2016年01月14日
13年前の大阪府高槻市(4)「アクアピア芥川」
b.アクアピア芥川について、くわしい案内をしてるブログがありますよ、
a.「高槻スクランブル」、高槻市在住の筆者による地元ならではのくわしい町案内、
b.この方が昨年撮られた写真を見ると13年前よりさらに充実してるような、
a.この手の無料の施設は、リーマンショック以降、自治体の税収難からつぶれて行くことも多いけど、頼もしいかぎり、
b.人口が多いのも税収の面で有利なんでしょうか、
a.さあ、どうなんでしょうか、高齢者の医療費はその分かさむやろうし、
b.淀川の両岸に広がる高槻(たかつき)市や枚方(ひらかた)市は、戦後の高度経済成長期、全国でもトップクラスの人口急増エリア、
a.歴史がぎっしり折りたたまれてる京都市中心部にくらべて、町が新しいぶんだけ軽(かろ)やかな雰囲気がある、
b.でも、ここ芥川も江戸時代は大きな宿場町では、
a.そりゃ駅前の方や、このあたりは戦前まで、キツネやタヌキのお宿しか無かったんちがうかなあ、
b.そういえば、この博物館にもタヌキの剥製が、
a.ところで、アクアピアのとなりはプールピアとかいう市民プールになってるんやな、
b.大きなウォータースライダーがちらっと見えてますね、市民プールでは大阪府最大のスケールとか、
a.やっぱり都会やなあ、田舎やったら近所の川や海で勝手に泳ぐもんな、
b.さて、博物館内部へ入ってまいりました、
a.外観も素晴らしいけど、この吹き抜けの広々感もなかなか、
b.基本に忠実で生真面目(きまじめ)な印象を受けるけど、解放的な遊びの雰囲気も、
a.このナマズにしても、なんかこう、高度経済成長期の光の部分をながめてるような、
b.闇の部分もあるんすか、
a.もちろんや、「太平洋戦争の終結から13年、日本は戦後の混乱期をへて、高度成長期をむかえようとしていた。そんな表の世界とは別の所 、魔物がひそむ闇世界で、ひとつの伝説が始まろうとしていた。・・・」(79秒より。ちなみに出だしの75秒間は無音です。)
2016年01月11日
13年前の大阪府高槻市(3)「高台のニュータウンを西へ」
b.ここ、どこすか、
a.さあ、さっぱり、
b.そんな、
a.高槻市は枚方(ひらかた)市と並んで、いちばん京都に近いから、大阪府でもいちばん来てるほうやけど、このあたりはさっぱり、ちんぷんかんぷんや、
b.久しぶりに聞いた気がする、ちんぷんかんぷん、
a.このへんは淀川つながりで来てるから、そこから遠ざかるほど、わけ分からん、
b.淀川つながり?
