心身ともに健康を求めて

　ある生徒が体調を崩して病院に行った話をしました。
　毎日、暑い日が続き、水分補給をI LOHASでとり、1日に何本も飲んだそうです。
　天然水に、味がついてる感覚なので、水分補給にたくさん飲んだのだと思います。
　すると、体調を崩し、病院に行って、点滴をうってもらうほどの症状になって、お医者さんに、しばらくは劇物を飲まないように言われたそうです。
　体格もかなり大きくて、がっちりしている高校生です。
　DAKARAが発売されたとき、体にいいからとダイエット目的で、DAKARAばかり飲んでたら、糖尿病になりインシュリン注射することになったという新聞記事を読んだことがあります。

　結構、体にいいと思って飲んでいるものが、実は悪いということがあります。
　オロナミンCもおいしいし、何となく体に良さそうだと思って飲んでます。
　なぜ、オロナミンCは、小瓶のまま売り続けているのか？
　それは、あれ以上飲むと、甘さで気持ち悪くなるから、あのサイズがちょうどいいそうです。
　ヤクルトも体にいいと思って、子どもからお年寄りまで飲んでいます。
　しかし、ヤクルトはあの小さいサイズですから、何本も飲むと、糖分が大変なことになってしまいます。
　ヤクルトの普及とともに、虫歯が増えたという歯医者さんもいます。
　スポーツ飲料もかなりの糖分が含まれています。
　高校生が、あまり甘さのないスポーツ飲料で、罰ゲームをしてました。
　大量の砂糖を入れて、ゲームで負けた子が飲みました。
　すると、おいしい、アクエリアスとかポカリスエットの味になったというのです。
　他の子も飲んでみると、「ほんまや」と言うのです。
　相当な量の砂糖を入れたのに・・・すごい量の糖分が入ってるのだなあと、びっくりしていました。
　トクホ（特定保健用食品）だからと、一生懸命食べたり、飲んだりしている人も多いですが、基本的には体にいいとされている成分を含んでいるかどうかで、1日の摂取量を守るように書いてあります。
　中毒的になることもあります。
　何事もちょうどいい、程（ほど）がいいのですね。