ニチレイの『むねから』、めちゃウメ〜〜、
さいきん鶏のから揚げといえば、こればっかりすね、
大手冷凍食品で、鳥の唐揚げといえば、肉を食うより前に、油のほうが先にやってきて、食べ始めてもすぐ飽きたんやけど、この『むねから』は、揚げ油や肉自体の脂(あぶら)も控えめで、似たような製品もほとんど無いから、こんとこ、こればかり・・・飽きが来ないか、ちょっと心配なくらいや、
近年、ちょくちょく見かけるようになった、成人病対策食品のようna
、 カロリーひかえめ、塩分ひかえめ、糖質ひかえめ・・・もっと塩分に関しては、あまり少なすぎると認知症のリスクが高まるとの報告もあるし、まあそこそこ気を付けるていどで、基本はやっぱりカラダを毎日適度に動かすという当たり前のことが、ちゃんとやれてるかどうかってとこやな、
インスタントラーメンも、油で揚げた麺のばあい、1食分でカロリーメイトひと箱分を上回る400キロカロリー以上になりますし、
インスタントラーメンは『塩と油とカロリーの祭典』やもんなあ・・・運動不足でこれ食べ続けるのは、ちょっと危険やな、
そんなインスタントラーメンですけど、近所のスーパーへ行けば、ひとつの通路がこれでびっしり埋まるほど、しかも、次から次へと新製品もあれこれと、
そんなインスタントラーメン激戦区にあって、恐ろしく長い年月を生きのびてきたが、各メーカーにいくつかあって、きっと神の舌を持つ社員さんが、われわれに分からないレベルで、日々改良に改良を重ねて新製品と闘い続けてるんやろなあ…でないと、とうの昔に市場から消えてるはず、
なわけで、先日、初めてといっていいほど正確に、『日清 出前一丁』を作ったところ、生まれて初めてと言っていいほど、美味しくなったんで、じゃあ、他メーカーのロングセラーも気になって、
とりあえず、人気の高い『サッポロ一番 塩ラーメン』と『明星(みょうじょう)チャルメラ』のふたつを試してみた、
結論から言うと、自分の味覚の範囲では、『日清 出前一丁』が、大差をつけて圧勝、
特にどんな点が、
硬すぎず柔らかすぎず、のど越し抜群の麺の食感、スープの風味・うまみ・塩気(しおけ)のバランス、あと付属のゴマラー油を、スープと同時でなく、食べ始め後1分で加えた時に感じる、別々のラーメンを2杯分食べたような劇的な風味の変化などなど、これらが総合的に押し寄せてきて、他の2食を大きく引き離す結果に、
ゴマといえば、『サッポロ1番 塩ラーメン』にも、スープと別にゴマの小袋が付いていましたが、
こちらは、入れても入れなくてもほとんど変わらないレベル…ついでに言うと、『明星チャルメラ』に付属するスパイスの小袋も、出前一丁のごまラー油ほどの劇的変化は無く、
このごまラー油、量にしたらほんの数滴ですけど、そうとうなノウハウが凝縮されてるんでしょうね、
なもんで、前後の味の変化を楽しむ意味でも、最初はごまラー油なしで、シンプルに食してほしい、
つまり、ごまラー油なしでも、じゅうぶん美味しいくらい、完成度が高いと、
というか、無しの場合は、スープより麺のほうに、有りの場合は、麺よりスープのほうが強調されるんで、2度おいしいというか、
ちなみに、塩ラーメンとチャルメラについてはどうすか、
あくまで個人的な感想になるけど、塩ラーメンは塩気がちょっときつく感じたし、チャルメラは、新たに麺に練りこまれたホタテの風味が、スープの風味から浮(うわ)ついて、ちょっと強過ぎるような、
麺については、
どちらも、ほんの少し硬めというか、のど越しイマイチな印象で、出前一丁の絶妙な弾力のある柔らかさ・しなやかさには、一歩およばないような・・・もっとも出前一丁の麺が柔らか過ぎて、あとのふたつがちょうどいい硬さという人がいても、おかしくないし、より強い塩気が好まれる地域では『サッポロ一番 塩ラーメン』の味付けがベストに感じられるはずなんで、これだけは、個人差・地域差が最後まで尾を引くような気がする、
そういえば、チーズのばあいは、海外製と日本製では別モンというか、塩分にしても風味にしても、びっくりするほど違いますしね、
まあ、ともあれ、正確に作るとメチャ美味いインスタントラーメン・・・油分と塩分とカロリーはじゅうぶん補えても、ミネラルやたんぱく質はゼロの世界なんで、あたりまえの話になるけど、やっぱり、バランスの取れた食生活はつねに心がけたいもんやな、