a.嵐山から桂川にそって自転車道を小一時間走ってくと、宇治川と木津川に出会うんやけど、これら三つが合流して淀川が始まる、「そんな淀川の下流はどうなってるんやろう?」って軽い乗りで、下流へ進んでくと橋がぜんぜん見当たらず、けっきょく枚方(ひらかた)大橋まで走ってまうんや、
b.それで自然と淀川両岸の町、枚方市や高槻市を知るようになるんか、
a.そんで(=そうして)、景色の良いスムーズなコースを少しずつ覚えていって、それらつなげてくと、嵐山から枚方(ひらかた)大橋を渡って、日帰りサイクリングが楽しめると、そんなかんじや、
b.じゃあ淀川ぞいのエリアがいちばんくわしいわけや、
a.大阪府にも魅力的な道や場所がたくさんあるはずやけど、けっきょく枚方市や高槻市をすこし走って、それで精一杯やった、
b.無愛想なコンクリの壁にすてきな絵が、
a.たしか、名神高速とちがうかなあ、
b.ところで、高槻市といえば、何年か前に、淀川で変てこな事件というか事故が、
a.ああ、高校生が京都府宇治市から高槻市まで流されて行ったんや、ともかく無事で良かった、
1m四方の救命イカダで宇治川から淀川へ7時間漂流した高校生
「7時間 いのち浮かべる 1平米(いちへいべい=1平方メートル)」
b.そうこうするうち、えらい田舎になってもうた、ここはいったい、
a.名神高速を越えて、丘陵地のニュータウンを西へ進んで、芥川(あくたがわ)って川のほとりにいるようや、
b.田舎とはいっても、一戸建て住宅がじわじわ押し寄せてる、
a.この畑もいつまでもつかなあ、
b.13年後の現在も何とか持ちこたえてますよ、
a.そうか、なんかほっとするなあ、
b.こちら、アクアピア芥川も正式名称を「高槻市立自然博物館」に変えて今もやっとります、
a.「そうかい、そりゃよかった」、
b.だれのマネすか、
a.映画「男はつらいよ」で、よく寅さんが口にするセリフ、YouTubeにないかなあ、
b.「そうかい、そりゃよかった 寅さん」で検索したけど、そのセリフだけの動画はありませんねえ、ただ、さまざま人たちがそのセリフを取り上げてる、いつまでも人気あるんやなあ、
a.「そうかい、そりゃよかった」、
b.この川の上流は京都かなあ、
a.「芥川 高槻市」で検索したら、ウィキペディアに解説が、
ウィキペディアから「芥川についての項目」
b.水源地は京都府亀岡市か、歌枕にもなってるんや、
「大阪は 商売だけじゃ ないんやで」
a.あの輪っかの内側、池になってる、
b.歩く人の姿が映ってる、
a.こっちも池や、
b.「淀川維持区域標」って書いてある、なんのことかなあ、
a.そう思って、検索したら驚いた、京都に川専門のブログをやってる方が居られる、
b.川のブログ、略して「カワブロ」、色んな人が居てはるんやなあ・・・
2016年01月10日
13年前の大阪府高槻市(2)「上宮天満宮から坂の集落へ」
b.「てんじんさん」て書いたある(書いてある)、
a.なんかやさしいなあ、ひらがなは、
b.言い方ひとつで、まったく印象ちゃいますね、
「天満宮 てんじんさんなら 馴染(なじ)めるなあ」
a.これもおもろいなあ、竹で屋根を葺(ふ)いてる、
b.はり紙してありますよ、
a.なるほど、ぜんぶ竹づくしでやってるんか、
b.そういえばニュースで見たことがある、全国的に竹林を手入れする農家が減って、竹の生えすぎが問題になってるとか、
a.竹プロジェクトやな、
b.プロジェクトってなんすか、
a.ある方針のもとに人々の知恵やチカラを集めて、いろんな事業を起こすってことや、つまり、天神さんの森から生えすぎた竹を切り出して、タケノコが収穫できる状態まで竹林を再生して、切り出したその竹を使って、神殿を建てたり、竹炭にしたり、イベントを企画したり、
b.どれもたいへんな作業やなあ、
a.思いつくまでは出来ても、ここまで現実化するのは大変なことや、
