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2013年02月15日

ブルックナー、オススメ234!

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NHK-BS「にっぽん縦断こころ旅」オリジナルサウンドトラック

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a.「にっぽん縦断こころ旅」も終わっちまったなあ、再放送やんないかなあ、

b.4月再スタート、まだひと月ちょっとあります、土日版だけでもやってくれたら、見逃しけっこうあるし、

a.しかたないんで、アマゾンからサントラ盤でもダウンロードするか、

b.池田綾子さんの曲じゃないんすね、ぜんぶ平井真美子さんの作、

a.池田さんの声で「こころたび」歌われると、10年連れそって3年まえ他界した愛娘(まなむすめ)を思いだして、勝手にナミダが、

b.そんな悲しい過去あったんすか、まだ小学生ですやん、

a.いや、学校にはやらなかったよ、娘はネコだったからな、



b.ああ、なるほど、で、どうせここから強引にブルックナーすね、もう慣れましたわ、

a.そう言ってくれると話は早い、残るはあと何番じゃ、気を取り直していくぞ、

b.0、1、2、3、4、これだけっす、

a.0、1はよく分からん、学者に聞いてくれ、

b.いきなり投げやりな発言、あと4番ですが、これはいろいろ出てますね、

a.4番だけ「ロマンチック」って名前が付いてて、親しみやすいんでブルックナー入門用に勧める人も多い、父が持ってたワルター盤をこするほど聴いてた中学時代思い出すなあ、静かにざわめく弦楽パートに乗せてつかみのホルンが朗々(ろうろう)と鳴り響くと、そこはもうオーストリアの高原、君もブルックナーとこころ旅に出てみないか・・・えー、で、なんやったっけ、

b.あと2と3が残ってますが、

a.2番はホルストシュタイン、3番はベーム、ともにウィーンフィルで決まりじゃ、

b.例によって古い録音っすね、ワルターのロマンティックが1961年、シュタインの2番が1973年、ベームの3番が1970年か、

a.でも全部ステレオだぞ、モノーラルよりだんぜん聴きやすいぞ、

b.いやそういうことじゃないんすけど、まあいいか、


Bruckner: Sym No 2 / Weber: Euryanthe Overture

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国内盤より1000円も安いこの輸入盤がオススメ。あまり録音も多くないホルスト・シュタインだけど、ウィーン・フィルとはとても相性が良いようで、互いの相乗効果で座標のど真ん中をしっかり射抜いた名演!やはりこのころのウィーフィルは良いよなあ・・・



ブルックナー:交響曲第3番《ワーグナー》

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そういえば、むかしは3番を「ワーグナー」って呼んでたんだ。尊敬するワーグナーにこの楽譜を見せたとかで・・・



ブルックナー : 交響曲第3番ニ短調 「ワーグナー」

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中古盤でよければ信じられない価格で、ベームの3・4が一気にそろう、うーん安すぎてちょっと悲しいくらいじゃ・・・指揮者・オーケストラ共、いちばん光り輝いてたころの名演というべきか、



Bruckner: Symphony No. 4; Wagner : Overtures

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ふんわりしたワルター盤「ロマンティック」も悪くない。特にスケルツォの軽やかなリズム感は9番のそれと並んで、コロンビア交響楽団の薄い響きがプラスに働いた名演。ちょっと他では聴けないような独特の深みある美しさ。



2013年02月14日

ブル7はマタチッチがオススメ!(YOUTUBEのオマケ付き)


b.まぼろしのお茶漬けラーメンあきらめて、今度はチキンラーメンすか、

a.キミんちはどうだ、やはり3分くらい待つのか、

b.お湯かけてフタして三分、当然でしょ、学校で習わなかったんすか、

a.やはりわが家だけか、お湯かけて即、カリカリのまま食っちまうのは、

b.カリカリのまま食べるベビースターラーメンと混同したんすか、

a.そういえば子供のころ、チキンラーメンとよく似た杉の子ラーメンというのがあって、これをカリポリしながらかくれんぼしてた、

b.え、ネギこんなに入れるんすか、ニンニクのにおいもすごいけど、

a.きざんだ青ネギ、どんぶりにどっさり入れてラーメンをのせ、ガーリックをこれでもかとふりかけて準備完了。熱々のお湯を注いだら即食い。塩辛いめんを熱湯でじゃぶじゃぶ洗いながら、カリカリのまま一気に流し込もう、これでインフルエンザも退散なのだ、

b.世の中いろんな人がいるもんすね、

a.というわけで、今回はブルックナーの第7番、おすすめはマタチッチがチェコフィルを振った1967年の演奏。7番はおそらくいちばん人気だろうから、あれこれ名盤があるはずだけど、結局これをずっと聴き続けて浮気する気にならない、


