2016年11月26日
キヨズ・キッチン南清貴著「シンプルごはんの思想―からだが歓ぶとっておきレシピ」備忘録#2
シンプルごはんの思想―からだが歓ぶとっておきレシピ
南 清貴 (著)
http://amzn.to/2c5vxL9
「自分の家族や大切な友人に食べさせられないものはお客様にも出さない」
そんなモットーを持つ代々木上原のレストラン、
キヨズ・キッチンオーナーの著書。
自然界のものでないトランス脂肪酸の分子構造が体へもたらすダメージやら、
食の安全に関するあれやこれやから派生して、
整体、オプティマル・ヒューマン・ダイエット、薬の認識の仕方等、
読みやすく書かれています。
以下、印象的だったことの抜粋。
「 カロリー計算は無意味 」
これは納得です。
1日20品目だったかな?
多品目をルールにのっとって摂る食事をしていたとき、
すごい量とカロリーを食べているのにもかかわらず
どんどん痩せていきました。
注意点は、そのうちの1品目でも欠けると、効果がでません。
(痩せないどころか、それが数日続くと逆に太るかもしれません。)
…ただ続きませんでした。
毎日それだけの食材を用意して調理するのが、ものすごく大変でした。
「 薬を使用すると体内の各器官の能力が低下することは知られていますが、
とくに腎臓の機能低下は甚だしいものがあります。 」
今、めったなことで薬や抗生剤を飲まないのは、
昔、医者から処方された薬を飲んで、
余計具合悪くなったり、起き上がれなくなったりしたことが多々あったからですが、
このようなことが体の中で起こっていたと知ると、納得できます。
薬の副作用で歯も変色しましたし
(今はその薬は使用禁止になっているとの事です)
むやみに薬を使うのはこわいです。
「 ダイエットの基本は何かを我慢することでなく、
どのようにして満足感を得るかということ 」
「 ほんとうに必要なものを食事として摂っていないので満足感を得ていない 」
「 腹はいっぱいなのに飢えているというまことに妙な状態 」
「 もし可能であるなら調理器具をステンレスの多重構造鍋に変えるともっと良いでしょう。
−中略−
調理のプロセスをほとんど超弱火で進めるため、
食材が持つ栄養素の損失が最低限になる上、
燃料費の節約も同時にできてしまう。 」
お恥ずかしながら、味噌の酵素が高温で死んでしまうというのを、つい最近知りました。
それが、お味噌汁にお味噌を入れるときに火を止める理由でした。
…そんなことも知らなかったので、
今までお味噌汁を温め直すとき、沸騰させていました。
「 電子レンジによる加熱(マイクロウェーブ・ヒーティング=マイクロ波加熱)で起きる
激しい破壊力に耐える有機細胞は存在しないので、細胞自体が変質してしまいます。 」
食物の薬理効果は、生で食べないと、意味がない、と聞いたことがあります。
確かに全て、生で食べられればいいのですが、
どうしても食べにくいと感じてしまう食物も少なくないので、
どうせ調理するなら、なるべく栄養素を壊さない方法で調理したいものです。
超弱火調理が出来るという
ステンレスの多重構造鍋が欲しくなりました。
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