心身ともに健康を求めて

　笑いは、免疫力をupさせます。
　ここで笑わなくては・・・と思って笑うのではなく、心底、おもいっきり笑うことは、体にとっていいことです。
　笑う方は、みんな知ってることかもしれません。
　笑うよりも効果があるのは、泣くことです。
　もしあなたが病気や癌で苦しんでいるとしたら、笑わなくていいのです、泣くのです。
　癌患者のドラマとか本を読んでて思うのは、笑い続けていることが素晴らしいかのように書いています。
　しかし、私からみると、癌になってうれしいのなら笑い続ければいいと思うのですが、悲しかったり、不安、恐怖、心配な思いでいっぱいのはずです。
　痛みも激しいと思います。
　その思いを殺して、我慢して無理をするから癌になるのです。
　一言、つらい、いやだと言ってみて下さい。
　ぜったい楽になりますから、楽になって力が抜けていけばいくほど、病気なんかなくなります。
　子どもの時みたいに、思いっきり大声をあげて泣いてみてください。
　それが一番の特効薬ですから。

　小児癌患者をたくさんみてきました。
　この理論は、うそみたいにあてはまります。
　亡くなった子どもたちは、一度も弱音を吐かずにお医者さんの言う通りにしていました。
　でも、元気になった子たちは、わがままを言ったり、つらいことをぶちまけていたし、もらった薬をゴミ箱に捨てていました。

　私自身も、この１０年、思いっきり泣いたことが数えきれないです。
　自分にできたら、人にもできるのです。
　いつも泣いたらめちゃくちゃ楽になったと言って、帰っていかれたり、電話を切られます。
　もちろん思いっきり笑うことも大事なんですけど、実は泣くことの方がもっと免疫力upなのです。