b.でも、梅がシンボルマークの天満宮で竹プロジェクトっていうのも、
a.でも、松竹梅(しょうちくばい=寒さに強く縁起の良い樹木ベスト3)っていうのもあるしなあ、梅と竹は親戚筋とも考えられる、
「寒くても しあわせ運ぶ 松竹梅」
b.ところで、本日のルートは、
a.いや特になんも(=何も決まってない)・・・いちおう高槻市の北、山すそあたりをぐるっと回って、最後は阪急電車で嵐山へ輪行、そんなかんじや、
b.ところで、このあたりは何かしっとり落ち着いてますね、
a.町の名前からして古そうやもんなあ、
b.古曽部町、「こそべちょう」でいいんすか、
a.さっそくで悪いが、しっとりと雰囲気ゆたかな、この町の歴史を調べちくり、
b.いきなりすか・・・「高槻市 古曽部町 歴史」で検索と、
ウィキペディアから「古曽部について」
a.なるへそ、平安時代から歌で栄えた集落か、どおりで、
b.しかしなんで、雰囲気あるって感じるんかなあ、パッと見ふつうの坂の町やけど、
a.確かになあ、どこもだいたい同じような町並みやけど、なんでこうハッキリ感じ取れるんやろ、
2016年01月08日
13年前の大阪府高槻市(1)「JR高槻駅前から上宮天満宮へ」
b.2003年12月14日(日)午前9時13分・・・昨年末から昔の写真ばっかりや、新しいの無いんすか、
a.ない、わけじゃない、が、
b.はよ(=早く)言って下さいよ、
a.古い写真もおもろいし(=面白いし)、当時は撮りっぱなしのまんまやし、岡山の田舎にすっこんだ今ごろになって、やっと落ち着いて編集できそうな気がするんや、
b.でもこのカメラ、ホワイトバランス、アホですよ、
a.レンズ自体はええはずなんやけどなあ、「そこが悩みのタネじゃん」、
b.もしかして、そのセリフ、1970年代の名曲「カッコマン・ブギ」、
a.最後にテンポ落とすとこ、いま聴いてもええなあ、
b.しかし、みんな正座してスタジオ凍(こお)りついてる・・・
a.そんじゃあ、2003年も師走をむかえたJR高槻駅の北口からスタート、
b.今じゃ見られないかつての駅前、でもなんでJRなんすか、嵐山に住んでたら最寄りの阪急電車が早いに決まってる、
a.なんか、あんまり近すぎてイヤなんや、
b.変なの、
a.でかいパチンコ店、
b.老舗(しにせ)のこちらも負けてません、しかし派手やなあ、
a.大阪でパチンコといえば、やっぱりこの曲、
b.「きむらく〜ん」、「カンタロチャ〜ン」
a.「パチンコやってくれ」、
b.高槻市は大阪でもいちばん京都寄り、それでも京都とぜんぜんちがうなあ、
a.やっぱり京都は寺の町なんやなあ、
b.バスやトラックも行きかうせまい駅前通りにわざわざ巨大な鳥居をかまえるという発想、
a.派手好きなんや、大阪の人って、
b.そういえば、京都の人は澄ましてるとか、よく言われますね、
a.大阪のアダルトビデオ店じゃ、お客様感謝デーにローションつかみ取りとかやってるもんな、
b.欲望に忠実なんすね、売る側も買う側も、
a.そのストレートな姿、妙にココロを打たれる、
b.駅前通りの鳥居に導かれるまま、上宮(じょうぐう)天満宮へやってまいりました、
a.いきなり静かになった、
b.りっぱな青竹を組んで石灯籠(いしどうろう)を囲んでる、なんか意味あるんかなあ、
a.こっちも竹で縁取り(ふちどり)されてる、
「青竹に ふちどられてる 天満宮」
2016年01月06日
雪の嵐山(3)「2003年12月20日(土) 午前7:24〜8:41」
(A)←地図の地点を表しています
b.隊長、とうとう吹雪(ふぶ)いて来ました、
a.ああ、いよいよ会社からココロが遠のいていく、
(B)
b.これ全部サクラですよね、
a.サクラの季節はここもお花見会場のひとつ、渡月橋を中心にヒトとクルマで埋め尽くされる、せっかく遠方から足を運んでくれたのに、ちょっと気の毒なほど、
「嵐山 花見で来たのに 人見かな」
