2016年01月10日
13年前の大阪府高槻市(2)「上宮天満宮から坂の集落へ」
b.「てんじんさん」て書いたある(書いてある)、
a.なんかやさしいなあ、ひらがなは、
b.言い方ひとつで、まったく印象ちゃいますね、
「天満宮 てんじんさんなら 馴染(なじ)めるなあ」
a.これもおもろいなあ、竹で屋根を葺(ふ)いてる、
b.はり紙してありますよ、
a.なるほど、ぜんぶ竹づくしでやってるんか、
b.そういえばニュースで見たことがある、全国的に竹林を手入れする農家が減って、竹の生えすぎが問題になってるとか、
a.竹プロジェクトやな、
b.プロジェクトってなんすか、
a.ある方針のもとに人々の知恵やチカラを集めて、いろんな事業を起こすってことや、つまり、天神さんの森から生えすぎた竹を切り出して、タケノコが収穫できる状態まで竹林を再生して、切り出したその竹を使って、神殿を建てたり、竹炭にしたり、イベントを企画したり、
b.どれもたいへんな作業やなあ、
a.思いつくまでは出来ても、ここまで現実化するのは大変なことや、
b.でも、梅がシンボルマークの天満宮で竹プロジェクトっていうのも、
a.でも、松竹梅(しょうちくばい=寒さに強く縁起の良い樹木ベスト3)っていうのもあるしなあ、梅と竹は親戚筋とも考えられる、
「寒くても しあわせ運ぶ 松竹梅」
b.ところで、本日のルートは、
a.いや特になんも(=何も決まってない)・・・いちおう高槻市の北、山すそあたりをぐるっと回って、最後は阪急電車で嵐山へ輪行、そんなかんじや、
b.ところで、このあたりは何かしっとり落ち着いてますね、
a.町の名前からして古そうやもんなあ、
b.古曽部町、「こそべちょう」でいいんすか、
a.さっそくで悪いが、しっとりと雰囲気ゆたかな、この町の歴史を調べちくり、
b.いきなりすか・・・「高槻市 古曽部町 歴史」で検索と、
ウィキペディアから「古曽部について」
a.なるへそ、平安時代から歌で栄えた集落か、どおりで、
b.しかしなんで、雰囲気あるって感じるんかなあ、パッと見ふつうの坂の町やけど、
a.確かになあ、どこもだいたい同じような町並みやけど、なんでこうハッキリ感じ取れるんやろ、