ちょっと一息いれませんか？

あまり、暗いお話はブログに書きたくなかったのですが、

今回、暗いお話をしてしまうことを、お許しください


先日、息子の検診に行ってきました

息子は理由があって、現在半年に一度の間隔で

検診に行っているのですが、

今回の検診のときに、夏に両肘の関節の手術を受けることに

なるかもしれないという話になりました

まだ、はっきりしていないのですが、30日にもう一度、

専門の先生に診てもらってからどうするのかを決めるそうです


どうも肘の関節がうまくかみ合っていなくて、

前ならえをして手のひらを上に向けられないような状態なのです

これが成長すると関節のずれが酷くなって

痛みが出てくるかもしれないので

治療した方がいいかもしれないという話でした


それで凹んでしまい更新が出来ませんでした

すみません


今日は、その息子のことをお話させてください

ずっと前から、皆さんに聞いて欲しくて記事にしようかと

思っていたのですが、暗くなってしまうのが嫌で躊躇していました


でも、今回のことを機に

皆さんに聞いてほしいと思ったので書かせてもらうことにしました

重たく、長いお話になってしまうので、

スルーしてもらっても構いませんので



あっ最初にお話しておきますが

うちの息子、今も悩みはたくさんありますが

元気に過ごしていますから安心してくださいね




息子が生まれて5ヶ月ちょっとくらいの時です

今まで普通に笑ったり、遊んでいたりしていた息子が

笑わなくなったんです。

いつも泣いてばかり、機嫌が悪いのかなと

最初のうちは思っていたのですが、何か様子がおかしいんです

抱っこしているといきなり頭突きをするようなことがあったり、

寝ているときに両手がピクッっと万歳のような格好になったりと

変な行動が続きました


旦那の父が一度病院に見てもらってきたほうがいい

何事もなければ、それでいいのだからと言うことで

ちょうど9年前の1月に病院で診てもらうことになりました


検査をしてもらった結果、

どうも脳波の形が良くないみたいで、

あまり良くない状態みたいでした

ここの病院では詳しく検査することが出来ないので

鳥取県にある米子医大を紹介するので

すぐにみてもらった方が良いとのことでした。


発達障害の可能性も頭に入れておいた方がよいと・・・


とてもショックでした、米子医大へ行くまでの間、

「なんでうちの子だけ・・・」と毎日泣きました

どれだけ泣いたか分かりません

いっぱいいっぱい考えました

本屋に行って自分の子供と同じような症例のことが

書かれている医学書をいっぱい読みました

自分が今、いくら頑張ってそんなことをしても

何も変わらないのは分かっているのですが

何も出来ないのが悔しくて悔しくて

本当に辛くて、それでまた泣いてしまうような毎日でした




でも「なんでうちの子だけ」と考えていたことは

どれだけ馬鹿で愚かなことだったかと言うことを

米子医大に行って考えさせられたんです




米子医大に行って詳しい検査をしてもらうことになり

先生に入院の準備もしていってください、と言われていたので

入院する覚悟で米子医大に行きました。

たくさんの検査をされました、そして

検査の結果、自分の息子は「点頭てんかん」と言う

病気と言うことが分かりました。

もうその時にはたくさんの医学書を読んで調べていたので

多分そうなのであろうと言うことは覚悟していました。


「点頭てんかん」という病気は

1から3秒程度の短い時間に、四肢と頭部が瞬間的に強直する発作が起こり

イスラム教徒の点頭、おじぎするような動作に似ていることから

名づけられたそうです。発症率は1万人に3人くらい、

脳波の波形は乱れていて、この状態では成長を阻害されてしまうとの

ことでした。


「点頭てんかん」についての詳しい話

これからどうやって治療していくのかなど

いろいろな話を聞いて

私と息子と二人の入院生活が始まりました。


このときの私は本当に嫌な人間だったと思います。



ちょっと長くなってきたのでまた

続きはこんど書かさせてください