しかし、じっさいのモノが届いたあとに言うのも何ですけど、ドスパラさんとこのゲーミングパソコンに、MSFS2020(マイクロソフトフライトシミュレータ 2020)に特化したモデルが出ていて、その価格がなんと・・・
Microsoft Flight Simulator
推奨ゲーミングPC GALLERIAシリーズ
https://www.dospara.co.jp/5gamepc/cts_ms_flight_simulator
今さら言うてくれるな・・・のどから手が出るほど欲しいけど、買えるわけないやん、そんなん、
予算は20万円以内、出してもぎりぎり20万円まですか、
これでもじゅうぶん高価やけど、10万円台前半とかのモデルになったら、フライトシミュレーター自体、満足に動かせんようになるし…まあ、昔から自分で組んでるベテランさんなら、その予算内でも何とかやりくりできるかもしらんけど、
ちなみに、ゲーミングパソコンで、いちばん売れ筋なんが、いわゆるミドルクラスと呼ばれる10万円台なかばくらいのモデルとか、
ふところに余裕があって、なんぼでも出せる人は、ドスパラさんとこの高価なモデルが正解なんやけど、じっさい専用コントローラーそろえるだけでも、ラダーペダル込みなら、10万近くするし、他にもあれやこれやと出費することを思うとなあ、
で、じっさい、そのミドルクラスを動かしてみてどうすか、
最悪、FPS(frames per second)の値(あたい)が30、つまり秒間30コマもあれば、映画やDVDなみの画質が得られるんで、それで良しとせにゃあならん・・・もともと反射神経で敵を倒すとかいう性質のゲームやないし、とてつもないデータ量をあつかう、ある意味、ゲームの皮を着たとんでもない、いわば地球シミュレーターとでもいう怪物なわけやし、
キヤノンさんのホームページに、FPSについての簡潔で分かりやすい解説が……
『フレームレート(fps)とは?動画別のおすすめ設定を解説』
https://canon.jp/business/trend/what-is-framerate
逆から言うと、激重(げきおも)フライトシミュレーターでも秒間30コマが完全に保証できるパソコンが、ミドルクラスであると、
そうやな、10万円前半くらいの入門クラスになると、動きがかなりカクついてくるし、かといって、ハイエンドモデルはハイエンドモデルで、出費のわりに、それほど劇的にフレームレートが上がるわけでもないし、けっきょく価格と性能のバランスからみて、10万円台後半から20万円台前半くらいが売れ筋になると・・・もっとも、コロナで半導体の流通が停滞したり、マイニングブームで仮想通貨用にグラボが買い占められたり、そんなマイナス要素が無ければ、もっと安く今ごろ15万円前後で売られてるはず・・・タラレバになるけど、
ところで、アメリカ製のフライトシミュレーター専用コントローラーのほうはどうすか、
アメリカ人の本気のモノ作りを見せつけられてるような・・・誰かが商品レビューされてたけど、2年前奇跡的に完全復活を果たして、今年11月11日に40周年を迎えたMSFS2020 の勇姿(ゆうし=勇ましくもりりしい姿)に触発されて、ようやく本気モードの専用コントローラーが誕生したような、
と言いますと、
日本とは比較にならないほど大小の飛行場が点在し、一般人でも気軽に飛行機を飛ばせる国なんで、ゲームコントローラーというオモチャ感が全く無くて、完全に実機に乗って空を飛ぶことが想定されてる、
日本ではありえない話ですが、アメリカ本国では、免許無しで飛ばせるプロペラ機が、200万円くらいで売られてるそうです!
具体的には、どんな感じですか、
ラダーペダルについて言うと、自転車でも使わないようなぶっとくて重い六角レンチが付属していて、これを使って、柔らかいバネに交換できたり、双発ジェット機と単発プロペラ機で、ラダーの形を変えることができたり、両足の開きやペダルの傾きを微調整できたり、カーペット用とフローリング用に2種類のゴムシートが用意されたり、PC用とXbox用の両方で遊べるようになってたり、もっとやりこむ人用には、板にしっかり固定するための釘穴まで、
しかし、せっかくの本格的コントローラーも、すべて機能するわけじゃないと、
そう、これもアメリカらしい大らかさというか、いちばん大事な部分はしっかり作動するけど、ゲームとの設定がうまくいかないで、作動しないボタンもけっこうあって・・・けっきょく、この大げさなコントローラーをメインとして、そのサポート役に、キーボードやXbox用コントローラー、さらにはヘリコプター用に、今まで使い込んでた、ロジクールのフライトスティックまで動員して、さらに大げさなことになってきた、
あと、一般の人々が、このゲームに寄せる熱い思いも、スゴイものがありますよね、
共によくできたフライトシミュレーターやけど、X‐Plane とは比較にならんほど、多くの人々、とりわけ日本勢が、MSFS2020に寄せる熱い思いっていうのは、感動すら覚えるほどで、
しかも、無報酬なわけですよね、
せやねん、それぞれ仕事を持ちながら、余暇の時間をこれに注ぎ込むという、しかもいずれもレベルの高さはハンパないし、ほんまアタマ下がるで、
ということで、さっそく琵琶湖や京都のシーナリーなど、続々とダウンロードしてますけど、琵琶湖のそばには、想像(創造)上の空港まであったりして、
自分も自分で、それらに対して、感謝の印に、何か作りたいような、そんな気持ちにさせてくれる、ゲームというか、もうゲームの枠をはるかに超えたスケールの大きな世界で、正直、これだけのために、高額なあれこれを一式そろえたけど、やっとこれで壮大な世界に乗り込む準備が整ったわけで、後悔はいっさい無くて、あるのは、普通のゲームでは決して味わえない、しっかりした手ごたえと深く静かな楽しさだけやな、
Xboxでもじゅうぶん気軽に楽しめるという、より低めのハードル設定もありがたいですけど、やはりいろんな作者の力作シーナリーがあそべるPC版がお勧めですね、
Xbox版でも無限に遊べるけど、ただでさえ壮大な世界が、一般人の熱い作品で、さらに何倍も広がり深まるPC版が、やっぱりおすすめや、
真のオープンワールドというか、遊ばされてる要素は皆無なんで、自分なりの遊び方を、発見するなり工夫するなりしていくと、これひとつだけで、永遠に遊べそうすね、