マタチッチのブル7YOUTUBEに全曲アップロードされてます!

b.いいわけだ、いろいろあっても、

a.何が良いんだろう、ちなみに5番や9番も聴いたが今ひとつ、この7番だけが飛び抜けて素晴らしい、

b.クレンペラーじゃないんすね、7番は、

a.他にも朝比奈、アイヒホルン、カラヤンなんか聴いたけど、いまひとつ。まあ結局は各人各様あれこれ恋をして、これなら長く付き合えそうなお気に入りを探すのがいちばんだろうけど、これホント良いっす、

b.何がどう良いんすか、

a.1960年代の録音だけど、ホールの豊かな残響音を見事に生かして響きがとてもいい、

b.でも残響多過ぎだと、音の芯がふやけるような気がするんだけど、

a.そこのバランスが絶妙なんだ、これ以上やるとふわふわしてしまう、その直前で抑えてる所が素晴らしい、ミュンヒンガーがシュトゥットガルト古典フィルハーミニーと入れたシューベルトの第九と共通する、名録音のひとつ、こちらは残念ながら現在廃盤だけど、

b.マタチッチという指揮者は、

a.むかしNHK交響楽団でよく指揮してたけど、ワーグナーが良かったの覚えてる、でも、レコードやCDはほとんど知らないんだ、

b.数々の名指揮者が7番を録音してますが、いまだにこのマタチッチ盤が首位を独走かあ、

a.そこから逆に、マタチッチという指揮者の実力が推測できるんじゃないかな、もちろんオーケストラのチェコフィルもドボルザークだけじゃあまりにもったいない実力派オーケストラだし、これホント良いっす、録音ふくめて・・・最高っす!


どうしてもCDが欲しいという場合は、
アマゾンさんから安くお買い求めいただけます、

ブルックナー:交響曲第7番

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2013年02月12日

ブル8丸暗記(4)「未来は僕らの手の中」

b.濃霧の青木が原から始まったブル8もようやくシメの第4楽章、

a.約20分かかるけど、山や谷がハッキリしていて、あらすじ追って行きやすい、おまけに最後は死ね死ね団に戦って勝利するし、気分もスッキリ

b.まず第一主題は出だしから2分18秒間、戦いの音楽で分かりやすいメロディーだから楽勝で丸暗記、残り二つの主題もそれぞれ混じり合う事なく別個に紹介されるので、理解しやすい、そして、最後の山場が16分30秒からの約3分間、完全勝利の雄叫び、

a.しかし、そこには大きな落とし穴があって、第4楽章は大幅なカットが成されておる、

b.勝手にそんなことしていいんすか、

a.分からん、これはクレンペラー七不思議のひとつといっていい、クレンペラー自身によるものか
、「いや長過ぎるんでレコード会社が圧力をかけて短くしたんじゃ」というヒトも居るほど、真相はいまだ闇のなか、

b.なるほど、それでクレンペラーのブル8は人気ないんすね、

a.だがしかし、それで評価下げられたんじゃ余りにもったいない、だからこそ選挙カーのように、しつこく「ブル8クレンペラー」と日々連呼しとるわけじゃ、「毎度お騒がせして申し訳ありません、有権者のみなさまに最後のお願いにやって参りました、お手を振っていただきまことにアリガトウございます、クレンペラー、ブル6ブル8は絶対的にクレンペラーでございます」、

b.それに全体通して相当おそいっすね、テンポが、これも不人気のひとつでは、

a.それも大きい、他の演奏から入るとこのテンポが辛抱できないはず。事実、70代のクレンペラーはもっと一般的なテンポでやってる、しかし、もともと営業所を立ち上げるほど影響を受けたのは、70代終わりから80代にかけてのクレンペラー、

b.そんなに違うすんすか、

a.もし彼が70代半ばであの世に行ったら、これほどのファンになる事もなかった、それほど激変するんだ、フィルハーモニア管弦楽団(PO)からニューフィルハーモニア管弦楽団(NPO)にかけて、しかもこの時期はちょうどタイミング良くステレオ録音が日進月歩してるので、今でもじゅうぶん鑑賞に耐える音質、

