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2024年07月19日

5台の自転車をたった1台に減らすとして…

ここんとこ増車の話ばかりですけど、逆に減らすとしたらどうすか、

1台にしぼるんか、

いろいろ欲張っても切りが無いですし、結局いちばん乗りたい自転車が1台あればそれがイチバン幸せという見方もできるかと、

そうやなあ、断片的に思いつくまま言うと、ドロップハンドルがええねんけど、グラベルロードみたいなフレアしてる(下ハンドルが広がってる)ドロップハンドルはどうも見た目がイヤなんで、フレアしてないカチッとした古典的なドロップハンドルがええなあ、

タイヤはどうすか、

タイヤはグラベルロードくらい太いのがええけど、軽さを犠牲にしても、超寿命でパンク性能がメチャ高いタイヤがええなあ、

パナレーサーのグラベルキングも箱入りになってさらに種類が増えてるみたいですけど、耐パンク性能の高さで言うと、やはりシュワルベのマラソンあたりですか、

メチャ重いけどやっぱりそこに行き着くような気がするなあ、パナレーサーのリブモもええねんけど・・・サイズは700cのホイールに38cくらいがちょうどええなあ、

変速はWレバーですか、

インデックスの無い無段階のWレバーで、フロントは36×22か44×34×22のどっちか、リアは11−32の8速もあればじゅうぶん、

どっちにしてもフロントディレイラーによる2段変速3段変速がミソ(大事な点)で、基本シングルスピード風に走りたいと、

そう、基本的には変速ガチャガチャ変えんとフリーギアのピストバイク風に乗って、ここぞという激坂のぼりだけ小刻(こきざ)みに変速する感じ、

シマノ製とダイアコンペ製がありますけど、

ダイアコンペ製はレバーがゆるんだ時に、すぐ手で増し締め(ましじめ)できるよう金具が付いてるけど、シマノ製はそれが無くて、おまけに締めたり弛めたりの微調整がとてもやりづらいんで、ここは絶対にダイアコンペのWレバー、

(DIA-COMPE/ダイアコンペ) (自転車用グリップシフト)ENE CICLO W レバー

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ブレーキは油圧ディスクですか、

そりゃ油圧がええに決まってるけど、現時点のドロップハンドル用ブレーキレバーはケーブル引きのディスクブレーキが主流なんで、

ペダルはシマノのSPDで、

両面タイプのいちばん安いのでも恐ろしく耐久性が高く満足度も高いから、これ一択(いったく)、

フェンダー(どろよけ)はどうすか、

あればええなあ・・・雨の中でこそディスクブレーキの底力(そこぢから)が最大限感じられるわけやし、

じゃあ結局、古典的なランドナーを少し軽快にしたスポルティーフみたいな感じですか・・・効かないカンチブレーキをディスクブレーキに換えただけみたいな、

なんなら別にカンチでもVブレーキでもええねんけど、

輪行は考えてないんすか、

今のところまったく考えてない・・・けど輪行を想定するならリムブレーキ、やはり太いタイヤにも対応してよく効くVブレーキが簡単便利やなあ、

補助ブレーキレバーはどうすか、

あってもええけど、ハンドルバーバッグは付けたいし、たぶん無いほうがスッキリしてええかも、

古風なホリゾンタルフレームが良いすね、

そうなると、ここのオーダーメイド自転車店のこのモデルそのままか、

ネオクラシックディスクランドナーというカスタム。EBS/STUFF!

ライトはどうすか、

今までの人生でいちばん走ってないのが、雨の日と夜間・・・フルフェンダーで雨の日も快適に走れるように、夜間でも安全快適に走るためには、電源を気にすることなくメチャ明るいライトが常に路面を照らしてくれることが大事になるから、

ハブダイナモですか、

自転車に目覚めて30年、フルフェンダー同様まだ1度も経験してないのがハブダイナモなんで、これを機に初体験してもええような・・・そうしたら素晴らしい夕焼け空を撮影して気がつけば周囲が真っ暗になっても明るいライトで安全に家路につけるし、

