a. さて本日より営業を始めるにあたって、キミッ、
b. えーと「t,s,a」で「ツァ」と、主任、ようやく「モーツァルト」が打てるようになりました、
a. そういうことは、家でやっときたまえ、
b. で、私は何をしたら良いのですか、
a. 今日から君に課せらる最初のノルマは、今年没後40周年を向かえる指揮者クレンペラーのCDを出来るだけたくさん売ることじゃ、
b. 無理です、そもそもこのおじいさんの顔が恐すぎます、みんな引くと思うのですが、
a. バカもん、この方をなんと心得る、クラシック界の大魔神だぞ、
b. ヘアカットしてヒゲも剃られた兵藤会長かと、
兵藤会長
クレンペラー
a. なんや兵藤会長って、うーん、キミとこれから組んでくのは、しんどくなりそうやなあ、辞めるなら今のうちだが、
b. やらせてください黒崎様、ここを首になったらまた帝愛の地下へ逆もどりです、それだけはご勘弁を、
a. だめだ、こりゃ、
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6・8がマジやばいっす、あれ、嫌なはずの若者コトバが伝染っちまった。70〜80代という後期高齢がわざわいしてか、彼のステレオ録音は出来不出来の差が激しい。しかし、その中には永久欠番ともいえる決定的名演が多数ふくまれている。とくにブルックナーの交響曲第8番は最終楽章の大幅なカットがブルックナーファンを激怒させることとなり、実力に見合わぬ不当な扱い。それだけに是非とも周囲の声に惑わされることなく、自分自身の耳で直接判断してほしい。自分としては、6&8番はこれ以上の演奏が不可能なほど、無敵の名演であるとの確信は一度も揺らいだことはないのだ。
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