ここは松山でまだ泊ってない激安宿をトラベルコで探してた時に見つけました。
で、ここを予約したワケなんですが... それほど安いワケではなく、一泊3900円、と何なら高級宿です。
カプセルホテルで3900円... は少々お高いんですが、ここは何よりサウナと風呂が充実しているので、それを鑑みると3900円でもアリかな?と思って予約しました。
カプセルホテルじゃなくても岩盤浴のオプションと深夜料金を払えば仮眠スペースで泊まれるんですが、温泉入場料800円+岩盤浴800円+深夜料金1800円=3400円となって、あと500円足せばカプセルに泊まれるので、カプセルを選択しました。
それにカプセル宿泊者は色々と優遇がありますし... (後述します)
元々、ニフティ温泉ランキングで2年連続1位を獲得している施設というコトなので、絶対にこの温泉には来たかったというのもありますし、そう考えるとますます3900円でも全然アリかと思いました。
なお、カプセルホテルは男性専用となっています。
場所
ここはJR松山駅からほんの徒歩1分くらいの場所にあります。
一大アミューズメント施設みたいな外観で、カラオケ、ボーリング、ゲームセンター、マクドナルド... そしてカプセル&温泉と、お金があればもう1ヶ月くらい籠って遊んで暮らせそうな施設となっていて、訪問した日もかなり民衆で賑わってました。
カプセルホテルはこの施設の2階にあります。
受付
エレベーターで2階の受付に向かいます。
チェックインするとロッカーの鍵が渡されます。
なお、館内着、バスタオル、タオル等は替え放題で、後述する岩盤浴ではすぐに館内着がベトベトになるのでこのおかわりシステムは非常に快適でした。
ちなみにカプセルホテル利用客じゃないと館内着のおかわりは1回200円らしいです。
館内
カプセルホテルゾーン内では2階に共用スペースがあって、日帰り客のパブリックゾーンはセキュリティ機能のあるドアを隔てた2階と1階にあって、カプセルホテル宿泊者は行き来自由です。
このパブリックゾーンには2階に岩盤浴とリラックススペース、仮眠スペース、漫画コーナーなんかがあって、1階は大浴場と食事処、休憩スペースとなっています。
部屋
今回のベッドはカプセルの上段でした。
木目調のパネルがはめ込まれた、よく見るタイプのフロントオープン型のカプセルでした。
マットはフカフカでベッドの寝心地は良かったです。
テレビもあって、ヘッドホンではなくスピーカーで音声が聞けるのが非常に快適でした。(あまり大音量では聞けないですが)
風呂・シャワー
やはりこの施設のメインは温泉、風呂なので、最初このブログではなく温泉ブログの方で紹介した方が良かったと思いましたが、一応ユースケースのメインはカプセルホテルなのでここでレビューするコトにします。
ここはやはりサウナーに人気なだけあって、サウナに力を入れているのを感じました。
サウナは3種類あって、大きめの中〜高温ロウリュサウナ、そしてロッキーサウナ2種類(鬼サウナ?セルフロウリュ)があります。
鬼サウナは110度あってやはり熱かったです。
そしてシングル9度の水風呂もあって、アトラクション性満点でした...!
ただ、外気浴は狭くて人がほぼ占拠していたので一回も使えませんでした... (゚Д゚;)
外気浴はおろか、露天エリアがほぼないに等しく、露天風呂という名前の変わり風呂はほぼ屋内という...
ちょっと露天エリアが残念でした...
そして何といってもここは道後エリア...
- 壱号泉:含弱放射能−ナトリウム−塩化物泉、弐号泉:アルカリ性単純弱放射能泉
という2種類の源泉を使ってました。(1700mの地下から汲み上げてるらしい)
成分表は確認してないんですが、ラジウム泉の効能もあるようで、痛風持ちの自分には結構嬉しい泉質でした。
岩盤浴も利用したんですが、4ヶ所の岩盤浴と1ヶ所の涼み処があって、その4ヶ所の中にもそれぞれ違った効能の石が敷かれていたりしたので飽きずに楽しめました。(全ての床を試すのは諦めました...)
特に面白かったのが、雲海の蒸というアトラクション的な岩盤浴で、ここだけは予約制(といってもそんなに混んでなかったですが)で、1回30分ほどでドライアイスか何かの煙が立ち上って部屋中に充満していた中で行なう岩盤浴が面白かったです。
総合的に判断すると、ここの温浴施設はハードウェアとしてはその辺のスーパー銭湯よりもかなり整っている印象でした。
共用スペース
温浴施設にカプセルホテルが併設されているというテイなので、カプセルホテル部以外のエリアの方が広大です。
2階の岩盤浴客専用エリアは下手な漫画喫茶より漫画が揃っていて、自分はヒロアカの続きを読んでました。
テレビ付きのリクライニングチェアもありますし、おふろCafeみたいにごろ寝スペースも充実してますし、1日いても時間が足りないくらいです。
1階の共用部は日帰り入浴客も利用可能なので、結構混雑していましたが、無料のマッサージチェアも置かれているのが地味に嬉しかったです。
なお、この1階の共用部と大浴場は夜は利用出来なくて、岩盤浴利用してオーバーナイトする客は外出不可となってしまいます。(一度外に出たら再入場できない)
カプセルホテル宿泊者はいつでも外出が出来るので、このあたりも500円で差別化が図られています。
何といってもカプセル宿泊者に嬉しいのは、カプセル共用スペースに19時までフリードリンクでアルコールも飲み放題なコトです。
愛媛らしく、蛇口をひねったらみかんのお酒が出てきたりしてちょっと面白かったです。
ビールとかはなかったんですが、サウナを利用した後にツマミガチャ(100円)のつまみをアテにちょっと引っかける感じが良かったです。
晩ごはん
晩ごはんは買って来てたサンイート松山銀天街店のロールケーキを食べながら共用スペースで一杯引っかけてました。
朝食
朝食はついてませんでした。
チェックアウト
チェックアウト時間は翌10時で、鍵を返却してチェックアウト完了です。
総評・備考
館内で何か購入しようとすると、リストバンドのバーコード決済方式とかではなく、現金かスマホのQRコード決済になってしまうのがちょっと不便に思いました。
総合評価 3.9
料金 2.1
快適度 4.6
設備 4.9
サービス 4.3
アメニティ ボディソープ、シャンプー、貸タオル、貸バスタオル、歯ブラシ、カミソリ、貸館内着、スキンローション
ファシリティ WiFi、エレベーター、食事処、大浴場(サウナx3)、岩盤浴、漫画、シャワールーム、マッサージチェア、アカスリルーム、他
ファシリティ(部屋) 照明、布団、電源、テレビ、セキュリティボックス
サービス ドリンクバー(ハッピーアワー)、冷水
セキュリティ 鍵式ロッカー
部屋(ベッド) カプセル(上段・548)
料金 3900円
予約 じゃらん
宿泊日 2024/9/8
チェックイン 15:00
チェックアウト 10:00
外国人:日本人比率
男女比率
客室
収容人数
Web https://matsuyama.kisukenoyado.com/