b.どんな風に激変するんすか、

a.まずテンポがそうとう遅くなるけど、このスローテンポによって細部から全体に至るまで驚くほど明確で手応えある響きを手に入れる事ができた、静かな曲であっても弱く流れる事なく、細部から全体まで正確に力強く響く、これは出来そうでできない至難のワザ、

b.じゃあ70代後半から80代半ばまで、わずかその数年間がクレンペラーの旬であると、

a.こんなヒトも珍しいと思うけど、クレンペラーは人生最後の数年間で前人未到の領域に突入した、これは大げさでなく事実としてそう思う、この時期の名演奏は奇跡なんだ、この先だれも成し得ないような境地、

b.じゃあこのブル8も、

a.カット問題がどうこうという以前に、だれも太刀打ちできない境地に達してしまってる、図式にすれば、ブル6ブル8など彼の最晩年の名演奏は、クレンペラー対その他おおぜい、それほどの無敵状態になってる、これを聞き逃す手はない、

b.それで、没後40年経つのに営業所まで立ち上げたわけか、

a.後期高齢期の録音なので、どれもこれも名演って言うことは出来ないけれど、良い物はとてつもなく良いので、若い人々にそのスゴさを知ってもらいたい、


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筆者が中高生のころはブル8だけで4千円くらい。だから今この値段で4〜9がそろうなん信じられない、CDに買い替えたときでもブル8だけで3千円したんだから・・・



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CDより少し割高ですが、楽章単位で購入できます。

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2013年02月11日

ブル8丸暗記(3)「それにしても長いのう、第3楽章」

a.ブル8の第三楽章は全長26分57秒、我が県と対岸香川を結ぶ本四連絡橋のごときスケール、採算とれとるんかなあ、

b.主任はあの千鳥さんと同じ岡山出身なんですね、しかし記事書きながら何ポリポリしてるんすか、さっきから、

a.第三楽章におけるブルックナーのイマジネーションのごとく、やめようと思いながらも、とめど
なく食べ続けてしまう、このビスケットこそ、ホルモンうどんにも負けぬ岡山のソウルフード、梶谷のシガーフライじゃ、

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感想(0件)



戦後まもなく登場した岡山を代表するロングセラービスケット、表面にまぶす塩の量以外に企業秘密はないのか、と思えるほどシンプルな味付け。筆者は血糖値対策もかねて大量のシナモンをシャカシャカまぶして食べることがほとんどじゃ。


b.じゃ今日もここらで終わりということで、

a.これはいかん、また話がそれちまった、第三楽章はとくに長大なので、となりにシガーフライとミルクをおいてと、いかん、シガーフライはここまでじゃ、

b.ポイントを明確にお願いします、

a.出だしから2分48秒までと、4分41秒から5分22秒までの約1分間、この2区間を暗記すれば、あとはたいがいこの中から少し形を変えての出題ばかりじゃ、

b.しかし、この長さがホントに必要なんでしょうか、

a.次の第9は未完で世を去るわけだし、生の側にとどまりたい気持ちが果てしなく曲を長くさすのか、ちなみに未完成になった第9の終楽章はもっと吹っ切れて、第8のように死の手前でぐるぐる循環しないで、「さあそろそろ行くか」と腹くくった感じ、それでもワルター盤は23分あるけど、

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しかし何度もしつこくアップしてるうちに気づいたけど(おそすぎるわ)、このジャケットもう売る気ないのかなあ、このパープルをほんの少し明るくするだけでも大違いなのに・・・ ジャケットに一目惚れして中身も分からず買ってしまうような美しい箱に入れてほしいぞ、そこで一句、「一目惚れ、箱の中身はクレンペラー」、


2013年02月10日

ブル8丸暗記(2) スケルツォは楽勝っすね

b.ジョーオーネーツノーアカイバラー、

a.久々に見たけど、アニメ「あたしんち」、ずいぶん洗練されてオシャレになったなあ、

b.ところで、主任、ブル8の記事書きながら、こんなん聴いてていいんすか、

a.往年の大ヒット曲、EW&F(アース・ウィンド&ファイアー)の「セプテンバー」じゃ、他人(ひと)には絶対言うなよ、



b.「Sing a Song」、これもいいっすね、



a.50〜60代ならファンじゃなくても知ってるはず。若者たちよ、君んちのとうさんかあさん、
もしかしたらじいちゃんばあちゃんに、知ってるかどうか聞いてみよう、うまくいくと昔のレコードやダンスまで見せてもらえるかも、気に入ったらついでにこれも買ってもらおう、

