので…取り合えず、 広く一般に知られる様な、代表的なイベントをピックアップしてみましょう。 先ず、「日本三大七夕まつり」とされる(異論は様々あると思われますが…) 仙台・平塚・安城の開催日は以下の様になって居ります。
- 仙台七夕まつり(宮城県仙台市)
- 8月6・ 7・ 8日
- 湘南ひらつか七夕まつり(神奈川県平塚市)
- 7月第1金曜・土曜・日曜日
- 安城七夕まつり(愛知県安城市)
- 8月第1金曜・土曜・日曜日
尚、仙台・平塚に自らを加え「三大七夕」とする「一宮七夕まつり」(愛知県一宮市)は、 「7月下旬の木曜〜日曜日」 となっているそうです。
また、前出の平塚を含む「関東三大七夕祭り」の他の2つを記しますと、
- 狭山市入間川七夕まつり(埼玉県狭山市)
- 8月第1土曜・日曜日
- 茂原七夕まつり(千葉県茂原市)
- 7月最終金曜・土曜・日曜日
■ P.R.
ここで挙げた例から察すると、 7月開催と8月開催は拮抗している様ですね。 また、一宮と茂原が7月下旬以降の開催となって居るのは、 やはり梅雨時を避けての事なのでしょうか? この時期に開催している地域も結構あるのかも知れませんね。
また、今回のサンプリングは、 東北から1、中部・東海から2、そして関東から3、北海道及び関西以西からは無しと、 とても偏りが無いとは言い難いのですが、 それでも結果はこの様に拮抗して居りますので、 少なくともこの種のイベントに関しては、7月開催とするか8月開催とするかの要因に、 地域的なモノ(例えば気候や風俗習慣等)はあまり関係無さそうです。
さて、本日より上掲の中、先陣を切る平塚七夕まつりが始まりますが、 関東は概ね天気が好い様です。 皆さんの願いが天に届くと良いですね…