(C)
b.花見っていえば、雪見ってコトバもあった、
a.雪見だいふく食べたいな、あったかい部屋の窓から雪をながめながら、
b.アマゾンで業務用雪見だいふく、売ってますよ、
a.なんでもあるんやな、
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(D)
b.ここも線路の両脇はサクラですよね、
a.うむ、部分的に八重桜(やえざくら)もあって、ソメイヨシノがぜんぶ散ったあと満開になるから二度美味しい、
b.よしずに新雪、なんか風流やなあ、雪国では日常の光景やろうけど、
(E)
a.「ここのサクラがホンマの西行桜(さいぎょうざくら)や」って、通りすがりのオジサンが教えてくれたことがある、
b.学者さんですか、
a.さあ、誰だったんやろ、サクラの季節にこんな感じでカメラかまえてたら、急に話しかけてきて、ご近所に響くような声で4〜5分くらい、熱心にあれこれ教えてくれたんや、
b.ところで、西行桜ってなんすか、
a.さあ、なんやろ、サクラの品種でもなさそうやし、
b.どうも、能楽の演目みたいっす、YouTubeにもありますよ、有名な曲ちゃいます(=じゃないすか)、
a.ほんまや、
b.しかし、嵐山に30年近く住んで、西行桜(さいぎょうざくら)の「さ」の字も知らんとは・・・
(F)
a.サボりたかったけど、やっぱり心を入れ替えて、まじめに会社へ行くことにしたボク、
b.橋の上は雪が積もってて自転車こわいな、
(G)
a.西京極運動公園、予想どおりの素晴らしさ、いつもの三割増しや、
b.そろそろいかんと遅刻しますよ、
a.わかっとる、あと一枚だけ、
(H)
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スライドショーのBGMは第8シンフォニー第2楽章の中間部分。8番だけ単品で買うより、値段的音質的にもこちらの方がはるかにお得です。一方、アマゾンのダウンロードサービスは、そこが利点なのに、なぜだかこの商品については楽章ごとの購入がほとんどできないのでオススメできません。ブルックナーの長大なシンフォニーでは楽章単位で聴いてもじゅうぶんな満足感が得られるのに、まことに残念な話であります。
他を寄せつけない圧倒的名演の6番と8番。これに次ぐ名演はどっしりかまえた5番の終楽章。4番も悪くないけれど、わりと平均的。7番と9番はクレンペラーファンの自分もオススメできない。ともかく6番と8番は、オーケストラの乱れ、楽曲の一部カット(8番の終楽章)、録音の古さなどマイナス面を考慮した上でも、これ以上の演奏はまず考えられない。それほど絶対的な境地に達している。つまり、聴けば聴くほど彼自身の以前の録音もふくめた他の演奏が表面的で物足りなくなる。
2016年01月04日
雪の嵐山(2)「2003年12月20日(土) 午前7:04〜24」
b.びっくらこんの塩こん部長!
a.だれが塩こん部長や、
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b.12年前の12月20日は何曜日か調べたら、当日午前9時の気圧配置まで分かっちゃいました、
a.どれどれ、こりゃびっくらこん、東北から北海道にかけて低気圧が三個も並んどるではないか、どおりでこうなるはずや、
b.名古屋は12月としては38年ぶりの大雪やそうです、
a.でも、こんな雪の日に屋形船も風流やなあ、ストーブがんがんに焚(た)いて、一流料亭のあつあつ鍋をつつきながらの雪景色、
b.しっかりして下さい塩こん部長、慣れない早起きと寒さで、まぼろしが見えてるんじゃ、
a.ああ、会社行きたないなあ(=行きたくないなあ)、
b.土曜なのに会社あるんすか、
a.零細企業やし、土曜は隔週休みや、
b.サクラに雪の花が咲いてますよ、
a.風流やなあ、めちゃ寒いけど・・・