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b.じゃあ、ブル8は一回お休みしてっと、

a.いかんいかん、もともと我々はクレンペラー営業部、今日も地道にいかついドイツ音楽を売り続けるぞ、

b.えーと、ではブル8丸暗記の2回目、今回はスケルツォにあたる第二楽章ということで、主任、お願いします、

a.カニ味噌に当たるのは中間のトリオ部分、ここは前半後半に分かれていて6分50秒から9分30秒までと9分30秒から12分50秒まで。

b.トリオ前半が2分40秒、後半が3分20秒、あわせてちょうど6分間、これなら覚えられそうですね、あとカニの両足部分ですが、

a.両足と言うだけあって左右対称、よって出だし6分50秒を覚えたらもうおしまい、トリオの後
はほぼ忠実に同じことを繰り返すだけじゃからな、

b.なるほど、じゃあ両端のカニ足が6分50秒で、中間部のカニ味噌がジャスト6分。合わせて12分50秒か。やりましたね主任、7分3秒の節約です!

a.おお、世知辛い(生きにくい)世の中じゃのう、しかし多忙な現代人でも、かにみその中間部分だけは端折(はしょ)らずじっくり聴いてほしいもんじゃ、

b.27分ちかい第三楽章にくらべたら6分なんてあっという間ですもんね、

a.それに中身でいえば、この6分間は第三楽章に決して引けを取らない濃い味じゃ、

b.さすがカニ味噌!、これにほぐした足の身をからめてペロリっすね、第二楽章は、

a.まあ良く分からんがそんなもんじゃ、

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2013年02月08日

ブル8マル暗記(1) 第一楽章は青木が原っすか

a.こら、よそ見すな、ちゃんと前向け、これよりクレンペラーのブル8丸暗記を始める、

b.80数分かかるクレンペラーのブル8、丸暗記なんて不可能です、

a.いや、まあそう言わんとやって見ようではないか、おぼえてしまえばこっちのもん、いつでも好きな場所で後期ロマン派の最高傑作が心の中で鳴り渡るんだぞ、世の中にこれ以上のぜいたくがあるだろうか、いやない(反語)、

b.まあそりゃそうですが、そもそもブル8ブル8って朝礼で言わされてますが、いったいど
んな曲なんすか、

a.出だしはいきなり青木が原の樹海、しかもあいにくの深い霧でな、

行ったことないけど、やはり気味悪いなあ

b.もうさっそくアウトじゃないすか、そんなの死ぬしかないすよ、青木が原で濃霧なんて、

a.ここを命辛々(いのちからがら)抜け出して富士のいただきをめざすのじゃ、

b.じゃあ80分後は富士山のてっぺんなんすか、

a.ものの例えじゃあくまで、ではここから、イチ押しのクレンペラー盤で、ブル8丸暗記じゃ、

b.やれやれ、しかし、やはり第一楽章はとっつきにくいなあ、暗重いにもほどがあらあ、

a.たしかに、名曲の割にいまひとつ人気がないのは、この暗すぎる出だしじゃ、しかもそれがスッキリ解決することなく、死の森を18分近くさまよい続けるのだ、

b.そう言えば御自身も、ずいぶん長いこと聴かれてませんね、

a.iMacにCD滑り込ませてと、おお、久々の第一楽章じゃ、クレンペラーのブル6番よりも金管がキンキンしなくて聞きやすいのう、

b.このやっかいな第一楽章、煎じ詰めたらどの辺がいいんすか、

a.そうだなあ、いちばん好きなのは、6分10秒から7分30秒のあたり、死の森をひとしきりさまよって、それなりに覚悟もできて静かな心持ちになってるような、まあしかし、あくまでこれは個人的な感想で、しかも伝わりやすいよう脚色して話してるんで、そのへん差し引いて聴いてね、おい、あれ、寝てんのかこの野郎、

b.すんません、気持ち良くなってうたた寝しちゃいました、昨晩アニメ逆境無頼カイジ破戒録編にまたまたはまって寝不足気味っす、

a.そう言えば、カイジ君たち45(よんごう)組も出だしはある意味、死の森より過酷な地下強制労働施設、

b.わかった、じゃあこのブル8もカイジ君たちと同じように、最後の第4楽章で逆境に打ち勝って、ビールと焼き肉で打ち上げっすね、

a.こんなやつ相手にブル8の道案内すんじゃなかった、師匠クレンペラーに顔合わせでけへんわ、

b.しかし、ぶっちゃけそういうことじゃないすか、

a.まあ、たしかにドイツオーストリアと言えば肉もビールも美味いしなあ、最終的には「未来は僕らの手のなか〜」、

b.で、帝愛の地下強制労働施設のように手ごわい、この第一楽章、他に聞き所といえば?

