2016年12月28日
「がんばらない成長論」心屋仁之助(著)の備忘録#2
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以下、引用&備忘録。
◆がんばって得た評価は、背伸びして得た評価
そのキャラをはずせないと、
ずっと 「 つま先立ち 」 しなくてはいけない。
「 できる人 」 の評価が確立すると、
「 すごい人 」 ではなく、
「 当たり前にできる人 」 = 「 便利な人 」
→ 「 がんばっても、報われない。 」 の悪循環。
◆幸せな成功者ほど、ゆるゆるに緩んでいる。
◆ストイックにがんばる人、切れ者といわれる人は、
いったんは上り詰めても、その後、急下降してしまう。
※成長そのものを否定しているのではなく、
「 できる人 」を目指した成長ではなく、
「 ありのままの自分 」でいられる成長
= 「 びっくりするほどの成長 」を遂げるにはどうしたらいいか、の話。
◆「 成績がよくて感じの悪い人 」 より 「 成績が悪くても感じのいい人 」
一生懸命頑張って業績を上げることは 「 外側の成長 」。
一方、自分という人間は15点でも大丈夫と思えるようになることは 「 内側の成長 」。
たとえ業績が15点でも、
卑屈にならず、楽しく、
周囲ともいい感じで仕事をしているのなら、
その人の方が上に立つにふさわしいと言えます。
外側は15点でも、内側は120点なのです。
_______________
自分の嫉妬のからくりは、正にここにあったような気がします。
たまたま頑張って成果を出せた時、
持ち上げられていたのは、成果を出していない人。
= 頑張っている(と思っていた)自分から見ると、
全然頑張っていないように見える人が大切にされている。
頑張れば頑張る程、やってらんない思いが大きくなり
屈折した感情が生まれるようになりました。
実際に、なまけているかどうか、ではなくて、
自分の基準からみて、怠けているようにみえるのに、持ち上げられている人と、
その環境に、憤りを覚えていたと思います。
頑張っている(と思っている)自分だけ、損をしているような気になり、
頑張ることが馬鹿らしくなってきて、
だったらやめればいいのに、それもせず、
ふてくされながら頑張る、といった不気味な具合になっていたと思います。
そんな屈折した日々を送っていたとき、
「 1人だけ馬鹿みたいに頑張っているなら、
逆に周りは迷惑してるんじゃないの? 」
と指摘されたことで、
ひょっとして、独りよがりなことしているのか?と
はじめて振り返りました。
その後、自分の不得意分野の仕事をして
全く成果が出せず、
卑屈になったとき、
指摘されたことを実感することとなりました。
…今まで無意識のうちに、得意気な行動をしてしまっていたのではないか、
それがなんと愚かしかったことか、と。
同時に、すぐ卑屈になってしまう自分に対して、
卑屈にならずにいられる精神力の持ち主の尊さを
思い知ることとなりました。
タグ:心屋仁之助
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