さいわい、カートリッジ・インクでなく、インクボトルから吸い上げるインクコンバーターを付けてたんで、何度も何度も、ポンプで水を出し入れしたら、固まってたインクがビックリするほど大量に溶け出して来て、ようやくスッキリと細い線までなめらかに書けるようになった、
しかし、この万年筆、どこか万年筆というには、プラボディで安っぽいような、
たしかに・・・もともとが、ドイツの小学校で、ペン習字の授業に使ってるんがベースになってるとかいうし、どことなくオモチャっぽくて・・・ところが、これが逆にさいわいして、今まであった重々しい万年筆のイメージを吹き飛ばして、若者のあいだで大ヒット、
LAMY(ラミー)のSAFARI(サファリ)って言うんすか、
そもそも万年筆の世界は、欲を出し始めると、果てしなく高額なモデルに行ってまうんで、フリーターの自分には、比較的安価なコレが最適では無いかと・・・毎年いろんな色が出てくる楽しみもあるし、
ちなみに今年は、こんなん出ましたけど、
めずらしく、新色とちがって、復刻版(ふっこくばん)、それもいちばん最初に出た色か、
1980年、サファリはこの2色から始まったんすね、
そう思うとなんか、これもまたレアアイテムとして、そろえたくなるような、
もうあきませんよ、やっとこさ、物欲がおさまってるんすから、
わかっとる、見るだけ見るだけ、
ちなみに、プラスチック製のサファリと同じデザインで、ちょっとだけ質感高めなアルスターというアルミ製モデルもあります!
価格:2,915円 |
ところで、話し変わりますけど、昭和40年代の中学生って、全員、万年筆を学生服の胸ポケットに差してたんすか、
いや、当時のはやりというか、校則とは別のところで、多くの中学生は、学生服とセットで、万年筆と腕時計を親から持たされて、「ああ、この春から中学生か、これで子供時代ともお別れか」と、自覚を新たにするというか・・・
今の中学生は、どうなんすか、
時計はスマホでいけるし、万年筆というコトバ自体、若い世代では死語になってるかも、
昭和40年代といえば、万年筆のテレビCMも、けっこうあったような気がしますが、
国内メーカーでは、パイロット万年筆とセーラー万年筆が2大メーカーやったけど・・・今でも売ってるんかなあ、
売ってるもなにも、こんな素晴らしい動画が・・・
おお、なんということや、今も現役(げんえき)で、しっかりガンバッテはるやんか、
高度経済成長期に比べると、収益も激減してるはずですけど、こうやって、いつまでも文化を守り続ける姿勢が素晴らしいすね、
ほんまや・・・つくづく、モノ作りの基本は、カネもうけやないってことを、自覚させられる動画やなあ、
セリフが聞き取りにくいので、日本語字幕を表示できる機能がとても助かります!
新品価格 |
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