荷台とかスタンドはどうすか、

フロントにしっかりした荷台があったら丈夫な帆布(はんぷ)の古風なフロントバッグが付けられるし、これも今までやってないんで憧れるなあ・・・スタンドも付けるとしたらデザイン的にはセンタースタンドがええなあ、できれば片足両足両方できるような、

日進月歩のカーボンモデルはどうすか、

いまや高級自転車の代名詞やもんな、あこがれが無いわけ無いけど、同じ高級自転車なら、自分の体型や乗り方に合わせてフレームビルダーが熟練のワザで仕立て上げた快適軽量な高級クロモリフレームや手組みホイールがあったらそれもそれで極楽(ごくらく)ちゃうかなあ、

ここまでくれば自転車道楽の最終形ですね、フレームだけで30万円前後くらいすか、

けど、なんやなあ、これとは真逆の10万円前後の庶民的価格の完成車もなんかええねんなあ、

ずっとフリーターという低所得者として自転車を楽しんできたからすか、

自転車やカメラを楽しむために、平日でも明るいうちから仕事を切り上げたくてフリーターひと筋でやって来たし、そんな自分がここへ来てオーダーメイドの高級自転車乗ってもなんか違うような気もしたりして、

ゆったりした自由時間さえ日々確保できれば、あとは自転車もカメラもお求めやすい価格帯でじゅうぶんと、

もっと言うと、お求めやすい価格帯、そのなかでギリギリ高級なモノをそろえればじゅうぶん満足というか、

じゃあ最後に、庶民的価格でなおかつ高級感を感じさせる完成車をいくつか選んで終わりますか、

どのメーカーにもそれぞれ魅力的なモデルがあるから、それはそれとしてしっかり尊重(そんちょう)したうえで、現在自分なりに気になってるモデルをいくつか選ぶということで、

まずは、つい先日そのシブい魅力に気づいた1台で、ライトウェイさんのソノマアドベンチャーですが、

ライトウェイさん自身のブランドの自転車が有ったことすら知らなかったんで、自分としてはこんな地味で底光りするモデルをずっと作り続けてきたということにえらく感銘を受けてしまって、



次は、そのライトウェイさんがあつかうブランドGTから1台ということですが、

GTはMTBのトリプルトライアングルばかり強調されるけど、リアが良くしなるこのフレーム、当然グラベルロードに使ってもええわけで、しかもこれをフルカーボンにしたら、その走行性能はどれほど良くなるかということで、かなり値も張るけどこの1台、



3台目は、こちらもぐっと価格が上がりますけど、MTBを発明したフレームビルダー『ジョー・ブリーズ』が作ったグラベルロードのフラッグシップモデル『インバージョン』ということですが、

先日、愛媛県松山市のサイクルショップ系ユーチューバー、カイエンドーの田中氏がこのモデルをマジで高評価してる動画を見てビックリしたんで、このブランドを応援したい自分としてはぜひ最後にこれを挙(あ)げておきたい、

のらりくらりとあまり真剣に褒(ほ)めないタイプの店主ですけど、インバージョンだけはマジで褒めてますね、



フレームセットだけで15〜16万円、完成車になると30万円前後になるんで、お手頃価格とは言えんけど、マウンテンバイクから自転車の素晴らしさを教えてもらい、今では街乗りメインになってる自分としては、MTBを発明したジョー・ブリーズが、今の時代に自信を持って制作した(グラベル)ロードバイクにはとてつもない魅力を感じるわけで、

『inversion』は『逆』とか『反転』とかいう意味ですけど、つまりはマウンテンバイクを発明したジョー・ブリーザーがその逆ともいえるロードバイクを作ったらこんなんなりましたっていう、

カタログにもこんな文言(もんごん)が、

『舗装された道が目の前から無くなった時、そこには新しいライドの楽しみが待っている。Inversionは、マウンテンバイク乗りのためのロードバイクといってもいい。ハイドロフォーミングにより成型されるダブルバテッドクロモリフレームは、高度な技術でフレーム成型後に熱処理されることで剛性と快適性を高次元で両立。』

25歳の若さで京都の山奥に自転車店『サイクルケア』を開業して5年になる小林氏も高評価の一台!

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