なおいさん旅日記

(=^ェ^=)　ファイアーアイランドを飛び立って、あとはロングアイランドを右に見ながらニューヨークへ向け直まっすぐ飛ぶだけや・・・自動操縦にしてチミも早めの夕食にしたまえ、

▽･w･▽　よう平気でメシ食えますねえ、そんな画面見ながら、

(=^ェ^=)　においせんから平気や、いや、しかしこれはちょっとムリかも、

▽･w･▽　ヘドロの中で無数のカエルがうごめいてますよ、

(=^ェ^=)　実写版地獄絵図やな、

▽･w･▽　このカエル、アフリカの外来種やそうで、その強い生命力から、池にいた他の生物をすべて食べ尽くし、あのあとは共食いしながら暮らしていたそうです、

(=^ェ^=)　最後にもう１度だけ君たちに言っておこう、「これは実写版地獄絵図である」と、

▽･w･▽　だれに言うてるんすか、

(=^ェ^=)　バブルも終わりのころ、大橋巨泉がMCをつとめる「ギミ・ア・ブレイク」っていう番組があって、糸井重里氏がリーダーとなり、地元の土建屋・望月建設の協力を得て、徳川埋蔵金発掘プロジェクトっていうの毎週やってて、億単位のカネをつぎ込んで地形が分からなくなるほど掘りまくったんやけど、けっきょく発見できず打ち切りになった・・・いや、ほんとうは見つかっていて、視聴者には知らされんまま、その黄金は闇から闇へと流れて行ったんやもしれん・・・その、お金かからないバージョンっていうか、わくわくすんなあ、池の底から何が出てくるんか、

http://www.tv-tokyo.co.jp/information/smp/2017/01/13/197713.html

▽･w･▽　たしかに、池の水を抜いて掃除するって、実際ほとんど見かけませんね、

(=^ェ^=)　京都の嵯峨野にある広沢の池は毎年、池の水を抜いてそこで育てた鯉を安く販売してて、歳時記みたいになってたけど、

http://kyotocf.com/news-hop/koneta/師走京都の風物詩「広沢池の鯉揚げ」/

▽･w･▽　そんなちゃんとした池は、例外的なようで、日本中のほとんどの池は、何十年も放置されたままやそうです、

(=^ェ^=)　そんな池を底まで全部さらって、うごめく生物をそれぞれのあるべき場所へもどしてやり、きれいな水を注ぎ入れる・・・こんな徹底した気持ちよさは、他じゃ味わえへん、

▽･w･▽　「千と千尋の神隠し」にありましたね、腐れ神と間違われるほど汚れた川の神様が、クスリ湯につかってさっぱりして、砂金を残して飛び去っていくあのシーン、ふと思い出しました、

(=^ェ^=)　テレビ東京さんの番組って、どれもオモロいなあ、

▽･w･▽　大手放送局やったら、きっと「夜の８時にヘドロ池の撮影とは何事や」って怒られて、それきりっすね、

(=^ェ^=)　路線バス乗り継ぎの旅っていうのも、あんなありふれた日常の交通手段があれだけ面白くなるんやもんなあ、

▽･w･▽　ところで、自動操縦で飛んでますけど、いいんすかこのルートで、

(=^ェ^=)　あかん、話しこんでたら、とっくにニューヨーク過ぎてもうた、いったい今どこ飛んでるんや、

▽･w･▽　ニューヨーク市のスタテン・アイランドを通り越して、おとなりのニュージャージー州に入ってますよ、

(=^ェ^=)　ビックリしたなあ、もう、ビックリしたなあ・・・

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