a.15分20秒から終わりまでの2分半。前半は死ね死ね団がトランペットを吹き鳴らして威嚇する、後半はこんなん勝てるわけないわとがっくりきて終わるんじゃ、暗いやろ、帝愛の地下みたいやろ、一条や大槻、どうしてるかなあ今ごろ、

b.じゃあ全部きいたら17分56秒の第一楽章も煎じ詰めれば、中間の1分20秒にラストの2分半を足して3分50秒か、これなら忙しい現代人でもバッチリ暗記できそうっすね、

a.やれやれ、世知辛い(せちがらい=やりにくい)世の中じゃのう、


Bruckner: Symphonies Nos. 4-9

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部下にはブル6ブル8と連呼させておるが、4番5番あたりもじゅうぶん聴きごたえがある。特に5番の終楽章はヴァントの愛聴盤がある今でも説得力に満ちている。ともかくこれだけ入ってこの値段は信じられない。絶対に買いだ!


ブルックナー:交響曲第8番 ノーヴァク版 他 【HQCD】

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こちらはぜいたく仕様のブル8。中古1枚で6枚入りボックスより高い。ふつうのCDプレイヤーで聴けるし自分が欲しいくらいじゃ。


ブルックナー:交響曲第5番[1989年ライヴ]

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5番はこれがあれば他はいらない。ベルリンフィルといれた方が圧倒的人気だが、これは聴いてないので何とも言えない。ライブ録音ながら音も良く、アンサンブルは乱れないし、直後の拍手やブラボーもない、だからいつもライブであることを忘れて聴いている。5番はついついやり過ぎて力まかせの演奏に成りやすいが、ヴァントは最後までしっかりコントロールをきかせて見事だ。「これほど正確に燃え上がることはない!」、クレンペラーお気に入りのこの言葉がこの演奏にはぴったりあてはまる。どう見てもベルリンフィルよりもうけの少ない北ドイツ放送交響楽団へあなたの尊い一票を。


2013年02月02日

クレンペラー西日本営業所開設

クレンペラー西日本営業所開設

a. さて本日より営業を始めるにあたって、キミッ、

b. えーと「t,s,a」で「ツァ」と、主任、ようやく「モーツァルト」が打てるようになりました、

a. そういうことは、家でやっときたまえ、

b. で、私は何をしたら良いのですか、

a. 今日から君に課せらる最初のノルマは、今年没後40周年を向かえる指揮者クレンペラーのCDを出来るだけたくさん売ることじゃ、

b. 無理です、そもそもこのおじいさんの顔が恐すぎます、みんな引くと思うのですが、

a. バカもん、この方をなんと心得る、クラシック界の大魔神だぞ、

b. ヘアカットしてヒゲも剃られた兵藤会長かと、

兵藤会長


クレンペラー

a. なんや兵藤会長って、うーん、キミとこれから組んでくのは、しんどくなりそうやなあ、辞めるなら今のうちだが、

b. やらせてください黒崎様、ここを首になったらまた帝愛の地下へ逆もどりです、それだけはご勘弁を、

a. だめだ、こりゃ、



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6・8がマジやばいっす、あれ、嫌なはずの若者コトバが伝染っちまった。70〜80代という後期高齢がわざわいしてか、彼のステレオ録音は出来不出来の差が激しい。しかし、その中には永久欠番ともいえる決定的名演が多数ふくまれている。とくにブルックナーの交響曲第8番は最終楽章の大幅なカットがブルックナーファンを激怒させることとなり、実力に見合わぬ不当な扱い。それだけに是非とも周囲の声に惑わされることなく、自分自身の耳で直接判断してほしい。自分としては、6&8番はこれ以上の演奏が不可能なほど、無敵の名演であるとの確信は一度も揺らいだことはないのだ。


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