「嵐山 さくらは雪の 花ざかり」
b.誰かもう歩いてますね、
a.くそ、
b.そんな悔しがらんでも・・・
a.だれも踏んでない、まっさらな雪がええんじゃ、
b.そろそろもどらんと、会社遅れますよ、
a.わかっとる、しかし、最後にここだけちょこっと、
b.もう木は撮(と)らんでも、
a.いや、この上に小さい神社があって、
b.ここは猿山じゃないすか、
a.その横にかわいいお宮さんがあるんや、観光客も素通りするような、
b.ああホンマや、でも漢字がむつかしくて読めましぇん、
a.櫟谷宗像(いちたにむなかた)神社、水の神さまを祭(まつ)ってるそうや、
b.こんな日にボートこぐヒトいるんかなあ、
a.アベックの雪ダルマぐらいや、
b.なんか、吹雪(ふぶ)いてきました、
a.ダイソンやないけど、爆弾低気圧三個分の吸引力や、
b.ダイソン独自のサイクロン・テクノロジーすか、
a.しかし何回見ても、このメーカーの掃除機、引くほど(=気もちが萎(な)えるほど)高いな、クイックルワイパーじゃあかんのか・・・
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2016年01月03日
雪の嵐山(1)「2003年12月20日(土) 午前6:39〜7:04」
b.しかし、こんな早朝によう起きれましたね、いっつもギリギリで会社に飛びこんでた人間が、
a.よう言うてくれるな、このころは何を思ったか、朝6時に起きてランニングの毎日や、予想どおり数ヶ月で挫折するんやけど・・・
b.おかげで三文どころか三両の得!!
a.嵐山に30年近く住んでたけど、これほど降るんはひと冬でも数えるほど、おまけに積もったばかりで、ヒトやクルマの跡もない早朝やし、永久保存版や、
b.とはいっても、阪急嵐山駅へ向かうこの道にはすでに足跡も、
a.1枚目で前方に見えてた中ノ島橋、クルマが通らんから、渡月橋よりこぢんまりしてる、阪急電車を降りた人たちは、この橋を渡って嵐山や嵯峨野へ向かう、
b.この雪で、さすがに常連の釣り人もいませんね、
a.サクラの名所、祇園の八坂公園から移植された八重桜、
b.あの公園のヌシみたいなサクラの親戚筋か、どおりで人間ぽいオーラが、
a.こちらが渡月橋でござる、ああ、なんか急に帰りたなってきた、
b.近隣住民にとっては無くちゃならん生活道路なんすね、
a.そう、この橋がないと生活が成り立たへん、
b.暮らしの一部に渡月橋があるなんて、しあわせな環境すね、
a.ほんまや、
「日々わたる 渡月橋との ええ暮らし」
b.渡月橋の思い出といえば、
a.秋の夜だったか、向こう岸の銭湯へ行った帰り、渡月橋をわたると川面(かわも)に月が映っていて、ほんまに月を渡る橋やった、
「渡月橋(とげつきょう) 川面の月を わたる橋」
b.ところで、いま住んでる岡山とくらべて京都はどうなんすか、天気とか、
a.時雨(しぐれ)が多い、
b.時雨ってなんすか、
a.晴れてたと思ったら急に雲が広がって、しばらく雨が降ったらまた晴れる、向こうに見える北山連峰からやって来る雲にちなんで北山時雨って呼ばれてる、晩秋の古都の風物詩や、
b.風情はあるかもしれないけど、暮らすぶんには厄介(やっかい)すね、
a.虹はたくさん見たけど、自転車乗りには手ごわい強敵や、すぐ晴れたらええけど、けっこうずぶ濡れになるまで降ったり・・・でも、そんな気むつかしい天気も京都らしさのような、
b.っていうと、
a.岡山に比べると風土に屈託(くったく)があるというか、歴史的にも深い蓄積があるし、
b.屈託ってなんすか、
a.「陰(かげ)り」というか、「陰気なムード」っていうか、「ストレートに行かない雰囲気」っていうか、
b.じゃあ岡山のほうが良いんじゃないすか、
a.いや、むしろそういう陰の気が隠し味になって京都をよりステキに見せてる、クラシック音楽の魅力と共通するような陰(かげ)りというか、